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プログラミングスクール RUNTEQ(ランテック)を終えて、Railsエンジニアに転職できました!【完全オンライン化後の修了生第1号っぽい】

こんにちは、たわらです。

20年5月に6ヶ月コースで入会しました。無事に(!)Railsエンジニアとしてオンライン英会話を手がける株式会社ベストティーチャーに転職することができました。11月から働く予定です。やったー!

せっかくなので、実際に通った感想をつらつらと書き残しておきます。あくまで個人の感想なので、話半分で読んでください。

プログラミングスクールに迷っていて、「RUNTEQってどうかしら」と思ってる人の参考になればいいかなと思います。

(いわゆる生存バイアスかつポジショントーク(提灯記事?)になるので用法・用量にはお気をつけください。また情報は20年10月末時点なのも忘れずに)

本記事は、実際に通った感想と、オンライン修了生1号としてオンラインでの友達づくりのコツみたいなもの、の2部構成です。

ちなみにスクール選びで迷っている人向けに、どうしてRUNTEQを選んだのかについて入会時点での記事を書きました。よろしければこちらもどうぞ。

簡単な自己紹介

自己紹介と入会までの経緯はこちらの修了生インタビューに詳しいです。和服はシャレで着たので深い意味はありません。遊び半分です。普段は洋服です。

ざっくり説明すると、男、29歳、無職、パラサイト・シングル、MARCH文系修士卒、3年社会人経験あり、というところです。

実際通ってどうだったの、、、?

すごくよかったです。学習は大変だったですけど、楽しかったです。ここがよかったよ、とざっくりまとめるこんな感じです。

・カリキュラム
・講師
・コミュニティ / 学習環境
・転職支援
・ポートフォリオづくり
・運営の雰囲気
・モチベーションについて

以下それぞれ詳述します。

難しいカリキュラム

ProgateとRailsチュートリアルと現場Railsを一通り終わらせてからRUNTEQに入会しましたが、カリキュラムは難しかったです。こういう機能を追加してください、ヒントはこれです、さあどうぞ、という感じです。

ヒントを見ていけそう、、、?と思って取り組むとエラーが出てしまい、あわわわわ、と何度もなってしまいました。エラーをググって解決策っぽいもを見つけて何とか実装する、という感じでした。わからなくなったら講師に質問するか、それでもわからなければ答えを見る、という感じでした。

僕は一通りがんばってみてダメだったらわりとすぐに答えを見てました。絶対に独力で実装してやる、という意気込みで心がが折れてしまって学習が止まる、よりはいいかなという判断です。もちろん自分ができるとこまでやった後です。

答えを見てしまうと自己嫌悪感を抱いてしまいますが、次に同じような問題にぶつかったときに実装できればよいのでは?という考えがベースにありました。もしかしたらこの考えは甘いのかもしれません。実務との差に打ちのめされるかもしれません、、、がんばります。

工藤新一 的な?講師のひとたち

打ち手がわからなくなっときは基本的に質問フォームで、現状と自分なりの仮説と試行錯誤を伝えてアドバイスをもらいます。講師のレスポンスは早いです。半日も待つことはありません。たぶん。もちろん休日はありますが。

講師は答えを教えてくれません。わお!

ぼく「こういうエラーが出たんですけど、、、」
講師「ここをチェックしてみてください」
ぼく「こうなってました、、、」
講師「ここがこうなっている理由はわかりますか??」

みたいな感じです。別にこれはわざと意地悪をしているわけではなく(当たり前!)、エンジニア的な思考方法をステップバイステップで教えてくれているわけです。  エラーの意味は? 検証ツールは? ログは? コンソールは? binding.pryで変数の中身を見たか? などなど。もちろん語り口は優しいです。

名探偵コナンで蘭が事件に遭遇して犯人を推理する話があります。電話をかけて推理の助言を求める蘭に対して、犯人がわかった新一はそれでも答えを教えない。「推理が当たった喜びを奪いたくない」みたいなことを言う。たしか。

つまりRUNTEQ講師は工藤新一的な導きかたをしてくれます。エラーを自分で解決する喜びを奪いたくない、と。かっこいいですね! (真相は全く違うかもしれませんが)

プロレスのロープみたいなコミュニティ

個人的にRUNTEQに入ってもっともよかったなと思うのは、このコミュニティの存在です。友達ができたことがすごくよかったです。なんだか長い付き合いになる予感がする友達です。年齢も背景もバラバラな人たちと知り合えて本当によかったです。

