見出し画像

スタッフ0人から人事を考えている【訪問看護】【訪問介護】【デイサービス】

ごあいさつ

いつもご覧いただきありがとうございます!
株式会社クルージズ・テクノロジーズの牟田です!
弊社は現在、スタッフ30名以下の医療介護業界の方、中でも訪問看護さんに特化して、理念を叶えるためにチーム作りをシンプルな人事評価制度を活用してサポートしておる会社です。

スタッフ0人から人事を考えている

「人事」と聞いて、皆さんはどのような役割を想像するでしょうか?
採用活動を行ったり、給与計算をしたり、評価面談をしたりと、さまざまなイメージがあるかもしれません。
しかし、「人事」の本質は、その字の通り「人をもって事を成すこと」です。ここでの「事」とは、単なる日々の業務ではなく、事業の成功や企業の成長を意味します。つまり、「人事」とは、事業を成功に導くための「採用」「教育」「評価」という三本柱を支える重要な業務なのです

特に中小企業の場合、多くは「人事部」がなく、総務や事務のスタッフがその役割を担っていることが多いです。医療介護業界の方ですと「事務長さん」みたいな方がいて、その方が財務経理や労務といった他の業務もこなしながら、片手間で人事を行うため、採用や教育、評価が十分に行われないことがあります。

結果として、必要な人材が採用できなかったり、採用しても教育が不十分なために早期退職が相次ぐ、といった悪循環が起こりやすくなります。

ここで重要なのは「中小企業だから仕方ない」と諦めないことです。人事の役割は、従業員が数人でも、10人程度でも、しっかりと取り組むべき課題です。たった1人の人事担当者でも、経営者の協力があれば十分に機能し、事業を支える強力な基盤を築くことができます。

とはいえ、経営者の多くは「人事が重要であることは理解している」と感じているでしょう。私も経営者として、日々の売上やキャッシュフローの確保に追われる忙しさを痛感しています。目の前の課題に取り組む中で、人事のように「重要度は高いけれど緊急度は低い」と感じる業務を後回しにしてしまうことも少なくありません。

しかし、本当に人事の緊急度は低いのでしょうか?

「人をもって事を成す」とは、目の前の売上だけでなく、企業の理念やビジョンを実現することでもあります。もし採用や教育、評価がうまく機能しなければ、会社は「こうありたい」という未来像からどんどん遠ざかってしまいます。人事をおろそかにすることで、短期的な成長が損なわれるだけでなく、長期的なビジョンすらも危機に晒されるのです。

では、人事の強化をどのように始めればいいのでしょうか。必ずしも専任の人事担当者をすぐに雇用する必要はありません。まずは「教育」と「評価」から取り組んでみることが現実的な一歩です。しっかりとした教育と公正な評価が行われれば、スタッフのモチベーションが向上し、離職率が下がります。その結果、頻繁な採用活動の必要がなくなり、より良い職場環境が整います。

人事は、事業の未来を支える重要な業務です。「人をもって事を成す」という視点を忘れずに、一歩ずつ取り組んでみてください。それが、会社の成長とスタッフの幸せを実現するための第一歩です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?