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オンラインで気づくコミュニケーションの大切さ #429

おはようございます。
近所の子どもからヒゲじい→ヒゲと呼ばれるようになったので、ヒゲを剃ったらなんて呼ばれるのか気になって夜も眠れない森下です。

オンラインセミナーを開催していた時のこと。
パワポのスライドを画面共有しながら進めるんですけど、僕のパソコンにはスライドの画面と小さく参加者の数名が映っているだけ。

しかも参加者の人は画面と睨めっこだから無表情。一生懸命聞いてくれているからだとは思いますが、リアクションがないからなんとも寂しく感じる。

のは、僕だけではないと思います。
今日は、オンラインでのコミュニケーションをとるにあたって感じたお話しです。

<オンラインでの難しさ>

自粛中に当たり前のように行われるようになったオンラインでの打ち合わせ。

オンライン飲み会なるものも登場したりして、インターネット上でも当たり前のように人と繋がれるようになってきました。

メンタルトレーニングの講習会もオンラインでやるようになり、今ではそれも当たり前のようになっています。

ですが、オンラインでの講習会がなかなか難しい。というのもリアルでの講習会であれば、みんなの表情が見えたり、笑ったり、頷いたり、メモ書いたりという何かしらのリアクションが見えるからです。

でも、オンラインだとそれがなかなか見えないんですよね。
画面が小さいからあんまり表情は見えないし、パソコンの画面にはスライド資料が映ってるから、みんな無表情で見てるし。

基本は音もミュートしているから声も聞こえないし。

パソコンに向かって一人で喋っているのとほぼ変わらないからすんごい寂しい。(YouTubeの動画撮ってる時もおんなじ感じだけども)

オンラインは物理的な移動もないので、そういう負担は少なくて楽なんですけど、やっぱり面と向かっての方が相手の表情がわかりやすいから、こっちもやりやすいし、聞いてる側も熱が伝わるかなと思ったり。

オンラインのいい面も、そうでない面も、改めて気付きました。
いい感じで使い分けられたらいいですよね。

<ノンバーバルが大切>

オンラインで講習会をしている中で、気づいたのは「ノンバーバル」のコミュニケーション。

知っている人の方が多いと思うけど、優しい僕はノンバーバル(コミュニケーション)の説明をします。

ノンバーバルコミュニケーションは非言語的コミュニケーションです。
バーバル(言語的)コミュニケーションは、言葉でコミュニケーションをとること、つまり会話をすることです。

ノンバーバル(非言語的)コミュニケーションは言葉を使わないコミュニケーションなので、ジェスチャーとか表情、態度、姿勢、アイコンタクト、フェロモンとか言葉じゃない、その他大勢のコミュニケーションになります。

パソコンの画面越しだと、このノンバーバルコミュニケーションがとても取りづらいんですよね。

打ち合わせとかなら、基本会話なのであんまり問題ないかなとは思うんですけど、講習会となると基本は一方通行だから特に難しい。

メラビアンさんの研究で、人が何からどの割合でメッセージを読み取っているかというと、
①視覚情報(表情、態度、姿勢、服装など)55%
②聴覚情報(声の抑揚、声の大きさなど)38%
③言語情報(言葉)7%

という結果が出ています。

つまりはほぼ、ノンバーバルな部分からメッセージを読み取っているということになりますよね。

オンライン講習会だとパソコン(スマホ)で見ているのでどうしても無表情になりやすかったりするので、「あれ?つまらないのかな?」「ちゃんと理解できているのかな?」なんて思ったりしてしまうのです。

なので、意識的にこちらから質問をしたり、質問をしてもらったりして、確認をしながらコミュニケーションをとるようにしています。

そうすると、無表情で聞いてた割には意外と満足してもらってたり、ちゃんと理解して質問をしてくれたりするんです。

オンラインだとそうしても、ノンバーバルコミュニケーションの部分が出づらくなってしまうんでしょうね。

<キャッチボールができているか>

オンラインでの講習会の特性上、コミュニケーションがこちらからの一方通行になりがちです。

そこで大事になるのが、コミュニケーションのキャッチボールができているかどうかです。基本的にコミュニケーションはメッセージの送受信で成り立っています。

話ているだけでもダメだし、聞いているだけでもコミュニケーションは成り立ちません。送受信ができてこそのコミュニケーションということです。

一般的に話が上手な人がコミュニケーション上手だと思われがちですが、ただ一方的に話しているだけでは実はダメで、相手の話もうまく引き出しつつ、それに応じて話していける人が本当のコミュニケーション上手というわけなんですね。

オンラインでの講習会でコミュニケーションがこちらからの一方通行なら、ブログやYouTubeで事足りちゃいますよね。

講習会というのはリアルタイムで聞くことにメリットがあるわけですから、そこには聞いてくれている人が参加していると感じられることが大切だと個人的には思っています。

ですから、参加されている方に話を振ったり、事前課題を渡してやってきてもらったり、オンライン上でディスカッションをしてもらったりいろんなことを試してみるんです。

その方が参加されている方からの満足度も高く、やっている方も楽しくできるので個人的には好きですし、オススメです。

<まとめ>

①オンラインでのコミュニケーションが当たり前になってきた中でコミュニケーションの取り方が難しくなってきている

②特にオンラインだとノンバーバル(非言語的)コミュニケーションが取りづらいので、意識的にとるようにするとディスコミュニケーションがなくなる

③コミュニケーションの基本はキャッチボール(送受信)ができているかどうか。一方通行になっているかどうかを常に客観的に意識しましょう

オンラインでのコミュニケーションは非常に便利で、リモートワークの普及で今までより、さらに当たり前になってくることと思います。

そんな時に、オンラインだからこそのコミュニケーションの取り方でプラスを作っていけるようにしたいですね!

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株式会社メンタリスタマネージャー
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森下健(もりしたけん)
1986/10/31 埼玉県三郷市出身。
学生時代は水泳に没頭。専門種目はバタフライ。現在はトライアスロンにハマっている。青春真っ只中。
奥様と息子(3歳)の3人家族。横浜在住。
家族、仕事、趣味についてとりとめなくつらつら書きたいと思います。


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