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ちば食べる通信のわかりづらい、伝わりづらいところ、つまり短所を考えてみました。

ちば食べる通信って何だろう、毎月3,300円払って何が届くんだろう。などなど色々と思われる方が多いと思います。

実際に、ここが短所でして、「わかりづらい」のだと思います。

食べ物付き情報誌と言っても、そもそも他にあまりありませんから、想像がつかない、昔、カンブリア宮殿に食べる通信が出ているのを見たことある。とか、他の食べる通信を読んだことがある、友達から聞いたことがある。という人以外は、そもそも何者だろうと思われると思います。食べる通信というのを聞いたことがあっても、そもそも何かを簡単に説明できる人は、あまりいらっしゃらないと思います。

ちなみに、僕は東北食べる通信の創刊号からの読者ではありますが、きっかけは、完全に震災の復興に一つとしてなので、実はコンセプトを知らずに、ある意味お金が東北(両親の地元に)に少しでも届くのであればという気持ちで購読しているので、実は、何なんだろうということを考えずに読みはじめました。

ちば食べる通信でお届けできるものを整理すると

①県内の生産者さんを取材した情報誌                             ②生産者さんが育てた食材が、家族2~3人分
③その地域のパンフレットなど

これが基本セットです。①がメインで、そこに②が付録として付くイメージです。ですので、最近、多い産直のECサイトとは違います。毎月何が届くのかは、前の号で告知をしてわかるので、自分が欲しい、食べたい食材が届くわけではありません。場合によっては苦手なものが届く可能性もあります。

毎月3,300円を払って、苦手なものが届いたら、それはたまったものではありません。そう、その通りなのです。

でも、そもそも何を届けるかというと、①の情報誌、ここで千葉にどんなこだわりを持って食べ物を作っている生産者さんがいるのか、どんなことを考えて、どんな苦労、どんな工夫、どんな作り方をしているのか。今まで食べているのに知らなかったことを知ってもらうというのが食べる通信のメインの売り物です。

僕はコンセプトも知らずに、東北食べる通信を読みはじめましたが、そこが面白かったのです。知らないことが多く、知ること、そして知ってそれを食べた時の味の違い。それが僕の中ではとてもよかったのです。

さらに、SNSやリアルな交流を、生産者さん、同じ読者さんともできるのも面白かったのです。これは、しっかりと踏襲して、ちば食べる通信でも行います。

自分の食べたいものを食べる、それも生産者さんからたくさん買いたい場合は、生産者さんから買えるECサイトも増えてますし、または、直接直売所や道の駅、最近ですとスーパーでもそういうコーナーがあるので、そこで買うことがいいと思います。

僕らが届けたいのは、生産者のストーリーです。もちろん、いろんなサイトや雑誌などでも、取材をされて掲載されている場合があります。1回2時間会って話を聞いて、掲載することは可能です。

僕らは、何度も足を運んで、生育過程も見せてもらい、説明を受けながら、またその中でいろんな話を聞いて、深掘りをしていきます。そういう意味では生産者さんには、ご負担をおかけしてしまうのですが、沢山知って欲しいことがあるので、自然と取材の回数、時間が増えていくのかもしれません。

それをまとめたのが16pの情報誌です。

そして、その情報誌の位置付けはあくまで、その後に始まるきっかけだと考えています。そこから、生産者のことを知り、交流が始まる。顔も考えていることも、どんなところで作っているかもわかる食べ物とそうでない食べ物、どちらを食べたいでしょうか?

本当の意味での顔が見える、安心安全、また、そこで知る色々なことを通じて、生産者と消費者がつながることが、これからの新しい消費の形なのかもしれません。

と言っても、いきなり普段買っているスーパーから全てを変えるというのは無茶なので、例えば、月に数回、生産者さんから買ってみる、地場の直売所に行って、話を聞いて買ってみる。そんなことができるきっかけに「ちば食べる通信」がなれば嬉しいなと思います。

実物が見える機会がないので、より想像しにくいと思いますが、何か楽しそうなことが起こりそうな集まりだ、参加してみようというのが正しいかもしれません。

参加してみて、違ったなという場合は毎月解約はできますので、一度是非お試しください。SNSやWEBサイトで情報は発信しているので、そちらもご覧いただければ嬉しいです!

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