スピリチュアルの５段階

今回はスピリチュアルな学びにおける、５つの段階について説明します。

今回の話を理解する事で、スピリチュアルな教えの、矛盾に悩む事が減ると思います。

①現実的な段階

「人生は目に見える物だけが、真実だ」

と思い込んでいる段階です。

スピリチュアルなんて、興味ないし、

むしろ苦手で、拒否反応をする人もいます。

世の中で一番多くの人がいる段階だと思います。

この段階の人に、

スピリチュアルの話や、引き寄せの話をしても、

「変な事を言っている怪しい人」

みたいに思われてしまうので、

下手にスピリチュアルな話はしない方がいいです。

②願望実現の段階

元々、目に見えない物を信じない人も、

人生がうまくいかなかったり、

辛い出来事などの、何かのタイミングで、

「潜在意識や引き寄せの法則」に出会い、

「この世界には、見えない力や法則みたいなのがあるんだ！」

と知って、探求を深める段階になります。

願望実現系スピリチュアルは、

エゴが大好きなので、

スピリチュアル分野では、

一番本が売れるジャンルだったりもします。

③本当の自分を知りたい

「引き寄せで願いを叶えたい！」

というエゴ意識から、

徐々に、「本当の自分を知りたい」

という魂レベルの欲求が出てくる段階です。

この段階では、

「魂、運命、宿命、前世」などの、

ちょっと、怪しいワードが気になり始めます。

自己分析や占いにハマったりする人もいると思います。

④覚醒・目覚め

次に「覚醒・目覚め」などの、

キーワードに惹かれ始める段階です。

「なんか知らんけど、「覚醒や目覚め」みたいなのがあって、それを経験すると、もっと凄い自分になれたり、使命に目覚めて、人生楽しくなるんじゃね？」

みたいな心境になると思います。

この辺からは、

「チャクラ、天使、龍、宇宙人」などの

本格的に怪しいワードが出てきます。(笑)

ちなみに、霊能者と人格者は、全く比例しないので、

特別な力がある人を、盲信して信じるのは、かなり危険なので注意を。

別に天使や龍が見えなくても

普通に幸せになれるので、安心してください。笑

⑤悟り・非二元

最後に、「悟りや非二元」と呼ばれる段階です。

悟りと非二元は細かく言うと、

少し違うのですが、

ここでは、ざっくりと、まとめて言うと、

「この世は幻想で、自由意志もないし、個人という主体もない」

「時間は幻想だし、本当は今しかない」

「引き寄せの法則はウソだ。そもそも時間がないから、原因と結果の法則はない。

人々は結果を見て、後付けで、引き寄せがうまくいったとか自分で解釈をしているだけだ。

本当は起きるべき事が、ただ起きているだけだ」

というような感じの世界です。

本当に現実が苦しくて、引き寄せもうまくいかなくて、

最後の最後に、スピリチュアルが好きな人が、

たどり着くのがこの段階だと思っています。

悟りや非二元のメッセージは、

人生が辛い時には、心を楽にしてくれるメリットはありますが、

変な方向に進むと、

無気力になって、現実を蔑ろにした、

ふわふわした、変な人になるので注意が必要です。

まとめ

今回は、サラッと「スピリチュアルの５段階」を説明しました。

最後に大事な注意点として、

どの段階が、「良い・悪い」とか、

レベルが「低い・高い」とかでは無いので、

そこだけ勘違いしないようにして下さいね^^

それぞれが、自分の人生のベストを、今生きていますし、

矛盾しているような、教えを発信している人達も、

嘘をついているとか、悪意があって騙してる訳では無く、

自分なりの真実を、それぞれの段階の、必要な人達に伝えているのです。

ここの理解がズレると、矛盾に苦しんだり

酷い人は、スピリチュアルエゴで、他人を批判したりします。

この辺の話は、長くなくるので、また別の機会に。

それでは、今日はこの辺で^^