変形性膝関節症に対する運動療法の必要性

関節外傷、抗重力筋萎縮、力学的ストレス
によって
膝関節腔には軟骨の微細破片や細胞内分子が遊離する

自然免疫細胞によって除去される
(DAMPs 障害関連分子パターン、PAMPs 病原関連分子パターン)
タンパク質複合体のインフラソーマを形成し、炎症性サイトカインIL -1β、IL -18を放出し除去する。

しかし関節外傷時、抗重力筋萎縮時には軟骨微細破片や細胞内分子の増加

IL-1β、IL-18だけでなくTNF-α、IL-6、IL-8などの炎症性サイトカインが増加

軟骨の細胞外マトリクス(アグリカン、Ⅱ型コラーゲン)の生成阻害+分解酵素プロテアーゼ(MMP、ADAMTS)が増加

軟骨組織が破壊される

滑膜、軟骨下骨、靭帯にもカスケード状に炎症が及ぶ
→組織のリモデリングを繰り返した結果、退行性変化と並行し、滑膜増生、骨棘形成、関節包の肥厚という増殖性変化を生じる

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