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最近の話(〜2022/11/21)

いい加減日本語で文章を書かないとやばいなと思ってぽちぽちとキーボードを叩きはじめました。

・ボスが「仕事でなんか問題があっても謝る必要なんかない。Kentoも”すみません”はやめろ」と断言していたのが印象に残っている。彼は20年来オーストラリアに住んでいる中華系マレーシア人で「自分のなかに中国を感じることはない」と常々言っている。饒舌な割に自分のことをあまり話さない人だけれど、複数のバックグラウンドを抱えて母国と違う場所で根を張るにあたって色々な葛藤があったことは想像に難くない。
・なにか面白くて短い漫画ないかな、と友だちに聞かれたので吟鳥子『きみを死なせないための物語(ストーリア)』をオススメした。僕はこういうクラシカルな少女漫画の絵柄がとても好きだし、SFとラブロマンスの塩梅も絶妙だと思っている。「きみを〜」にはネオテニーと呼ばれる永遠に近い命を持った新人類が出てくるけれど、最近人気の山田鐘人、アベツカサ『葬送のフリーレン』にも長命のエルフが出てくるし、切ない愛の物語と時間というのは相性がいいテーマなのかもしれない。

・オーストラリアはあらゆる食べもののポーションがとても大きくて、一日あたり1.5食くらい食べるとすぐお腹がいっぱいになってしまう。一応食事管理のアプリを使っているけれど似た食べ物がないことも多いし、まじめに登録している(それなりに食事を絞っている)つもりでも体重が全然減らない。年かなあ。メルボルン名物チキンパルマという謎の食べ物があり、チキンカツにハムを載せ、トマトソースを引いてチーズをかけるという超ジャンクフードなのだけれど、わけのわからなさも含めて気に入っています。

・bonobos『Not Love』を毎日リピートしている。歌詞に韓国語が出てきて意味がわからないんだけど、調べなくてもいいかなと思ってそのままにしている。最近はGENIUSとか使えばどんな歌詞もすぐ意味や元ネタが割れてしまうけれど、わかんないのをわかんないなりに聴くのも楽しい。

・最近読んだ本の話をいくつか。井川意高『熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録』はシビアな経営者でありながらギャンブル中毒という複雑なパーソナリティがゴロンと提示されていてよかった。人間というのは複雑ですね。tofubeats『トーフビーツの難聴日記』はコロナ禍の記録として貴重な資料だと感じた。全宅ツイ『クソ物件イヤー』はホラー系エンタメとして読みました。今はレジー『ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち』を読んでいます。

・マツコの知らない世界『80's Japanese POPSの世界』を見た。まぁNight tempoが最高なのはさておき、クラブの音がでかすぎてぶっ潰れてるのがめちゃくちゃいいなと思って声を出して笑ってしまった。どちらかというと落ち着いている小箱に行きたい欲のほうが大きいけれど、やっぱり音量がだいじ。でかければでかいほどいい。

では。

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