見出し画像

エッセイ「マルチフォーカスとは?今ここに集中するとは?」

マルチフォーカス。

聞いたことはあるだろうか?

マルチタスクでなく、マルチフォーカスだ。

マルチフォーカスはさまざまなことに同時に集中を振り分けること。

これではどれにも集中しようとして、どれにも集中できない状態になる。

それに対し、マルチタスクとは並行処理するがどれかに注意が優先して割り当てられている状態だ。

ここから考えると、マルチタスクは最悪してもいいが、マルチフォーカスは弊害を生むということだ。

僕は今、YouTubeで音楽を流しながら記事を書いている。

しかし、これはマルチフォーカスでなく、マルチタスクだ。

なぜなら注意は記事の執筆に向かっているからだ。

シングルタスクは本当に有効か?よくもてはやされているが本当に大事か?

僕は疑問に思う。

それはなぜか?

シングルタスクでは、やることが限られてくるし、電話もなるしメールもくるオフィスでは、不可能なことだからだ。

よってシングルタスクは現実的ではないと僕は考える。

よって、次に選ぶのはマルチタスクであるが、ここでも気をつけなければならないことがある。

それはマルチフォーカスになってはいけないということだ。

注意は常に一つの作業に、処理は同時に並行して。これが重要なのではないかと思う。

つまりこの注意を向けるということが大事なのだ。

注意は「今ここ」に集中し、過去も未来も考えない。

今ここに集中すると、自分の肉体と精神が蘇ってくる。

今に自分があるのだから、精神が脳が、時空の他の部分を彷徨ったりしないのだ。

肉体と精神が合一しているのだから生き生きするは当たり前だと思う。

しかし、この「今に集中する」というのが難しい。

今ここに集中するために必要なことがある。

それは、深呼吸をして呼吸に全ての注意を向けることだ。

この深呼吸を一分ほど続けると、だんだんと意識が精神が脳が「今」に戻ってくる。

「今ここ」に常に居続けて、目の前のことに集中する。
ただそれだけでいい。

僕らが心がけることはただそれだけだ。

執筆活動継続のため、よろしければサポートをお願いします。あなたのサポートがこのアカウント継続にかかっています。どうぞよろしくお願いします。