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一つの環境に依存しない働き方

良くも悪くも社会情勢の影響も含めて、ここ2ヶ月くらい仕事のペースを落としながら今後のキャリアをどうするか?を考えています。
今日はそんなことを考えている一個人の視点から整理されてきたことをまとめたいと思います。

今年で大学を卒業してから丸7年。
新卒で大手商社の子会社に就職し、約2年でNPO職員に転職。その後2年で独立するという点々としたキャリアを私は歩んできました。
また都市部の仕事だけでなく、地方(鹿児島県)での仕事にも短いながら従事させていただき、普通の社会人より多様な経験を積むことできています。
ただ、結局のところ何をしたい人なの??という疑問は生じてしまうものと感じています。

何が仕事の選択基準なっていたのか?

過去を振り返ってみると、何を基準に意思決定をしていたかは、就職活動の時と転職時、独立時でそれぞれ異なっていたと感じています。

就職活動の時は、とにかく内定をもらうことに必死で100社プレエントリー、履歴書を30社くらいに送ったことを今でも覚えています。結果、内定をいただいた企業の中から、やりたいこと以上に事業内容にある程度の関心があって、環境面・条件面でより良い会社に入社することに決めていました。

NPOに転職した時は、転職活動そのものはしていない状況で、たまたま参加した地方創生系のイベントがきっかけで中途採用に応募しました。東京に居ながらいろんな地域に関われることに魅力に感じたのが応募動機だったと覚えています。
思いがけない出会いからエントリーしましたが結果内定をいただいたことで「これも何かのご縁だろう」と完全に勢いで飛び込んでしまった感覚でした。
当時の上司にはかなり疑問がられた部分が多かったことも覚えています。笑

その後、2017年に独立してからは2つくらいの軸があったのではないかと感じています。

1つは、生計を立てていくために確実に成果を出せる仕事
もう1つは、挑戦的な内容で自分の成長機会として捉えられるような仕事

この2つを上手く組み合わせて、仕事をするというより、生計を立てることに必死だった感覚があります。

「価値観を軸に機会を選ぶ」という可能性

ここまでのキャリア(仕事)をどんな背景で選んできたかを振り返ってみて、会社員時代は組織やそこでの環境に何かしらの魅力を感じて選択をしてきたのかなとまとめられます。

一方で独立してからは、どうしても「仕事が止まる=稼げない恐怖」というものがあり、確実に点を取れることとそうじゃないことを組み合わせて、できることを増やしたり、可能性にチャレンジしたりしていました。

そんな背景をもって、私がこれからどんなキャリアを歩むのかを考えたときに、やってきたスキルベースでキャリアを積み上げるだけでなく、自分自身が大切にしたい価値観をベースに環境を複数選び、それぞれに積み上げていくことで、どんな社会情勢にも柔軟に対応できる可能性があるんじゃないかと考えています。

私は新卒で経理部に配属されて、転職した後も経理業務に携わっていたことから、経理のプロフェッショナルとしてのキャリアを積める選択肢があると考えていました。
ただ私にとっては経理のプロとしてキャリアを積むよりも、自分自身の価値観や考え方を基に様々な経験を積むことの方が、自分自身をご機嫌に保てたり、この不確実な世の中に対しても柔軟に対応できたり、上手く超えていけるんじゃないかとワクワク感とともにそんなことを感じています。

一つの環境や技術を高めることもとても大切。
ただこの不確実な環境をこれから生き抜くと思ったときに、所属するコミュニティだけでなく、複数の環境で仕事をして稼げることは一見不安定に見えて軸がズレなければ案外安定しているのかもしれません。

常に揺れ動く波に身を任せる。でも流されない。そうも言い換えられるかもしれませんね。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
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