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Finance・IPO

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令和トラベル NEWTでシリーズA 48億円の資金調達をしたので、資料を全公開します。

シリーズAファイナンスを記念しまして、アドベントカレンダーを開催中です🎉ぜひぜひ、他の記事もご覧ください! 昨日、シリーズAファイナンスにて48億円の資金調達の発表をさせていただきました!シードラウンドの22.5億円に続く2回目のファイナンスで、NEWT(ニュート)のローンチから2年半、累計調達額は約70億円になりました🎉 せっかくのタイミングでのnote、新たな経営戦略とか、意思表明とか、資金調達で気をつけるべきこととか、色々と内容を悩んでいたのですが、どうしても自己(

株式市場の調整がもたらすスタートアップへの影響

TAKA(@Murakami_Japan)です。米国の利上げによる長期金利動向を背景に、米国でハイテク株の株価調整が始まり、日本でも昨年11月以降新興企業の株価調整が一気に進みました。株式市場ですから、一定のボラティリティがあることは前提ですし、それ自体は長い目で見れば目新しいことではないでしょう。ただ、株式市場の動向がスタートアップへどのような影響をもたらすかはまた別問題です。単なるボラティリティに留まらない可能性があります。今日は2022年を占う意味でも、昨年末からの調整

臆病なIPO市場の夜明けはいつか?

2022年初から資本市場が急速に低迷し、ロシア・ウクライナ事情以降は急速なリスクオフモードに突入している。その後の利上げなど金融政策を含めた不透明感も相まって、日経平均だけ見ていると、株式市場は好調じゃないかと思いたくなるが、その実、最もリスクが高いとされるIPO市場、しかもテックセクターのIPO市場はいまだに臆病なままなのです。 2022年初に投稿した株式市場の調整、およびその後のスタートアップへの影響については、手前味噌ながらかなり適切なガイドラインだったかのように思う

数字でドライブする経営(後編)

皆様、こんにちは! テックタッチ株式会社のCFOの中出 昌哉(なかで・まさや)です。(@masaya_nakade) 最近、色々な経営者の方と数字を経営にどう活かしているかという意見交換をしたり、テックタッチ社内での経営の舵取りの際も、数字を使った経営判断をすることが多くなってきているので、「数字でドライブする経営」についてのナレッジシェアを目的に、noteを書いてます。 前回、「数字でドライブする経営(前編)」の続編という形になります。なお、前回のnoteはこちらです。

シリーズB資金調達の裏側: テックタッチはスタートアップ冬の時代になぜ20億円強を調達できたのか?

皆様、こんにちは! テックタッチ株式会社のCFOの中出 昌哉(なかで まさや)です。(@masaya_nakade)(入社エントリーはこちら) テックタッチは、2023年1月11日にシリーズBのファイナンスとして、17.8億円の資金調達を発表しました。その後デットでの調達も合わせると、20億円強の資金調達になります。 スタートアップ冬の時代と呼ばれて久しい中で、しっかりしたバリュエーション・資金調達金額だった事もあり、色々な人から少し話を聞かせてほしいと言われる事も多く、大

スタートアップ冬の時代に上場する。〜noteのIPOに際して〜

2022年12月21日、note株式会社は東京証券取引所グロース市場に上場しました。ここまで来るのに様々な困難があり、IPOを支えてくださった関係者の方々、なによりもnoteを利用いただいているクリエイターやユーザーのみなさまに感謝を申し上げます。 今年は長年続いてきた株式の上昇相場が転換期を迎え、グロース株を中心に株式マーケットが大きく崩れ、「スタートアップ冬の時代」とも呼ばれました。この特異な環境下でIPOに至った当事者の立場から、激動の2022年の振り返りも兼ねて、今

【電撃発表】ユーザベース非公開化について

2022年11月9日、Newspicks等を運営するユーザベースがカーライル(PEファンド)によるTOB(公開買付)を通じた非公開化を発表しました。この1年の市場低迷の期間はもちろん、それ以前から長期株価低迷のトレンドに入っていたユーザベースの動向は多くの方が注目していたはずです。本日PEファンドによる非公開化を選択し、それを公表したわけです。 PEファンドによる著名ポストIPOスタートアップの非公開化の事例として、先行的な事例となると思います(※2021年のベインキャピタ

