受験生当時の僕がセンター試験について感じたこと

今日は全国でセンター試験です.

僕も10年くらい前に受けましたけど,試験当日は完全にモチベーションがなかったです.センター試験の直前に,「入試の意味」や「大学の価値」って何だろうと思っていたら,試験どころじゃくなりました.また,数学や物理等で高校では習わない知識を使って回答すると点数が貰えない謎の仕様もありました(センター試験は選択式だから問題ないですけど,国立の大学試験には解答手順も採点されます).やる気のある人を邪魔をするシステムって変だなと思っていました.

そんな葛藤を抱えたいたら,大学入試は大失敗しました.僕のことを期待していた周りの人には,大変申し訳ないと思いました.もちろん,当時の自分の思っていることは誰にも言えず,結構苦しかったです.ただし,高校生の自分なりに既存の社会システムに対して真剣に考え,時には人生に絶望したこの経験は,その後の人生において大きな財産になりました.

その後も人生いろいろあって,自分が行きたいと思っていた大学とは違いました.だけど,恵まれた人との出会いもあり,今では博士後期課程にまで進んでいます.結局,何が正解なんてわからないです.その時々に,自分が夢中になることに集中するだけです.夢中になるものがなかったら,行動して夢中になるものを見つけるのみです.ただし,受験勉強での努力した経験は裏切らないと思うので,勉強しない言い訳にするのはやめましょう.

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