ママに知ってほしい、学校給食のこと
パーソナルトレーナーの大西健太です(@kenta_trainer)
専門学校の講師をしたり、中学野球チームや公立中学校の部活動でトレーニング指導に携わっています。運動と栄養の両面から子供の成長をサポートしています。先日はPTA研修の講師として保護者の皆様に食事の話もさせて頂きました。
先日、こんなツイートをしました。
今回の記事では子どもの成長と学校給食について解説していきます。ママには是非知ってほしい内容なので最後までご覧ください。
野球チームの保護者や中学校で多い質問があります。
これは様々な原因がありますが、ひとつだけ。
「カロリー不足」について解説していきます。
学校給食の基準
給食の献立の元となるカロリーや各栄養素の量というのは文部科学省によって基準が発表されています。
要するに学校給食で摂れるカロリーは一日に必要な量の3分の1だけということです。(☆ここ重要)
ではそもそも一日に必要なカロリーについてです。
成長に必要なカロリー足りてますか?
まずはこちらの画像をご覧ください。
※カロリーとはエネルギー源で車のガソリンだと考えてください
成長期の子供にとって必要なカロリーは大きく分けて3種類です。
ここのポイントが「生命維持のカロリーはカットできない」ということです。
スポーツをしたり、体をよく動かす成長期の子供は「運動に必要なカロリー」の需要が増大します。生命維持のカロリーはカットできないため、残りの「成長に必要なカロリー」から奪い取って運動に使ってしまいます。
となると大変。成長に必要なカロリーが減るため骨の成長スピードも遅くなってしまいます。遺伝だけではなく、意外と日々食べてる物って成長に大切なんです。
朝ごはんを食べない子が増えている
学校給食の話に戻りますが、一日に必要な3分の1のカロリーを基準に作られていましたね。「朝昼晩の3食だから足りてるじゃん」と思うかもしれませんが朝ごはんを食べていなければ全然足りないんですよ。しかも朝昼晩食べていたとしても給食で摂れるカロリーや栄養には限界があります。より家庭での食事が大切ということですね。
また、「朝はパン」という子供も増えています。パンだけだとエネルギー量としては少なくなってしまいます。
是非、お米を中心とした食生活を目指してください。
「学校給食はちゃんと作ってくれているから安心」という気持ちはもちろんわかりますが、完全に安心しきってしまうのはよくないかもしれません。特にスポーツしているお子さんがいるご家庭ではエネルギーが足りているかしっかり見てあげてください。
まとめ
学校給食のカロリーは1日の3分の1しかない
成長期にカロリーが足りないと成長を阻害する恐れがある
給食のカロリーは運動する子供には足りない可能性がある
給食に頼り切ってはいけない
好評です
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