第1回 プレイドの上場準備・審査プロセスについて

はじめまして。プレイドでfinanceチームに所属している小島と申します。 先日CFOの武藤が書いた連載開始のお知らせに続き、僕が第一回を担当します。連載記事は、こちらのmagazineで公開していきます。 大成功に見えたIPO2020年12月17日、我々プレイドは東証マザーズ市場に上場しました。グローバルオファリングを行い、募集・売出株式の海外比率は78%、上場時時価総額は公募価格ベースで600億円を超えました。結果を見れば、大成功といえるIPOだったと思っています。

ファイナンスを知る(前編)

本屋に行けばファイナンスの本を買っていた「サルでもわかる〜」みたいなファイナンスの入門書を沢山買ってきた。でも、社会人数年やって、そういう本を何冊も読んでも、「ファイナンス?任せろよ!オイ!」みたいな状態にあまりならなかった。ファイナンス、なんかよくわからんなってずっと思ってた。先祖はサルかもしれないが、きっと前世はサルではないのだと思う。 社会人8年くらい、4社目にもなって、「ファイナンス」においてどういうことがわかってれば事業に効くのか、やっと自分なりの答えが見えてきた

ジョーシスの資金調達について

ラクスルの新規事業 JOSYS がリリース1年、MVPのPMFを迎え今回ベンチャーキャピタルから44億円の資金調達を実施しました。 過去ラクスルで「ラクスル」「ハコベル」「ノバセル」と複数の事業を立ち上げてきましたが、4つ目となるジョーシスは、特に事業にどっぷりと漬かり、ヴィジョンと手触りを持ってビジネスを立ち上げています。noteで想いを発信できればと思います。 1.ジョーシスが解決したい問題 2020年春、新型コロナウィルスの拡大で世界中の人々が会社に行けなくなりま

freeeの新たな挑戦を支えるIRプラクティス

freeeのファイナンスIRの重光です。 4/9に原が「freeeが海外公募増資に至るまでの思考過程」を、4/16に内田が「海外公募増資の主要タスクと投資家マーケティング」と、海外公募増資についてnoteに投稿しました。 IPO後初めての公募増資ということもあり、手探りで進めたものの、最終的に多くの機関投資家にディールに参加していただきました。なぜ公募増資をうまく進めることができたのか、振り返ると、機関投資家とのロードショーで『freeeのエクイティストーリーを十分に理解し

初めてだらけだから面白い!IPOから一部上場までマネーフォワードのIRを振り返る

こんにちは! マネーフォワード 経営企画本部のおしおかです。 2021年6月14日、マネーフォワードは東京証券取引所市場第一部へ市場変更しました。改めて、皆さまの日頃のご支援に心より感謝申し上げます。 わたしたちの日頃の業務では、まずユーザーの皆様に価値をお届けして、その結果事業が成長していくことが大切です。他方で、投資家の皆さんから応援いただけるように情報の開示や対話を行っていくことも重要な仕事で、これを行っているのが当社のInvestor Relations(IR)で

マネフォ元CFO金坂直哉が語る「IPOのHARD THINGS」【セミナーレポート】

こんにちは、クラウドクエスト編集部です。9月9日にマネーフォワード本社にて、ベンチャーキャピタルのジャフコと共催でベンチャー企業向けセミナー「これで安心!マネーフォワード×ジャフコが提案するIPO準備のベストプラクティス」を行いました。 その中のコンテンツ「マネーフォワードが経験した、IPOのHARD THINGS」では、マネーフォワード取締役執行役員の金坂直哉が、当時CFOとして経験した上場前後の困難について語りました。本稿ではその様子をレポートします。 上場前のマネー

ベンチャーファイナンス 101 (随時更新)

こんにちは。五常・アンド・カンパニーの堅田です。例にもれず当社もWFHが続いているのですが、やはりリモートでの知識・情報の共有に難しさを感じています。ということで、チームへの情報共有を兼ねて、財務・経営関連で私自身が参考としてきた良質な書籍やコンテンツを、独断で選び若干の補足説明を付してnoteに整理してみました(約24,000字)。101は英語で「入門講座」の意です。 誤解してほしくないのはどんな起業家も財務担当も、(自分も含めて)ほぼ誰もが最初は素人だったということです