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16_質問と反応

学年通信の裏にこっそりと書いているコラム。
持ち上がりのため、2年目に突入です。season 2

「今日の給食なんだった?」

学童に迎えに行くと、最初の会話はこれ。
なるべく夕食と被らないようにしたいからなのですが、
次の質問も「美味しかった?」とうマンネリ化した会話なので、わが子も退屈そう(献立表を見て計画を立てればいいのでしょうが、そんな余裕ないです)

そこで、最近は「何かいいことあった?」と聞くようにしています。

応用神経科学者の青砥瑞人さんによると、「その日に起きた嬉しかったこと」を毎日尋ねることは、子どものメタ認知能力と自己肯定感を高める効果があるそうです。

人は「怒られた」「失敗した」というようなネガティブな体験ほど記憶に残ってしまうらしく、嬉しかった体験を思い出すことでポジティブな記憶が増えていくのでしょうね。

「〇〇ちゃんからおてがみもらった」
「いえにかえったらおへんじかく!」

質問を1つ変えるだけで、子どもの反応は変わってきます。

わが子は、人にお手紙を書くようになって、字を書くのが好きになったようです。
以前は、逆さ文字や書き順を指摘すると不機嫌になることもありましたが、
今では自由帳にさえ字の練習をするようになりました。

上手に描きたい、漢字も書いてみたい・・・

自分から湧いて出た、小さな目標や夢を自ら叶えていくことで、
子どもはものすごい集中力で取り組み、成長していきますね

質問を1つ変えるだけで、見えなかったことに気付くことができます。


私「今日は何かいいことあった?」
子「・・・(スマホ見ながら)べつに」

いつかそんな日が来ちゃうんですかねぇ(遠い目)

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