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年間約700種類のワインを飲む学生が教える、おすすめ白ワイン8選!

こんにちは、こんばんは。
ワインに触れて4年。
その深い世界にハマり、気付けばワインバーで働くようになり、とうとう家にワインセラーまで導入してしまったただけんです。

夏休みに入り、見事に昼夜逆転をしてしまい全然寝れないので、僕のおすすめするワインを8つ、ざっと紹介して行こうかと思います!
最後には憧れのワインも紹介しますよー!

値段で分けているので、普段飲みだったり、自分へのご褒美やプレゼントの参考にもなるかと思います!
これを機にワインの世界へ踏み込んでみませんか?

1. はじめに

今回のおすすめワインは、
①ワイナリー ②品種 ③国名・地名 ④ビンテージ(必要があれば)の三つの記載項目と、簡単なグラフで紹介していきます。

グラフが何を示しているのかを以下の図で説明します。

白ワイングラフ_アートボード 1


辛口 or 甘口

そのワインの味本体を可視化しています。
味がジュースのように甘ければ甘口に、味がキリッと辛ければ辛口になります。

ライトボディ or フルボディ

そのワインを飲んで感じるニュアンスを表しています。
ニュアンスがさらっとしていたり清涼感があるとライトボディに、ニュアンスがとろっとしていたりコクがあるとフルボディになります。

これらのグラフも参考にしながら、みなさんが好きなワインを探してみてくださいね。


2. 1,000円以下の白ワイン


ここでは、普段飲み用にぴったりなワインを紹介します!


2-1 イエローテイル モスカート

①カセラ・ファミリー
②モスカート
③オーストラリア

白ワイングラフ_アートボード 1_アートボード 1

このワインは、先日書いた『ワイン初心者に送る〜ワインの飲み方〜 Vol.1』でも紹介させてもらいました。
ワイン初心者の方にワインの美味しさを知ってもらえるワインです。

甘いチーズや、タイやヒラメなどの甘味を感じる鮮魚とのペアリングがお勧めのワインです。
近くのスーパーとかにも売ってあることがあるので、このワラビーのエチケットを覚えておくと良いかもしれません。​


2−2  コノスル ビシクレタ・レゼルバ - リースリング

①コノスル・ヴィンヤード
②リースリング
③チリ

白ワイングラフ_アートボード 1_アートボード 1

コノスルというワイナリーは、これからワインを勉強しよう!という方にぴったりのワイナリーです。今回紹介するリースリング以外にも世界の主要品種をほとんど網羅しながらワインを製造しており、それぞれの品種の違いを1本あたり約900円で学ぶことができます。

今回紹介するリースリングは、フレッシュで若々しく辛口と言えるほど辛くもないので、初心者の方でも抵抗なく飲むことができるワインです。
柑橘系の香りや、ジャスミンのような花の香りを楽しんでみては?


2-3 フェウド・アランチョ インツォリア

①フェウド・アランチョ
②インツォリア
③イタリア / シチリア

白ワイングラフ_アートボード 1

まるで、中東の綺麗な絨毯のようなラベルのこのワイン、値段以上にの見応えのあるワインなんです。
品種はインツォリア。キリッと辛い口当たりですが、余韻はさっと引く感じでごくごく飲めてしまうワインです。

イタリアのシチリア島で造られており、イメージ通りレモンの風味や温暖な気候、風土をイメージできる。そんなワインです。
レモンやケッパーなどを効かせた南イタリアの料理と共にお楽しみください!


3. 5,000円以下の白ワイン


ここからは、プレゼントや特別な日に飲むワインを(独断と偏見で)紹介します!


3-1 イナマ ソアーヴェ クラッシコ

①イナマ
②ガルガーネガ
③イタリア / ヴェネト

白ワイングラフ_アートボード 1

私がワインにハマるきっかけになったワインがこのワイン。
イタリアのヴェネトで造られるソアーヴェとは、イタリアのワインの格付けである『D.O.C』や上位互換に値する『D.O.C.G』に認定されているイタリア白ワインの一大ブランドです。

その中でもイナマは三大ソアーヴェにも数えられるほどのワイン。
最初は爽やかな酸と、柔らかい甘味が感じられますがやがて豊富なミネラル感や、白い花のニュアンスを感じられるようになります。
飲むたびに表情を変える様子をぜひ楽しんでほしいです!

和食にも合うワインですので、そちらのペアリングもおすすめです!


3-2 ウィリアム フェーブル シャブリ

①ウィリアム フェーブル
②シャルドネ
③フランス / ブルゴーニュ

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『白といえばシャブリ』この言葉は有名すぎて、ワイン初心者でも聞いたことがある方もいるかもしれません。
有名過ぎて、紹介しようか悩みましたが、世界中のワイン好きを魅了するブルゴーニュの白のニュアンスを楽しむのにぴったりなワインなので紹介します!

