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#お笑い芸人記事まとめ

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お笑い芸人や賞レースのことをまとめています。
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記事一覧

2024年、NSC首席芸人、決まる

日本最大級のお笑い養成所であるNSC。そのNSC現役生の集大成ともいえる「NSC大ライブ2024」が2月、東京、大阪で行われました。 この大ライブは2011年度から創設されて、今年で13年目になります。 過去の首席は下表の芸人になります。 大阪では、NSC大阪校46期生を含む各地のエリア校の卒業ライブ、「NSC大ライブ2024」が29日に大阪市内で開催され、トリオ「アマルフィん」が優勝。おめでとうございます。 このイベントでは、216組の予選を勝ち抜いた上位10組に加え、

2023年、NSC首席芸人、決まる

日本最大級のお笑い養成所であるNSC。そのNSC現役生の集大成ともいえる「NSC大ライブ2023」が2月、東京、大阪で行われました。 この大ライブは2011年度から創設されて、今年で12年目になります。 過去の首席は下表の芸人になります。 2月17日に卒業記念ライブ「NSC大ライブ OSAKA 2023」がクールジャパンパーク大阪WWホールで開催されました。 優勝したのは「日熊」です。大阪、名古屋、福岡校226組の頂点に立ちました。おめでとうございます! 以下、まとめです

M-1グランプリ           どの大会が一番面白かった?2023

M-1グランプリ2022、終わりました。 今年は史上最多のエントリー数である7261組の頂点は「ウエストランド」に決定しました。おめでとうございます。 2019が史上最高の大会だったとの声が多く、私も共感でしたが、今年はそれを超えられるかという期待のかかった大会でしたが、皆さんはいかがだったでしょうか。 私は2019年の印象が強く、しゃべくり漫才からキャラ漫才まで、みんながみんなとにかく面白く、やっぱり最高の大会だったと思ってます。 では、データで見たら、どうでしょうか

M-1グランプリ2022           審査員はどうなる?

まだ公式には発表されてませんが、昨年通りなら7月エントリー開始、8月から1回戦というスケジュールでしたが、今年はどうなのか、楽しみですね。 ところで、M-1グランプリの審査員ですが、早々にオール巨人の2022年はやらない発言があったり、上沼恵美子も、それに追随するなど、4年間、同じメンバーで審査した大会でしたが、今年は危うい空気が流れています。オール巨人はM-1の審査の裏側を語った本まで出版していますので、さすがに卒業は濃厚な感じがします。 もし、そうなった場合、新審査員

伝説となったバラエティ番組

伝説となったバラエティ番組をカテゴリー別に年表形式にしてまとめました。どの番組をとりあげるかは、つまり伝説かどうかは独断でピックアップしてますが、芸人さんの間で、よく出世番組的に語られている番組を主に上げています。 まだまだβ版ですので、加筆していければと思います。 こうして、眺めていると、80年代は、ドリフや欽ちゃん、ひょうきん族のようなコントバラエティが流行していた感じです。特に、ドリフは舞台芸をテレビ芸に、つまり、飽きられないように毎週違うコントを展開することをテレビ

2022年、NSC首席芸人、決まる

日本最大級のお笑い養成所であるNSC。そのNSC現役生の集大成ともいえる「NSC大ライブ2022」が2月28日に東京、大阪で行われました。 今年は全国398組のNSC卒業生が芸人(卒業後の道のりはこちら)として巣立ちます。 この大ライブは2011年度から創設されて、今年で11年目になります。 過去の首席は下表の芸人になります。 首席の中での出世頭は、やはり、THE W、R-1ぐらんぷりを制した ゆりやんレトリバァ でしょうか。 ゆりやん含め、大阪はピン芸人が目立ちます。

出身大学別お笑い賞レースタイトル獲得数

M-1グランプリが終わり、R-1グランプリから2022年が始まりますが、以前の学生出身芸人の記事に続き、出身大学別に賞レースのチャンピオンを並べるとどうなるのか、調べてみました。 4つの賞レースに勝手に絞らせてもらって、この4つの賞レースのうち、2つ以上のタイトルを獲得している出身大学をピックアップしました。 関西大学が4つすべてのタイトルを獲得してコンプリートしています。しかも、フットボールアワー、ジャルジャル、ゆりあんレトリバァ、3時のヒロインと異なる芸人が獲得してい

学生芸人出身 全盛時代突入か!?

