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自分との勝負にフォーカスする #444

おはようございます。
シャワーラン(雨の中のランニング)で、透け乳首はモロ乳首よりイヤラしいことに気づいた森下です。
誰か論文で証明してください。

「最大のライバルは自分」というような言葉があります。
勝ったとしても、自分の思った通りのパフォーマンスができなければ嬉しくないし、納得がいかない。

そう考えると相手に勝つことよりも、自分に勝つことの方が大事で、そこにフォーカスすべきなのではないかというようなお話しです。

透け乳首の件からの急ハンドルですが、今日も頑張っていきましょう。

<他人との勝負の前に自分との勝負>

僕はチビの頃から水泳をやってきて大学を卒業するまでほぼ毎日のように塩素に使ってきました。

大学卒業してからは少し間があきましたが、今は泳いだり走ったり、(たまに)自転車漕いだりしています。

基本的にはずっと個人スポーツで(正確にいうと幼稚園の時にサッカーやってた)、あまりチームスポーツには携わってきていません。

個人競技の好きなところは、よくも悪くも結果が全て自分の責任であるということ。

タイムが遅かったら、自分のパフォーマンスが悪かったというだけなので、そこをひたすら改善していくのみなのです。

チームスポーツだと、チームメイトのせいにもできるし審判のせいにもできる。(人のせいにすると成長に繋がらないのでよくないよ!)

単純に協調性がなかっただけなのかもしれませんが、僕は個人スポーツが好き。

習慣化しているランニングも、最悪シューズさえあれば走り出せます。時間も自由だし一人でもできる。

そういう一人で自由に、やれるのが比較的好きなのかもしれません。

と、前置きはこのくらいにしておいて…

競泳の場合は、コース(レーン)も決まっていて、タイムでの勝負です。
なので相手と勝負なわけですが、あまり相手によってタイムがどうこう変わるものではありません。

レース展開の駆け引きなんかも基本的にはなく(1,500mとかはあんのかな?)自分の持っているものを、通常通りに発揮できるかの勝負になってくるわけですね。

なので、相手がだれであろうと、速かろうが遅かろうが、自分のやるべきことは変わらず、全力で泳ぐということだけでした。

相手に勝てるかどうかというのはさておき、まずは自分自身のパフォーマンスをいかに発揮できるのか。

発揮できたか、できなかったかによって、勝ち負けが変わってくるって感じです。

僕の場合は、周りを意識しすぎて自爆してしまうタイプでしたが…

周りとの勝負の前に自分との勝負に勝たなければということですね。

<自分の目標をいかに達成するか>

当時の僕は、周りを意識しすぎてパフォーマンスの波が激しかったように思います。

周りを意識して、自分より速い選手がいると「やばい勝てないかも」と自信をなくしたりプレッシャーを感じたりしていました。

結果(勝敗)を意識するあまり、周りばっかり気にして勝手にプレッシャーを感じて緊張していたわけです。

周りに勝ちたい思いが強すぎて、自分に負けるみたいな本末転倒な形になっていました。

そうならないためには、やはり自分の目標、課題に集中すること。(#昔の自分に言ってやりたい)

順位やメダルを目標にしてしまうと、いやでも相手が関わってくるので意識してしまいます。

自分より速い人がいなければ優勝できるかもしれませんが、そうでなければ優勝するのは難しい。

相手によって目標の達成度合いが変わってきてしまいます。

そうではなくて、自分自身のタイムだとか、レース展開をどうするかとかそういった自分に向けた目標を作ると、相手は関係なく自分自身に意識が向くようになります。

そうすれば、どんなに速い相手がいても、ここ1番がかかった試合でも周りに影響を受けプレッシャーを感じることなく自分の世界に入れるようになります。

自分に意識を向けた目標を達成した結果、順位やメダルと言った成績がボーナス的についてくるという感じですね。

<結果目標よりプロセスパフォーマンス目標>

勝敗やメダルの色などを目標におくことを結果目標をいいます。
「オリンピックに出る」
「全国制覇」
「次の試合で絶対に勝つ」
こうのような目標は結果目標ということです。

その結果目標を達成するためにじゃあ「どうしたら良いのか」という目標をプロセス目標と言います。
「オリンピックに出る」ためには「○○秒で泳げるようにする」
「全国制覇」するためには「フィジカル面を鍛える」
「次の試合で絶対に勝つ」ためには「本番を想定した練習を行う」
例ですけど、こんな感じです。

ちなみにタイムとかスキルアップを目標にしていくことはパフォーマンス目標といいます。

結果目標に対してどうプロセスを持つのか、どうパフォーマンスを高めていくのかという感じで捉えてください。

結果を目指すことはもちろん大切です。特にスポーツの場合は勝ちを目指して行うから面白いわけなので。

ただ、結果だけに意識が向いてしまうと、余計なプレッシャーや緊張を作り出しパフォーマンスが低下する可能性があります。(他にもいろんなデメリットが…)

そうならないためにも結果ではなく、自分自身の目標、つまり結果に向かうまでの準備やプラン、プロセスというところに目標をおいていくと良いです。

以前の僕は、勝ち負け(速い遅い)で良し悪しを判断していました。
早ければ偉いし、遅ければダメ。

なんでこの人こんなに遅いのに、水泳やってんだろうと本気で思ったりもしていました(#クソ野郎だなこいつ)

なので、自分が負けるとかタイムが遅いとかっていうのはなんとしてでも避けたいという気持ちが強く、それが結果ばかりにフォーカスしてしまう原因だったと今では思います。

ですが、トライアスロンを始めたり、マラソンをやってみたりする中で、自分より速い人はたくさんいます。

レースに出ても、もちろん僕より速い人はたくさんいるので、勝ち負けなんてのはもはや関係ない次元です。

そのおかげもあって、自分の目標タイムとか、レース運びだとかそう言ったところに目標を持って課題を見つけられるようになりました。

そして何より、少しずつ早くなったり、できるようになったりする楽しさを覚えていきました。

競技レベルは置いておいて、スポーツを続けられている人は自分との勝負を楽しめている人だと思います。

周りとの勝負でしか楽しめない人は、勝てなくなったりパフォーマンスが上がらなくなると楽しくなくなるのでバーンアウトしやすいです。

「楽しむ」ということが何より実力発揮に繋がります。
周りとの勝負より、まずは自分との勝負を目指していく。
そういう楽しみ方ができるようになれば、良いパフォーマンスも自然と発揮できるようになっていきます。

<まとめ>

①結果(勝敗)を意識すると周りばかり気になってプレッシャーを感じ緊張する。

②周りを意識するのではなく、自分の目標や課題に意識を向けること。
自分に意識を向けた目標を達成した結果、順位やメダルと言った成績がボーナス的についてくる。

③結果目標に対してどうプロセスを持つのか、どうパフォーマンスを高めていくのかを考えることが大切。

④「楽しむ」ということが何より実力発揮に繋がる。周りとの勝負より、まずは自分との勝負を目指していく。

自分自身と勝負をするために淡々と日々のトレーニングを積み重ねていく。
結果ばかりを目指してしまうと、今回のコロナみたいなことが起きて大会がなくなった時に一気にモチベーションが下がってしまうことになりかねません。

そう言った意味でもまずは己との勝負です!

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株式会社メンタリスタマネージャー
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森下健(もりしたけん)
1986/10/31 埼玉県三郷市出身。
学生時代は水泳に没頭。専門種目はバタフライ。現在はトライアスロンにハマっている。青春真っ只中。
奥様と息子(3歳)の3人家族。横浜在住。
家族、仕事、趣味についてとりとめなくつらつら書きたいと思います。


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