半年以上学習を続けていくと、心が弱ったりモチベーションが下がったりしてしまうときがあります。そういうときに愚痴を言ったり、先輩の知見を得られたりできるコミュニティの存在は、とてもありがたかったです。

エラーが続出したり、わからないことがわからない状態になったとき、エンジニアに転職できるか不安を抱いたときに、安心して身を預けてグイーンとリングの中心に戻してくれるようなコミュニティだと思います。

いろいろな原因で学習を続けられなくなってしまう人は少なからずいます。そうならないためにも、RUNTEQに入ってコミュニティに溶け込む(冷たい言い方だと 利用する)ことをしないのはもったいないです。コミュニティの雰囲気はRUNTEQのブログを見るといいかもしれません。

このコミュニティを支えてるのは、times という制度とDiscord だと思います。(運営も関係していますが、それは後述)

times文化

timesはSlackで受講生個人が持つチャンネルのことです。エラーや学習したことをつぶやくTwitterみたいなものです。受講生同士でお互いのtimesをのぞきあうのです。ここで実際の様子が見られます。

で、これの何がいいのかというと、いろいろあります。

まず、他の受講生がどんな情報を調べているのかがわかります。わかりやすい記事やためになる情報や面白そうなイベントをシェアしてくれるんですね。自分の目となり耳となってくれます。有益な情報がたくさんもらえるので、自分も機会があれば積極的にシェアしようって気持ちになれます。

愚痴をこぼしてもOKなとこもよいです。このエラーがはまっただとか、今日はサボっちゃったーとかの投稿をしても大丈夫です。むしろ自分だけで溜めないで吐き出すことで、他の受講生や運営から「だいじょうぶ、継続してがんばろう」みたいなアドバイスやらスタンプをもらえたりします。モチベーションの維持になります。

ただ他の受講生と進捗を比較して落ち込んじゃうという可能性もあります。気持ちはとてもわかります。そうなったら「落ち込んじゃってますー」と投稿しましょう。誰かがアドバイスをしてくれます。

投稿にスタンプをもらう、というのは一見ささいなことに思えますが、オフラインで会ったことのない人から、どのような形であれ反応がもらえるということは、なんだかうれしいです。意外にそれだけで、学習して何か投稿しようとモチベの維持につながります。本当です。スタンプ馬鹿にできません。だから自分からスタンプしましょう。

Discord

Discordという音声チャットアプリを利用してます。運営・講師と受講生だけが入れるサーバー(大広間みたいなもの、そしていろんな部屋がある)があります。これも学習を続ける上でめちゃくちゃありがたかったです。

雑談部屋というのがあって、ここで営業時間が運営や講師の人が顔を出してくれています。どんな人が講師なのか、運営なのかなーって気になる方にはもってこいだと思います。

僕は基本的に毎日入ってました。すごくいいいなーと思ってたからです。

日付が変わるまで勉強している人もいるので刺激を受けます。いっしょに自分もがんばろうって思えます。顔出ししてる人もいるので親近感が得られます。

雑談がはじまることもあります。就活している先輩の苦労話や、卒業生が職場でどんな風に働いているかなどのお話を聞くことができます。Timesにはない情報も得られるので、とてもよいなーと思ってました。

いろいろしてくれる転職支援

転職にあたっては運営の就職担当の方に大変お世話になりました。職務履歴書や自己PRの推敲を何度もしてもらいました。文章をブラッシュアップする過程で自己理解が深く進んで、転職の軸を定めることができました。

面談は二種類サポートしてもらえました。いわゆる面談と技術面談?です。自己PRや志望動機について洗いざらい質問してもらえます。頭で考えてることでもいざしゃべるとなると、あれれ?となることもあったのでいい練習になりました。積極的に利用してよかったです。

技術面談対策も講師の方にしてもらえました。ポートフォリオのソースコードを見ながら、どういう実装をしたのか、苦労した点、工夫した点を質問されて、つらつらと答える、という感じです。かなり細かいところまで指摘してもらえるので大変ありがたいです。

運営陣にスタートアップの雰囲気を感じる

このこともまたRUNTEQに入ってすごいよかったな、と思えた点です。ほんとによかった。

RUNTEQはスタートアップへの転職に特化したプログラミングスクールです。で、RUNTEQ自体もスタートアップみたいなところがあります。まだ本格的にはじまって一年くらいしか経っていないですし、今後急成長を目指しています。最近は入学者の数も増えてきているので、実際に成長しててすごい!と思います。

スタートアップで働くってこういうことなんだ、というのを垣間見ることができます。人生ではじめてスタートアップで働いている人と接することができました。貴重な体験だったですね。

