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北海道レポート day2 霧の三段活用篇

朝、というか夜中からか。ふと目を覚ました時にタープに雨が当たる音がした。
うーむ、とおもい、一応この先の雨予報を見ておく。
すると、現在地の予報は曇り。いや、雨降っているんですけど。
どういうこと?と思い、雨雲レーダーをチェックするも、たしかに雨雲は全くない。なんで!?と思っていたが、ひとつ思い出したことがあった。
釧路空港にいた時、”霧の街釧路”との表記があったのだ。

これが霧・・!?小雨レベルだけど。。
あとでこの話をゲストハウスですると、釧路ではこの状態は”ジリ”というらしい。”霧→ジリ→霧雨”釧路霧の三段活用らしい。

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朝は3:30すぎに目覚めたので、5時前には歩き始める。今日は国道沿いを阿寒湖温泉まで23km歩く。

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霧というか、ジリだったので、傘をさしつつレインジャケットを着る。滞在中雨の予報がなかったので持ってくるか迷っていたが一応持ってきてよかった。

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まあ時々綺麗な景色はあるが、基本ただのまっすぐな道である。車は早朝のためトラック程度で歩きやすくはあったが、別に面白いわけでもなんでもなく、とにかく進む。

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20km弱進んだ地点で、9時。4時間なので1h/5kmのペースでここまできた。
かなり時間に余裕があったので、雄阿寒岳に登ることにする。
そこそこ足は疲れてきてはいたが、山頂まで片道5.1kmぐらいなので大丈夫だろ、とたかをくくっていたが、やや認識が甘かったことがのちに明らかに。

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阿寒湖。

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登山口近くに太郎湖、二郎湖という湖もあり、水の豊かな印象。

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はじめは緩やかな傾斜。一番下の写真、岩の下に人が入っていけそうなスペースもあった。冒険番組とかをみていると、洞窟探検楽しそうだ、と思っていたが、いざ近づくと冷たい空気が流れてきて、いやでも不安を煽られる。こういうところにいくひとって相当強い気持ちなんでしょうね。

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途中からかなり登りがきつくなってくる。太ももは登る前から結構使っていたので、のぼりがかなりつらい。足がなかなか上がらず、少し登って止まることを繰り返していた。

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景色もまったくない。霧。霧。霧。

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途中もう引き返そうか、暑いし、、、とか思っていたが樹林帯を抜けると気持ち的にスッキリしてきてがんばれる。道も登るにつれ勾配がましになってきた。

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下の写真正面やや右あたりに少し木がないゾーンがあり、それがトレイル。北海道の山は緯度が高いため、すぐに森林限界がくるので景色が変わって面白い。

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山頂からの景色。2:20で登頂。山頂付近は風もそこそこあり、汗ばんだ肌に気持ちが良い。とりあえずプロテインバーを食べるなどして過ごす。

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下には少し霧が晴れ、阿寒湖が見渡せた。

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太郎湖に注ぐ水を取水して飲む。おいしかった!岩の間から水が流れてきていてロケーションも最高。現地で水を飲むと、より自然と一体化できる感じがして嬉しい。

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下山後、4kmちょっとぐらいだったか、進むと阿寒湖温泉街に着いた。

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ぐるっと歩いてみたが、思いっきり昭和の温泉街という感じ。
お土産屋さんが並ぶ光景もいまとなってはレアでは。ただ、まあまあ店も大きく、綺麗で、めちゃくちゃさびれてるというかんじではない。かなりきれいでリッチなホテルがあったり、アイヌ舞踊のシアターがあったり、思っているより観光地なんだということに驚いた。

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バスセンターで日帰り入浴ができたのでいってみた。バスの運転手用の宿泊施設が一般にも解放されていて、温泉もその一つのようだ。
500円だが、このあたりでは最安値。お湯はかなり体が温まるかんじ。冬、寒い勤務から帰ってきたらたまらないだろうなぁ。ただ、ドライヤーもないし、浴槽1つだけあるにしてはやや割高な感じもした。全くお客さん向けでなく、温泉と共に暮らす街を体験できると思うとおもろいけど。

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あー、疲れた・・・
ということでキャンプ場へ。なんと今無料解放中。

タープが狭いし、外が気持ち良いので基本ずっと外で食べていました。
北海道といえば、のセイコーマートでいくつか買い足す。

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食事、歯磨きを終えて19時ぐらいにもうすることがないので寝ようかと準備していた時に、ふと外を見ると、これは夕焼けきれいなのでは!?と焦って阿寒湖へ。

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