Duolingoの千本ノックを浴びて英文法の重要性を知る~200日経過後の雑感
英語学習アプリ「Duolingo」を始めて200日が経過しました。
100日経過した際に「3年使っても英語を自在に話せるようにはならない」と書きましたが、もしかしたらそれは間違っていたかもしれないと最近思うようになりました。
▽前回書いた記事がこちら。
千本ノックを感じる反復練習
Duolingoのスタイルは、言うなれば「千本ノック」そのものです。
決して難しくないフレーズでありながら、落としてはいけない必須の要素を詰め込み、ひたすら反復練習で体に染み込ませていく方法。
やればやるだけ感じるのは、英語は基本的な文法をどれだけ身に付けられているかが大事な世界だということ。
基本文型や語順はもちろん、単数形と複数形の違い、主格・所有格・目的格、現在・過去・未来の時制、冠詞の有無や使い方、前置詞の選択、可算名詞と不可算名詞の使い分け等々。
頭でいくら分かっていると思っても、実際の問いになると簡単に間違ってしまうのは、本当に身についていない証拠です。
ネイティブの人は、きっと意識することすらなくそれらを自然に使い分けている。たとえば「おばあちゃんを訪ねた方がいいよ」みたいな単純なことを英語で言う場合。
日本語で考えると "your" を落としがち。"grandma" ではなく、"your grandma" なのは英語ならではだと思います。日本語では主語が省略されることが多く、2人で話しているときにわざわざ「君は」とは言わないでしょう。
中学レベルの英語と舐めてかかっていると簡単に振り落とされてしまう。
基本的で決して難しくはないものの、実践では簡単に間違えてしまう問題が延々と、そして何度も何度も繰り返し出てくる。言い回しを少しだけ変えた問題も出てくる。前回は合っていたのに今回は間違えるなんてこともよくある。
中学英語を極めることは、英文法の基礎を固めることでもあり、それを身体に染み込ませるのにDuolingoはよい教材といえるのではないかと思えるようになってきた。
現在完了や関係代名詞も出てくるようになって、だんだん本格化してきた印象です。
付加疑問文多いよね
Duolingoを使っていて思うのは、付加疑問文を使った出題の多さ。出題の半分以上は付加疑問文ではないだろうかと思うくらい多い。
日常の英会話で付加疑問文はどのくらい使われているのだろう。日本語と同じ感覚で使うと考えていてよいのかな。そういえば書いていて思いましたが、付加疑問文の答え方に関する出題はないですね。
疑問形の部分ではなく主文に対して肯定ならYes, 反対ならNoというあたりは日本語と感覚が異なるので気を付ける必要がある。実際に会話で使われたら混乱しそう。
ランキングについて
最初のうちはランキング制度が面白く、毎日続けるモチベーションとなっていましたが、朝晩の起動が習慣化してきた今はランクに一喜一憂しなくなってきました。きっかけとしては、最上位のダイヤモンドリーグから黒曜石リーグに降格したことが大きいです。
同じレベルのリーグにいても、同じグループにいる30人のメンバーのXP獲得の勢いは毎回全く異なっており、いつもと同じような利用方法で同程度のXPを獲得しても、上位になったり下位になったりということがあります。
僕はだいたい週に3000XP獲得を目安にしていますが、ある週は猛者ばかりいるリーグに入ってしまい、4000XPでも降格圏というレベルだったので、最上位リーグにしがみつくことはあきらめました。
英語の取り組み方へのアプローチはたくさんあって、このDuolingoだけで英語が話せるようになるかというと正直それはないと思うものの、基本を押さえることについては意味があると思えます。
僕はこのDuolingoの他に、発音矯正アプリ「ELSA Speak」を並行して取り組んでいます。
▽ELSA Speakについて書いた記事はこちら。よろしければどうぞ。
いつかDuolingoを卒業する日が来るかもしれませんが、その時はもう少し先になりそうです。引き続きゆるくやっていきます。
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