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【#3読書感想文】働く男

こんにちは。KENTAです。

今日書く読書感想文は、星野源著書の「働く男」についてです。

読書前予想文

読書前に疑問に思ったことについての僕なりの回答を書いていきます。

「星野源」とはどういう人なのか

面白い人ですね、本当に(笑)

何でも言ってしまう人(ライブ中に「トイレ行ってきていい?」と言った話は人間味が感じられてすごく好きです)なんだなと。

それが嫌味であったり、ネガティブな気持ちにならない。

はるか遠くにいるはずなのに、身近な人のような気持ちにしてくれる。


それに加えて、ものすごく努力をされている方。

エッセイのような文章を書く仕事をしたいがために、6年以上(2023年現在ではさらに長いと思います)色んな所に自分をアピールしながら書き続けていた、という話はすごく感銘を受けました。

しかも、周りの人に「君は文章を書く才能はないよ」と言われたにもかかわらず。

やりたい!と思ったことに果敢にチャレンジできる人なんだなあと。

過剰な仕事量に対して何を思っていたのか

そもそも、仕事自体が苦しくて嫌なことだったのかと思いきや、全然楽しかったのだそう。

楽しいからこそ、働き過ぎて、いつの間にか苦しくなって大病を患った。

「何を思っていたのか」という疑問に対しての回答は「楽しかったけど、苦しかった」ということになる。

病気って本当に厄介ですね。

過剰な量の仕事をする前と後の変化

どれだけ忙しくても、働いていたい。
ハードすぎて過労死しようが、僕には関係ありません。

すごいですよね。

これを思える人は世の中にどのくらいいるのだろう?と思うくらい。

けれども、このときは苦しかったらしい。

仕事の量を過剰にして、自分を苦しめようとしていたそう。

けれども、大病をきっかけに「働く男」から「働きたくない男」になった。

「仕事は楽しいけど、遊んでいたい」「仕事に夢中になるけれど、むっちゃ休みたい」

変化は、「心の落ち着き」。もはや、焦りがない。

これは、限界まで働き尽くした人が感じることのできることなのかな?と思う。

ものづくりが仕事へ直結することに対して何を思うのか

全部は読み切れてなくて、あまり分かっていないところなんですけど、ものづくりが仕事へ直結することを全力で楽しんでいる。そんな印象があった。

ものづくりにも色んな形があって、作詞作曲だけでなく、演じることだったり、ライブを計画することもそう。

そんな色んなことに対して、新しいことに挑戦していて、それを全力で楽しんでいるな、と思った。

なぜ星野源のエッセイが面白いのか

この本に載っているエッセイは、

  1. ふと思ったことや考えていること、不思議に思ったこと、思い出

  2. 映画からの引用

  3. 星野源さんの考え

という形で構成されています(そんな単純なものではないかもしれませんが…)。

この構成であることで、読みやすい。

なおかつ、何でも言葉にしてしまう星野源さんのスタイルがハマって、とても面白い。

もちろん、言葉を使い慣れている方だということもありますが、何より正直に自分のことや自分の考えを明け透けもなく言ってしまうところがすごく面白くて。

しかも、嫌な気持ちにならない。

そういうのができる人が、ユーモラスな人であり、それが星野源さんであり、この本の魅力なんだろうなと思いました。

読書感想文

シンプルに読んでいて感じたことを書いていきます。

「星野源」を深く知ることができる

びっくりしました。

この本は、エッセイがたくさん詰まってできた本なんだと思っていました。

それだけでも、文章からその人の知性や性格が伝わってくるものなんですけど。

もう、ストレートに「星野源を作り上げてきたもの」をかなり紹介していたり、「曲の制作秘話」みたいなものが書いていたり、「出演した作品で考えていたこと」を時系列に並べて紹介していたり。

なぜ星野源のエッセイが面白いのか

それが読む前まで疑問でした。

けれども、エッセイだけが面白いわけではなくて、本自体が面白いんだと思いました。

これだけ、著者のことを知れる本はないんじゃないかな、と思った。

しかも、これは新垣結衣さんと結婚する数年前の本なので、そういう見方もできて、面白いですね(笑)

おわりに

なんでこんなに面白いんだろう?

まだ、それを読み解けてないな、とこの記事を書きながら感じる。

かなり読みごたえがあるはずなのに、スイスイ読める。

それは、星野源さんの文章や言葉から伝わる人柄がそうさせているのかなと思う。


この本を読んで思った。

人の考えていることって、面白いなあ。


これからこの本を熟読していこうと思います!

オススメなので、是非読んでみてください!めちゃおもろい!

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