学生芸人出身が増えたといわれています。 クイズ番組で京大卒のロザン宇治原や同志社大卒のカズレーザーが活躍するのを見ると、そうなのかとうなずけなくもないですが、本当にそうなのか調べてみました。 上表は、10年以上の歴史のある大会のファイナリストコンビ、トリオ、ピン芸人を2010年と2020年で比較したものになります。 ●はコンビ、トリオの全員が大学卒あるいは大学中退、▲はコンビ、トリオの一部が大学卒あるいは大学中退(以下、学生芸人と総称する)であることを示しています。 これ

M-1グランプリ           どの大会が一番面白かった?

M-1グランプリ2020、終わりました。 今年は開催すら危ぶまれた中、史上最多のエントリー数である5081組の頂点は「マヂカルラブリー」に決定しました。おめでとうございます。 昨年の2019が史上最高の大会だったとの声が多く、私も共感でしたが、今年はそれを超えられるかという期待のかかった大会でしたが、皆さんはいかがだったでしょうか。 私は2019年の印象が強く、しゃべくり漫才からキャラ漫才まで、みんながみんなとにかく面白く、やっぱり最高の大会だったと思ってます。 では、

NSC首席卒業の芸人は誰?

吉本興業が1982年に創設した吉本総合芸能学院(通称:NSC)は、これまで数多くのお笑い芸人を輩出しています。 M-1グランプリにおいても、過去チャンピオン16組の内、吉本興業所属が13組で、そのうち実に8組がNSC卒業者で占めています。 しかし、ここ3年の霜降り明星、ミルクボーイ、マヂカルラブリーは、高校あるいは大学からコンビを組んで活動しており、卒業と同時にオーディションで吉本入りを果たしているというほど同じような経歴のコンビがチャンピオンになっています。つまり、NSC出

大御所芸人には長寿番組が必要?

この年末年始、数多くのお笑い番組で楽しませてもらいました。 ずっとお笑い番組を見てきた中でいうとネタ番組を中心としたお笑い番組ブームではないでしょうか。 中でも、特徴的なのはお笑い第七世代といわれる芸人がキャスティングされ、ナインティナインや千鳥がMCを張るという傾向が比較的強かったかと個人的には思ってます。 彼らも、やがては、たけし、タモリ、さんまといった大御所と言われるようになるのでしょうか。誰が天下をとる芸人になるのでしょうか。 すごく楽しみですが、そうなるには何が必要

お笑い芸人 どちらが先輩?

芸人の世界って上下関係が厳しいというイメージがあります。 昔は弟子入り制度がほとんどでしたので、1日でも早く舞台に立った先輩には「兄さん」「姉さん」って番組内でも言っていて、上下関係が分かりやすかったですが、最近は、NSCとか学生芸人が出てきて、年齢は上だけど、芸歴は下みたいな、ちょっとややこしく、どっちが先輩なんだろうと思い、ちょっと整理してみました。 ※太字はM-1グランプリチャンピオン

M-1グランプリ2020 笑いの数、数えてみました。

今や、お笑い界で一大イベントとなったM-1グランプリ。一夜にしてスターが生まれ、優勝の瞬間からマネージャの携帯電話が鳴りやまないなんて、まさにお笑いドリームです。 だからこそだと思いますが、審査員にのしかかるプレッシャーも半端ないと思います。大会の審査基準は「とにかく面白い」のみでシンプルです。ただ、そのシンプルがゆえ、それぞれの審査員は、ネタの熟練度や「間」や振る舞いなど、それぞれのものさしをもって得点をつけなければならないというのも、また頭を悩ますことではないでしょうか。

笑いの回数、数えてみました。    M-1グランプリ2019編

「M-1グランプリ2020 笑いの数、数えてみました。」に続きまして、 2019も数えてみました。 2019も2020同様、ランキングにバラつき見られます。 ニューヨークは最下位でしたが、笑いの数が最多の26回が要因で4位、反対にぺこぱは、大笑いが伸びず、3位が6位となっています。 ミルクボーイは唯一、大笑いが笑いの回数を超えており、細かい笑いを重ねていくより、大笑いを如何にとっていくかが高得点につながっていくことが傾向とあるのではないかと気づきました。 時間があれば、