スポーツは所詮遊び #481
おはようございます。
バッタを探すのが得意な森下こと「虫取り少年」です。
楽しまなければスポーツじゃない、でも勝ちにこだわるからこそ楽しくなる。
レベルアップするためにはしんどい練習も乗り越えて行かなきゃいけない。
今日はそんな「楽しむ」ことと、「結果」を求めることについてです。
ではどうぞ。
<楽しくなければスポーツじゃない>
スポーツって厳しいトレーニングで追い込んだり、苦しい場面で踏ん張って勝利を手にするみたいなイメージがありますよね。
巨人の星やアタックNo.1みたいなスポ根みたいな指導をしているチームも少なくありません。(#涙が出ちゃう)
たいていなにかスポーツを始める時って「楽しそうだから」という理由で始める人が多いと思います。
「つまんなそう」「しょうがないから」とかで始める人は滅多にいないですよね。
ちなみに僕が水泳始めたキッカケは兄が先にスイミング行ってて楽しそうだったから、です。
人のやってることって楽しそうに見えるんですよね。
そんなこんなで最初はみんな「楽しそう」とか「僕もやってみたい」とかそんな気持ちでスタートします。
最初は勝ち負けとかあまり関係なく、エンジョイの要素が強いと思います。
子どもの頃は、休み時間はチャイムとほぼ同時に校庭にダッシュしてサッカーをやったり、体育の時間割がある時なんかはその時間が待ち遠しくてそのことばかり考えてたり。
そもそもスポーツの語源はラテン語で「deportare」で気晴らしとか楽しむとか遊ぶという意味からきています。
スポーツは見るのもやるのも楽しい。これがスポーツの原点です。
<楽しむことを忘れてませんか>
最初は、楽しくて、エンジョイしたくて始めたスポーツ。
大きくなるに連れて、少しづつルールを覚えてきて競技性が出てきます。
今までは、ただワイワイしたり、ボールを蹴ったり、泳いだりといったそれ自体することを楽しんでいましたが、次第に勝負をする楽しみというものを覚えてきます。
勝てば嬉しいし、負ければ悔しい。この頃から子どもたちはそれぞれの能力に差があるんだということを学んでいきます。
ちょっと能力に自信のある子たちは、さらに専門性のあるトレーニングをしていきます。
僕も小学校1年性あたりから選手クラスになって週5回練習してました。この頃から「自分は水泳選手なんだ」というアイデンティティが生まれてきて、友達と遊びたい気持ちを抑えて練習をしていました。
この時になると、ワイワイ、エンジョイする感じはどこかにいきます。競技性を重視して次第に勝負にこだわるようになってきます。勝つために練習する、そのためにはしんどい練習もこなさないといけない。
指導者も、選手をもっと勝たせたい、うまくさせたいという気持ちも相まって(中には自分が評価されたいというク◯な指導者もいるけど)、練習もハードになってきます。
そうしていく内に、勝敗だけに意識がいくようになり、不安やプレッシャーを背負い、純粋にプレーする楽しさを感じられなくなってしまいます。
負けてしまったり、能力がないと思われてしまったら、自分のアイデンティティが崩壊する、チームに必要とされなくなる、周りからダメな目でみられると思い込んでしまうようになってしまいます。
そんな状態ではスポーツを楽しむことは出来ませんよね。
<楽しいということ>
「楽しむ」ということは「ふざける」とか「ヘラヘラする」とかそういうとではありません。
出来ることをただやっていても楽しくはありません。
何かに挑戦して、自分の努力によってそれが達成出来た、もしくは達成するプロセスで成長したと感じれることが楽しいんです。
スポーツは楽しむものです。ですがその楽しさを履き違えてしまうと単なる言い訳になってしまうこともあります。
勝負に負けてしまったとしても楽しかったからよかったとか、勝負する前から楽しくやれればOKみたいな雰囲気になっていませんでしょうか。
スポーツは本気で取り組むからこそ楽しいし、勝ちに拘って挑戦するから楽しいし、練習で鍛えた成果を試合で思い切りぶつけ合うことが楽しいわけです。
試合をすることを「Play the game」といったりしますよね。
言葉通りゲームなんですよね。そして試合に出ている人のことをプレーヤーと言ったりします。
子どもの頃、ストⅡとかマリオカートとかで負けたりしたらめちゃめちゃ悔しくなかったですか?
だから次に友達と遊ぶまでに、一人で負けないように特訓とかしてませんでした?
スポーツも根本はそれとおんなじです。負けたくない、勝ちたいからトレーニングを頑張って強く(うまく)なろうとします。
だから試合本番では、勝負のプレッシャーや緊張感、勝つか負けるかの駆け引きなんかが楽しく感じられるようになるんですよね。
とにかく…
何が言いたいかというと、スポーツは本気で取り組むからこそ楽しいということです。本気で勝ちたいと思えるからこそ楽しい。
楽しいを履き違えてしまうと、楽な方へ流されてしまいやらされてる状態になり、結局楽しくなくなってしまいます。
何事も楽しくなければ続かないですよね。
スポーツは所詮は遊びです。今みたいなコロナの状況では遊びなので後回しにされてしまいます。
でも遊びを真剣に取り組むからこそ、そこで学ぶものや得るものがあります。最高の遊びというわけです。
<まとめ>
①最初はエンジョイで始めたスポーツも、次第に勝敗にこだわるようになってくる。
②勝敗が全てになってしまうと、スポーツそのもの自体を純粋に楽しめなくなってしまう可能性がある。
③真剣に取り組むからこそ楽しいと感じる。楽しいを履き違えてしまうと、楽な方へ流されてしまいやらされてる状態になり、結局楽しくなくなってしまう。
最後、あまりうまくまとまらずにぐちゃぐちゃした感じになりましたが、何が言いたかったかというと、本気でやって本気で楽しもうぜ!ということです。
うん、そういうことだ。
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森下健(もりしたけん)
1986/10/31 埼玉県三郷市出身。
学生時代は水泳に没頭。専門種目はバタフライ。現在はトライアスロンにハマっている。青春真っ只中。
奥様と息子(3歳)の3人家族。横浜在住。
家族、仕事、趣味についてとりとめなくつらつら書きたいと思います。
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