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スキャンダルで足元を救われないために必要な「期待値マネジメント」

聖人君子になりすぎると、どっかで足元救われる。

今日言いたかったことは、もうこれで終わってしまった。

けどさすがに20文字ちょっとで終わるのは、ブログどころかツイートとしてもその体をなしてないので、具体例を追記していく。

よく挙げられている例でいうと、ベッキーさんや乙武さんだ。

ベッキーさんや乙武さんは、その好感度の高さを1つの武器としてメディア出演していたが、恋愛系スキャンダル系で責められると、めっぽう弱くなってしまうという面もある。

「あんなに清純、誠実なイメージだったのに、実はそんなことやってたのかー!」

みたいな論調のバッシングだ。

それまでの聖人君子っぷりが際立っていたからこそ、スキャンダルが出たときの反動が大きい。


一方で、この点に関してすごくうまいポジションを取っているなと思うのは、キングコングの西野さんだ。

有名人が失脚するのは、金か恋愛のスキャンダルが原因になることが多いと思ってるんだが、ベッキーさん乙武さん西野さんレベルの人たちになると、政治家などがたまに取り上げられている金銭系のスキャンダルは、さすがにない。

多分、そこには徹底的にディフェンスしているのだと思う。

ただ、恋愛系のスキャンダルは、どれだけ守りを固めようが、完璧にはできない。   

恋愛には相手がつきものだし、というかそもそも、赤の他人が不倫を叩く権利が一体どこにあるのかという議論もあるのだけれど、それは一旦置いておく。

ここで西野さんは、「完全には防ぎきれない」という点を逆手に取って、「全く守らない」というスタンスに入った。  

ブログや記事では、常々「物欲は全くないが、性欲はめちゃくちゃある」「インスタのDM解放してるので、セフレになりたい人は連絡ください」といった発言をしている。

予めここまで「期待値」を下げておけば、万が一恋愛系のスキャンダルが発覚したとしても、「まあ西野さん、普段からそんな発言してたしな」「もともとそういう人だよな」といった反応になるはずだ。

そもそも完璧な人なんてこの世に存在しないので、誰でもやましい過去の1つや2つはあるし、なにかしらの弱点だってある。

そこを必死に隠して聖人君子を演じるのもいいけれど、いずれどこかボロが出てしまう可能性もあるので、中長期的にみるとあまり得策でない感じがする。

だったらもう最初からありのままに近い自分を見せていったほうが、スキャンダルも、そもそもスキャンダルでなくなっていく、かもしれないなあと。

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