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5月号銚子市大木さんの育てるメロンと一緒に送った手紙

 銚子でメロン栽培が盛んなことは、知らない方が多いのかもしれません。読者の方からも銚子でメロンって栽培しているんですね?という声をいただきました。実は、僕も食べる通信をやるようになって色々と調べたりするうちに知りました。それまでは知りませんでした。地元の方には当たり前でも、少し離れると、同じ千葉に住んでいても、知らないことは実は多くあります。

 そう考えると、県内や隣県の近場へのP Rをしっかりと行えば、まだまだ販路は拡大する可能性があるものが多いということです。以前、「身土不二」について誌面に書きました。

 地元の土地のものを食べて生活することが体にとってもいいことだという意味ですが、採れたてを食べるにも物理的に近い方が、いい状態で食べることができる可能性は高いのは間違いありません。

 もちろん、遠くにある珍しいものや、おいしいものを食べることも楽しみの一つではあります。特に普段から食べるものは、お住まいの近くでおいしいものを見つけることができると、いいのではないかと思います。

 銚子ではメロンの栽培が盛んだと書きましたが、一時期よりも農家さんが減っているそうです。メロンは、銚子で盛んな大根やキャベツとは違って、普段から頻繁に食べるものではないかもしれません。だけど、メロンが出ると、食卓は一気に華やぎます。この短い時期にしか食べることができない、銚子メロン。

 以前、他のメロン農家さんにもお聞きしましたが、メロンの栽培はとても気を使うそうで、収穫間際はピリピリするそうです。そんな、忙しい中、食べる通信のために準備をしていただいた大木さんには本当に感謝です。

 今回のメロンを食べて、また来年食べてみたいと思ってもらえたら嬉しいですし、猿田という地域には、アフロきゃべつの坂尾さんの古民家もありますし、今年の冬に特集させていただく、石毛さんのハウスとレストラン(もう少しで完成予定)もあります。ぜひ、銚子でもイベントをやりたいと考えているので、その時はぜひご参加ください!

ちば食べる通信編集長 佐藤謙太

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