どんどん新しい施策を試しては改善し、試しては改善するというサイクルを回しているのがいち受講生として感じることができました。なるほど、スタートアップってこういうノリなんだ、と。菊本さん(校長的なひと / Vimおじさん)がよく言うように、文化祭の準備みたいな雰囲気です。Missionの実現に向けて熱量ある人たちが醸し出す高揚感とその大変な過程を楽しんでいる様子がうかがえます。(うかがえるだけで実際は違うのかもしれないけれど。少なくとも僕はそう感じました)

逆に言えば、百貨店や行政みたいなカッチリしたサービスを期待する方には肌が合わないかもしれません。サービスには改善の余地があるし、実際に改善の途中なので。

モチベーションよりリズムが大事かも

プログラミング転職は長期戦なので、モチベーションがだれてしまうときがあります。

僕はもともと作りたいものがあって入学しました。なので、モチベーションが下がったときは、「自分には作りたいものがあるんだ!」と思い直して机に向かうようにしてました。

ただ、いま思い返してみればモチベーションどうこうより、学習するリズムが整っているか否か、のほうが大事かなとも思います。つまり、決まった時間に椅子に座って決まった時間学習するという習慣です。

小説家のレイモンド・チャンドラーや彼に影響を受けた村上春樹も、長編小説を書くうえで習慣(システム)が大事だと述べています。こちらの記事に詳しく書きましたので興味があれば。

なので、どうやって習慣化するかに焦点を当てればいいかもしれません。僕は、とりあえずTimesに「おはよう、らんてくん」とスクールのマスコットキャラに挨拶をしたりしてました。

2週間に1度、面接を入れることができるので、そこで学習計画を定期的に相談したりするのも役立ちました。

オンラインでの友達づくりのためにやったこと

カリキュラムが完全オンライン化してからのはじめての修了生ということで、せっかくなので、オンラインでの友達づくりで、大切だな、と思ったことを残しておきます。RUNTEQ生のワタルさんが質問してくれたのがきっかけです。彼のTwitterはこちら@wataru_pgm

1 とりあえずDiscordに入る

いつもいる人! と覚えてもらえます。技術力や自走力やカリキュラムの進捗とかはまったく気にしなくてOKです。先輩や卒業生がいて入りにくい、と思うかもしれません。気持ちはわかります。未知の生物には恐怖を抱いてしまいますよね。でも大丈夫です。話さなくてもOKです。ただそこにいることが大事です。懇親会など別の機会で、あ、いつもDiscordにいる人だよね、と話しかけられやすいし、話かけやすくなるはずです。

2 雑談に参加する

雑談に混じってみましょう。コツは質問と相づちです。なるべく簡単なことを質問したらよいと思います。〇〇さんってカリキュラムどの辺りですか? 働きながらカリキュラムやってます? どこに住んでます? とかめちゃ簡単なことで大丈夫です。

相づちも大切です。なるほどっすねーと言いまくりましょう。オンラインでの会話はボディランゲージが使えないので話してる人はオフラインより会話の反応に敏感になってます。聞いてまっせ、と反応しましょう。なるほどっすねー、それって〇〇ってことですか?、という質問につなげられるのも便利です。相づち大切。

雑談の場合、質問はなるべく全員にしたほうがよいかな、と個人的に思ってます。発言量が少人数に偏ると、どうしても会話に入りにくい状況になってしまうので。〇〇さんはどうですか? みたいに話を振るといいかもです。ただ気をつけるのは、このときの質問は超絶めちゃくちゃ簡単な質問がよいです。高度な質問をいきなり振られても回答に困るし、それでその人がますます萎縮してしまったら残念です。なので、超簡単な質問を振って、回答がどうであれ必ず相づちを打ちましょう。なるほどっすねーの出番です。振ったからには孤独にさせてはならないですよね。

3 Timesを更新しまくる

自分のtimesに学習していることや日常で思ったことを、その都度投稿するといいです。学習の振り返りになることはもちろんですが、運営や受講者との自然なつながりを生む機会になります。

運営の人は受講者の学習をサポートしたがっています! だけど受講者がどういうところにつまづいているかはなかなかわかりにくいのです。たぶん。

なので、こういうエラーが出て、こういう記事を見てます、でもできないなー、みたいな投稿をバンバンしましょう。講師がいい感じの記事を投稿してくれるかもしれません。学習のリズムを形成する上でも大事です!

