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東京五輪に向けてU24日本代表の今

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さて今回は、目前に迫った東京五輪のサッカーU24日本代表について触れたいと思います。

3月のアルゼンチンとの2連戦から、6月のA代表との試合を受けての2試合と、7月のホンジュラスとスペインとの戦いを経て、いよいよ7月22日に本番を迎えます。

ちなみに、こちらも宣伝で申し訳ないですが、22日は生配信で安永聡太郎さんとモデル・タレントの田中沙英さんとで副音声配信という形でお送りしますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。

五輪初戦の相手はU24南アフリカ代表です。

基本システムは1-4-2-3-1か1-4-3-3で、システム的には直近のスペインかホンジュラスのどちらかと同じになる可能性もあるので、特別な準備が必要なわけではありません。もちろん対策は必要ですが、この初戦においてU24日本代表は、いかに自分たちがこれまで経験したことを取り入れて発揮できるか。こちらの方に比重を置くと思います。

では、経験したこととは何か。それが今のU24日本代表の話に繋がるので整理しておきます。

まず時は3月まで遡ります。この時、U24アルゼンチン代表と連戦を行いました。場所を東京から福岡に移して行いましたが、結果は1勝1敗。初戦で相手の個のパワーで失点しましたが、メンバーも変えて挑んだ2戦目では3-0で勝利しました。

残念ながら、この時(2戦目)のスタメン選手の中で3人、本大会に臨む22人のメンバーに選ばれていません。それくらい、まだ選手選考の段階でした。もちろんOA(オーバーエイジ)もいません。

それでも、全員が南米のトップクラスの選手たちを相手に善戦できたこと、体の使い方やフィジカル面での違いが分かったことは良かった点です。

ところが、その基準点は6月3日のA代表との試合で覆ります。

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