見出し画像

TOEIC800点取得後に享受したキャリア上のメリットとTOEIC取得に関して注意すべき点 ~良くも悪くも資格~

今やビジネスパーソンであれば必ずと言っていいほど受験しているであろうTOEICだが、なんとなく会社に言われてとか資格欄に書くことができるからといった理由で受けている人も多いだろう。
この記事では、私自身がTOEICを活用してキャリア上で得たメリットと理解しておくべきポイントをキャリアのステージ別に記載した。

以下のような人にとって読んで参考にしてほしい。
-TOEICに関してよくわかっていない人
-これからTOEICを受験しようとしている人
-グローバルで活躍がしたい人
-TOEICで自分が目指している点数を取ったがどのように活用すべきかわからない人


学生、新卒、第二新卒の場合

私個人としては、TOEIの取得は、学生や社会人の若手にとって最もメリットがあると思う。
当然ながら若手の場合は、職場でのキャリア、実績が少なく、能力にも特に差がついていない、評価しきれていないケースが多いかと思う。そんな折に、TOEICを取っていると、仕事を振ってもらうときに、それだけで海外系の案件を任せてみようとなるものである。
私の場合も、最初の職場では、国内の部署であったが、海外行きたいアピールとTOEICを取得することで、海外出張や海外の取引先を担当させてもらうことができた。海外とのビジネスをしたいという若手にとっては、数字で点数がわかるTOEICはアサインする立場からしてもわかりやすいし、ちゃんと勉強しているんだなと説得力があるので、特に実績に差がない若手の間に高得点を取って海外系の職種にアサインされることをお勧めする。

中堅社員(5年目)以降の場合

出世や昇進にとって取得が必要な場合も多いかと思うが、5年目くらいから実務経験を積んだのちに実際に海外へ駐在するという人もちらほら出てくる。また、転職をするという人も多いだろう。今や3年で平均3割辞めていく中で、転職においてもTOEICは、入力、提出を求められるケースが多い。
但し、中堅社員以降の転職においては、資格というよりも実務の実績が重要であることが多いのも事実であるため、あくまで足切りを避ける意味合いで活用できるものだと考える方が無難であろう。
私の場合は、社内の昇進でも使用したし、(取らなければ昇進できなかった)海外駐在に行く際にも条件として考慮してもらった。

注意しておくべき点

上記にも記載したが、所詮英語の資格であるため、中堅社員以上であればビジネスの経験や実績が大切でTOEICの高得点を持っていたとしても実績がなければ無意味である。
所詮英語の為、業務知識や経験といった土台がなければ、英語を話せる人は、ネイティブや帰国子女等腐るほど世の中に入るので、英語+αはどんなキャリアでも必須である。

また、TOEICの点数が高いからと言ってビジネスレベルで話せるようになるわけではないし、実際海外に行って苦労した部分も多々ある。点数を取ってない人に限ってTOEICを軽視する人もいるが、ビジネス文章を読むスピードやヒアリングの力は確実につくし、英語の土台を作るものとなる。私も苦労をしながら最終的には、海外で英語で提案活動を行い、受注をもらうことができた。

TOEICをとれたからと言ってそれにしがみつくのではなく、何か自分の持っている資産と掛け合わせることが重要である。そのあたりの経験、学びの掛け算に関しては以下の記事にも書いているので是非読んでほしい。

最後に

TOEICを学び、英語の習熟を図ることで、キャリアにとってどのようなメリットが享受できたかというポイントについて共有させていただいた。
TOEICは、ビジネスの要素が強いため、キャリアを中心に書かせてもらったが、勉強を通じて洋画や洋楽を楽しむようにもなったし、何より外国人と直接コミュニケーションをとることで、今までの自分とは違った視点、価値観に触れることができ自分自身のものの見方が変わったと思う。

英語はツールでしかないので、それを活かして人間としての幅や人生を豊かにするといった視点を持つとキャリアという観点だけでなく多くの学び、成長をもたらすものと思う。

私が、TOEICを活かして海外駐在で感じた点は、以下でまとめて記載しているので是非読んでいただきたい。

Twitterでもキャリア、転職、英語等有益情報をつぶやいてますのでフォローいただけますと幸いです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?