ベストエッセイ2021を、読んだ。

疲労回復にはエッセイが良い。などと「知ったフリ」で吹聴していたら、その通りとなった。肉体も精神も妙に緊張を強いられた数日、届いたばかりの最新刊を夢中になって読み耽った。

ベスト・エッセイ2021

エッセイとは、特定の文学的形式を持たず、書き手の随想（思ったこと・感じたこと・考えたこと）を思うがままに書き記した文章のことである。 「随想録」ともいう。 ... エッセイが書かれた（エッセイのジャンルに区分される）書籍は、「エッセイ本」と呼ばれることも多い。

本著には約80名の書き手のエッセイが収められている。上述の通りに、彼らが思ったこと・感じたこと・考えたことが思うがままに綴られており、それは自分が見たこともない新しい景色を、目の前に浮かび上がらせてくれる。

凝り固まった自分の考え方を、ときにはユーモラスに。ときにはシリアスに。ときには心温まるように、優しく解してくれる。なるほど、確かに疲労回復にはエッセイがよろしいのかもしれない。

（お目汚しで恐縮ながら過去の書評も貼り付けます、ご笑覧ください）

ベストエッセイは、これで2011〜2021まで11冊全て読み終えた。少し元気になった気がする。お疲れ様でした。