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スタートアップ転職してからファーストキャリアの重要性を知る

こんにちは。私は、現在「お祭り」の可能性を切り開くためにスタートアップで働いています。(詳細はプロフィール記事をご覧ください)

今回はタイトルにもあるように、自分の選んだファーストキャリアが今の仕事にどう影響しているか、また現在までの過程で学んだことを書いていきます。

まずシンプルにお伝えすると、僕のファーストキャリアは大手の総合コンサルティング会社だったのですが、将来的にスタートアップで働くことを考えたときにキャリアのスタートのさせ方として間違ってなかったと思います。

そう思う理由をつらつら書いていきますね。

汎用性高いビジネスの基本スキルを叩き込まれる

この点はスタートアップに転職を考えていなかったとしてもキャリア選択の前提条件にすべきだと思いますが、コンサルティング会社の新卒研修から実戦投入〜育成のレベルは高いのです。

やはりクライアントの前に出された以上、一人前のコンサルタントとして対価をいただくわけですからそのお金に見合う人間をとにかく早く育てるノウハウや制度はめちゃくちゃ整っていました。かつ、どの現場に送り込まれても対応できるように、ロジカルシンキング、ドキュメンテーション、交渉、数字を扱ったシミュレーションなど総合的にビジネススキルを磨いていくことができました。

他事業会社に入社した友人から聞いたこの手の話と比較すると、圧倒的に一人前になる(してもらえる)スピードは速いと思います。

これから成長していくようなアーリーステージのスタートアップでは、一人一人の職掌は広いですしあらゆることができて当たり前。なので、大前提となるビジネスの基本スキルを最短で学べるのは魅力的ですね。

コンサル流クライアントワーク(課題解決の極地)を学べる

ひとつ目の理由と重なる部分もありますが、コンサルティング会社ではとにかくクライアントワークにクオリティを追い求めます。

これは無形のサービスで高額なフィーをいただくことから当然とも言えるのですが、そのこだわりは半端ではありません。

この点において、とにかくクライアントの抱える課題を解像度高く捉え、徹底して解決策を追い求めます。

社内の人間は皆がそれぞれにこだわりを持っていますから、アソシエイトやアナリストは自分が作った資料のレビューを通していくだけでもとにかく大変。

しかし、そういった徹底的な社内レビューを経て、クライアントに提示される企画書は本当に研ぎ澄まされた思考の結晶。

スライド資料1枚数十万円〜数百万円ほどの価値を提供しなければならない世界で身震いすることも当然ありますが、クライアントに価値提供するために本気になって働く、かつそれを早い段階で経験することができるのはコンサルティング会社ならではだと思います。

この経験はスタートアップ転職後の仕事にも確実に活きています。
スタートアップが成長していく際に避けて通れぬ大企業との取引。まさにそういった案件において、クライアント企業が普段から取引先に求めるクオリティを知っている、そしてどこまでやれば彼らの期待値を超えられるのか知っていることは、重要なことです。

多方面で活躍していく優秀な同期や先輩たちがいる

これは自分もそうだったのですが、コンサルティング会社に入ってくる人たちや働いている人たちは、大体数年くらいのスパンで自分のキャリアの展望を持っていて、スキルを磨く・経験を積む・やりたいことのためにお金を稼ぐ為に働いている人がほとんどです。

当初の目的を達せられた人からどんどんと会社を卒業して、次のフェーズに移って独立したりスタートアップ企業で挑戦したり、キャリアアップしていく人が大多数なんですよね。

なので、私の新卒同期もすでに半数以上が会社を辞めていて皆それぞれの場所で活躍しています。

こういう上昇志向の強いメンバーと日々切磋琢磨することで刺激を当然受けますし、このネットワークは転職後のフェーズでも役に立ちます。

ファーストキャリアの重要性

私はコンサルティング会社をファーストキャリアに選びましたが、ここまで書いてきたように経験を積み学びを得られたことは非常に良かったと感じています。

これが長期的な育成方針を掲げ徐々に責任を負わせていくような企業を最初に選んでいたとしたら、スタートアップへの転職を選択できていなかったとつくづく思います。

そう考えると、やはりファーストキャリアの選択はとても重要です。

もし学生の読者の方がいれば、漠然とでも良いので自分のキャリアに展望を持ってみましょう。その上で、実現する為にはどういったファーストキャリアの選択が良いのか考えてみるところから就活は始まるかもしれませんね。


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