4年8ヶ月で閉館、世界最速の美術館『現美新幹線』ありがとう!お疲れ様!
「黒い新幹線」「世界最速の美術館」として、斬新な外観とインパクトで有名な「現美新幹線」。
最近では、その姿がインスタ映えすると老若男女関わらず、多くの方に人気を得ていた。
そんな人気の最中、12月19日(土)に定期運行を終了し、「世界最速の美術館 〜現美新幹線〜」が閉館したのだ。
2016年4月から、上越新幹線 新潟ー越後湯沢間にて、土日を中心に臨時列車として運行開始した現美新幹線。
秋田新幹線で走行していた「E3系」を改造し、姿を大きく変え、上越新幹線を駆け巡っていた。
運行開始から4年8ヶ月という短い時間の運行であったが、新潟の鉄道・観光業界に大いに貢献した事は間違いない。
中には、「現美新幹線に乗る為だけに新潟に来た!」という方も多かっただろう。(実際に私の知人にもいた)
車両には、アーティストがこの列車の為に制作した、現代アートが展示されており、「ここは新幹線?!」と勘違いする程、本格的な芸術作品が展示されていた。
また、地元のコーヒー店などとコラボした、新潟ゆかりのスイーツやカフェメニューが人気であり、車内限定メニューも多く取り揃えていた。
運行終了最終日の12月19日(土)は、日本海側に寒波が覆い、冷たい風が吹く日であった。
そんな中でも、新潟駅の新幹線ホームには最後の姿を納めようと、最後を惜しむ多くの人の姿が見受けられた。
発車時刻前から乗車口に並び乗車する人や、記念撮影をする人達でホームは溢れていた。
列車が発車すると多くのファンから、「ありがとう」などの声がホームに響いていたのが印象的だった。
◎「観光列車」=「地域活性化」
今では、全国各地の主要路線・ローカル線に関わらず走る観光列車・イベント列車。
観光列車は、地域活性化に一役を担う存在なのは確かだろう。
今後、現美新幹線に変わる、上越新幹線を走る観光列車の予定は残念ながら、今のところ聞かない。
「上越新幹線を走る観光列車」 この存在は新潟県の観光業界にとって、必要不可欠であると私は感じる。
新潟県は「イベント列車王国」であり、他県には負けないくらい、魅力的な観光列車が多く存在する。
今回、一つ去ってしまったが、観光列車を観光素材として活用し、新潟の観光・鉄道業界が盛り上がって欲しいと願う。
今後、上越新幹線に何かの形で復活を望むばかりである。
「現美新幹線、ありがとう。そして、お疲れ様でした!」
<JR東日本新潟支社>
<えちごトキめき鉄道>
<北越急行>
私事だが、個人事業主として、新潟県で観光・旅行業界へ参入を目指している。
現在、《新潟初!元鉄道マン!鉄道&観光フリーランス》の肩書き。
今後、少しでも、新潟県の観光事業活性化・移住促進に繋がる事があれば、応援したい。
【個人事業主 GATA TETSU】 ←ホームページ参照!
●事業理念「移住者目線+業界経験=活かし地域貢献」
「鉄道・観光を通じて、新潟の魅力発信&地域活性化」
●事業目標「WEB+旅行・観光=地域貢献」
【Twitter】←フォローお待ちしてます
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