他の受講生にとってもTimesをバンバン更新するといいことがあります。自分がどんな人なのかを知ってもらえる機会になります。ランニングしてきましたー、とかそんな程度のことでも大丈夫です。他の受講生はそれを見て、こういうテーマだったら話しかけられるかも、と思うわけです。自分のTimesに投稿してもらいやすくなるし、懇親会やDiscordでのおしゃべりのときにも役立ちます。いいことだらけなので、投稿しまくりましょう。

4 他の受講生のTimesに入りまくり、スタンプを押す

僕は基本的に受講生全員のTimesに入ってました。先輩のTimesを見れば就活の実際を知ることができるし、後から入学した人のTimesでは学習の振り返りにもなるし新たな気づきもあるので。

で、他の受講生のTimesを見たら、なるべくスタンプを押すといいなと思います。おすすめはイェイイェイスタンプです。汎用性が高いです。

自分のTimesを更新するとわかりますが、スタンプの反応がもらえるとちょっとうれしいです。おっ、とほっこりします。しかもスタンプをくれた人を意外に覚えてしまいます。なので、他の受講生にもスタンプを押してあげましょう。第一印象が少しよくなるはずです。たいした労力にもなりませんし、いろいろスタンプあって楽しいですし。

5 イベントに参加する

勉強会に積極的に参加しましょう。参加したら指名されて発言を強制されるなんてことはないです。できたら質問するといいです。低レベルかもと思っても大丈夫です。質問しやすい雰囲気づくりだと思えばよいのです。運営や講師の人はそういう質問を鼻で笑ったりはしない、ということにあらためて気づくこともできます。

またイベント後のRemoやDiscordでの二次会に参加しましょう。最初は運営の人の近くをうろうろするのがよいと思います。ホスピタリティの高い方たちなので積極的に話しかけてくれると思います。普段は聞けない話などを聞くことができます。それが学習へのモチベーションにつながることが多いので、学習のリズムを作る観点からもイベント参加は大事ですね。

TimesやDiscordでちょっとでも交流があるとRemoやDiscordに参加する心理的ハードルはぐっと下がります。普段からTimesを更新しまくり、Discordに入っておきましょう。

6  テキストコミュニケーションは慎重に

テキストコミュニケーションの場合は感情の強弱が伝わりづらいので誤解ないように気をつけたほうがよいです。しかも誤解を解くのはオフラインより面倒なので、言葉選びは慎重にしたほうがよいです。乱暴な言葉使いや主語の大きさに気をつけたりするのが大事かなと思います。あとはテキストコミュニケーションが上手な人を真似るのがいいですね。

7 相手の話を聞いてから自分のことをしゃべる

自分のことばかりしゃべる人とは会話しにくいので、聞いてますよー、という相槌をまめにうって。相手の話のよいところを見つけてフィードバックするといいかもしれません。

8 アドバイスは愚直に実践する

友達づくりに関係ないようで、とても大事だと思ってることです。

学習面や就活面でもらったアドバイスは素直に一度は実践してみることがよいと思います。一見、それはどうかなー、と思ったとしてもです。コミュニケーションをすれば対応してくれる人なんだ、と示すことができます。たとえそのアドバイスで効果がでなくても、じゃあ次はこういうのはどうかな、とまた別のアドバイスをもらうことができます。

運営陣や他の受講生のアドバイスを聞いて、実践してみましたー、とTimesに投稿してみましょう。雑談や懇親会での話すネタにもなります。

9 わからないことは積極的に質問する

講師に質問することも大切です。講師とのやり取りは記録に残るのでスクールの資産となり、後輩のためになります。

また講師と話しやすい関係を築いておけば懇親会のときにも話しかけやすいです。

最後に これからが本番な気がする

RUNTEQに入って無事転職できて、とてもうれしいです。いえい。

ここまでがんばれたのは、学習を支援してくれた運営と、同じ期間学習を続けてきた受講生と、就活のやり方や現場感を教えてくれた卒業生のおかげです。

これから現場に入って、「なんでぇ、あいつは、箸にも棒にもかからねぇじゃねぇか。てやんでえ、これだからプログラミングスクール卒はいけねぇや」なんて思われないように、なるべく早くキャッチアップして事業の発展に貢献できるエンジニアになろうと思います。

また現場で学んだことがあれば、これまでの先輩方のように、SlackやDiscordでRUNTEQのコミュニティに還元できればと思います。実際にどんな仕事をどんな風にしているか、の解像度が高くなると学習にも意欲的になれたので。

めんどうな古参ぶりはしないので、イベントなどで出くわしたら仲良くしてやってください。

(了)

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