その優しさは、本当に相手を思ってのことですか?

シンガーソングライターのケティです。
そのGIVEは承認欲求からくるものでしょうか、他者思考からくるものでしょうか。

私にとても優しい親友がいます。
悩み事があれば深夜であっても電話で話を聞いてくれるし、誕生日には毎年お祝いをしてくれるし、美味しいご飯に連れて行ってくれたり、私のライブに来てくれたり、感謝してもしきれないくらいGIVEを頂いています。
自分がしてあげたことに対し見返りを求めない、正真正銘のギバーだと思っています。

しかし一方で、ギブに対し見返りを求める人も中にはいます。
奢ったことを自慢する人や、自分がしてあげたGIVEを、「俺優しいでしょ」と言わんばかりに武勇伝のように語る人も、同じ系統だと思います。
そういう人は、あくまで「GIVEをしてあげている自分」が好きなのであり、真の他者思考ではなく、承認欲求からくるGIVEなのだと思います。

私は募金したことを堂々と言う人が苦手なのですが、きっとこれも承認欲求を感じてしまうからだと思っています。(これはあくまで個人の意見です。募金自体は素晴らしい行動だと思います。)
因みに、「〜してくれた」という言葉は好きですが、「〜してあげた」という言葉は嫌いです。なるべく使わないようにしています。

自分のGIVEが承認欲求からくるものなのか、それとも誰かを喜ばせたいという他者思考からくるものなのか、1度自分を見つめ直してみてください。自戒を込めて書き記しました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?