見出し画像

法人スポンサー募集につきまして

ちば食べる通信をというよりも、千葉県内のおいしいものだったり、こだわりを持って育てている生産者のことだったりをたくさんの方に知ってもらいたいと思い、お手紙と説明資料、実際の紙面を県内の企業様に順次お送りしております。

そのお手紙と資料をnoteでも公開させていただき、ご興味いただける方は、ご連絡いただければ紙面をお持ちしたりお送りしたりしてご説明できればと思っております。

↓お手紙

はじめまして、ちば食べる通信編集長の佐藤謙太と申します。
今回、スポンサー募集のために、ちば食べる通信の冊子や説明資料をお送りさせていただきました。なぜ、企業様にお送りしているのかを少しご説明できればと思います。
千葉県は全国的に見ても、農業・漁業が盛んで、酪農の発祥の地でもあり、一次産業が盛んな地域でもあります。とはいえ、後継者不足から農家をやめる方も増えているのが現状です。なぜ辞めてしまうのか、それは先代から「農家は儲からない、違う仕事をした方がいい」と言われることが一つの要因ではないかと取材を通して感じています。
ちば食べる通信で実現したいことは生産者と消費者をつなぐことですが、つながったその先に、生産者が儲かり、いいもの、美味しいものを作り続けることができる状態をつくりたいと考えています。

安くて、おいしくて、安心安全を消費者は求めますが、それを実現するために生産者が苦労して育てても、安く買われれば、その影響は生産者を直撃します。食べるものが目の前から無くなることは今の時代想像がつかないかもしれませんが、もしかすると将来その状態になる可能性は0ではありません。自分達の「食べるもの」を作ってくれる生産者をどう支えるか。それは結果として自分達、また子供たちの生活に影響をしてくるはずです。食べる通信は、その間をつなぎたいと思っています。生産者が儲かるための方法はいくつもあると思いますが、一つはやはり価格にあると思っています。生産者は「売る」ということをこれまでしてこなかった人がほとんどです。自信を持ってこだわって栽培しても、それは価格には反映されないこともあります。
ただ、買う側にも意識を変えてもらう必要があります。そのためには価格だけの情報しかない今、それ以外の生産者のことやこだわり、そして何より本当においしい野菜があるという価値を知ってもらうことで、買う側の意識を徐々に変えていけるのではないかと思うのです。
価値観を変えるというのは、とても大変なことですが、変えなければ、一次産業の未来は明るくありません。生産者がどんな想いで、どんなこだわりを持って、どうやって食べ物を育てているのか。それを知ることがもたらす影響は大きいと思っています。
千葉のものを千葉で働く人や住んでいる人が知ることが大事であると考え、今回、千葉県の企業様に特別法人プランとして、ご協力をいただけないかと思い、失礼ながら資料をお送りさせていただきました。
スポンサーのご検討をいただきたいのはもちろん、それ以外にも何かご一緒できることがありましたら、ぜひお願いしたいと思っています。自分達の活動の幅を広げ、多くの方と関わって共に進むことで、千葉県の一次産業を少しでも支えることができればと思っております。資料をご覧いただき、ご興味いただける方は、詳細のご説明に伺いますので、お手数ですが一緒にお送りする名刺のメール等にご連絡いただければ幸いです。
千葉県の食の未来のために、何卒よろしくお願いいたします。

ちば食べる通信 編集長 佐藤謙太



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?