ブルゴーニュの白の特徴といえばまずは品種『シャルドネ』による柑橘系の香りと、爽やかな酸味、ふくよかな余韻です。特にシャブリを造り出す土地はキンメリジャンと呼ばれその石灰質の土壌はミネラル豊富な味わいをワインに持たせています。

ブルゴーニュのことを語り出すと止まらなくなるので、この辺にしておきますね。。。


3-3 ジュルズ・テイラー ソーヴィニヨン・ブラン

①ジュルズ・テイラー
②ソーヴィニヨン・ブラン
③ニュージーランド / マールボロ

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ニュージーランドの白といえば、マールボロのソーヴィニヨン・ブラン
こう言われるほど全世界で絶大な支持を集めるワインです。

特徴は、その香り。目を閉じてワインを嗅げば、目の前に広がるのは若草の生い茂ったニュージーランドの大草原です。
さんさんと照る日差しの元で育ったグレープフルーツやパッションフルーツを思わせる味と、爽やかでキリッとした風のような酸味。そんな味わいです!

もっと安価なマールボロもあるので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?


3-4 トリンバック ゲヴュルツトラミネール

①トリンバック
②ゲヴュルツトラミネール
③フランス / アルザス

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ドイツとの国境に位置するフランスのアルザス地方。その独自の文化はワインにも多くの影響を与えています。
特徴はそのボトルの形、『フルート型』と呼ばれる、細長く背の高いボトルはアルザスやドイツ産のワインのいちばんの特徴といえます。

品種であるゲヴュルツトラミネールは、ライチやバラなどのエキゾチックなニュアンスが感じられ、ややスパイシーな印象も与える品種です。
このワインからもその印象を感じられますが、その味わいは、すっきり辛口というわけではなく、少し甘さもあるので、飲みやすく女性人気も高いワインです。

エスニック料理やデザートにも会うのでぜひお試しを!


3-5 クロ デュ シャトー ド ピュリニー モンラッシェ

①ドメーヌ・シャトー・ド・ピュリニー・モンラッシェ
②シャルドネ
③フランス / ブルゴーニュ / ピュリニーモンラッシェ 
④2015年

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ブルゴーニュ最大の白ワイン産地にして、世界最高の白ワインを造り出す土地。それが『モンラッシェ』です。
そのモンラッシェでこの値段は、買いです!
プレゼントや大事な日に持ってこいのワインです!!

だって、モンラッシェって、ワインによっては下記のような数百万とかしちゃうワインもありますからね。。。

その飲み口は、エレガントで気品に溢れていて、華やかな白いアロマを感じたと思ったら、石灰質の土壌で日光をたくさん浴びて育ったことがわかるくらいのミネラルが大量に押し寄せてきて、きゅっと酸が引き締まったかと思えば、シャルドネのふくよかで豊満な香りが全てを包み込んでいきます。

高級ワインと呼ぶにふさわしい、高貴な味わいを楽しめると思います!
とりあえず飲んでみて!!!世界が変わります!!!


4. 憧れのワイン


ここまでくるとなかなか手が出せないだけでなく、お目にかかることも滅多にないワインになってきます。
僕がワインの沼から抜け出せないのはこのせいです。

ワインにはいくつかの階級が存在します。このことについてはまた後日解説するとして、その一番上の階級に君臨する憧れワインを紹介していきます。

このレベルになるとグラフにすること自体がおこがましいので、プロフィールだけ紹介しますね。


4-1 コント ラフォン ムルソー クロ・ド・ラ・バール

①ドメーヌ・デ・コント ラフォン
②シャルドネ
③フランス / ブルゴーニュ / ムルソー
④2013年


ブルゴーニュの三大白ワインの名産地、ムルソー村。その頂点に位置するのがこの『コント ラフォン』です。

樽由来の、ヘーゼルナッツやバター、ローストしたアーモンドなどの豊潤な香りと、それを追いかけるように流れ込んでくるシャルドネのまったりとしたふくよかな味わい。。。

このレベルになると、『飲んだというより、吸収した。』という表現の方が正しいと思います。


4-2 シャトー・ド・ピュリニー・モンラッシェ シュウ゛ァリエ モンラッシェ グラン クリュ

①ドメーヌ・シャトー・ド・ピュリニー・モンラッシェ
②シャルドネ
③フランス / ブルゴーニュ / ピュリニーモンラッシェ 
④2015年

先述した3-5 クロ デュ シャトー ド ピュリニー モンラッシェのワイナリーが造る一番上の階級のワインです。

シュバリエモンラッシェという畑で取れたぶどうだけを使い丁寧に造り上げられたこのワイン。ぜひ一度飲んでみたいなぁと思っています。

誰か誕生日とかで祝ってくれたりしないかなぁ...。


5. 最後に

以上が飲んでほしい・飲みたいおすすめワインを紹介でした!!

まさかこんなに長くなるとは自分でも思っていなかったですが、皆さんのワイン選びの参考になればと思っています!

では、また次回にー。

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