ウルトラマラソン挑戦記録
先日ウルトラマラソン（多摩川ネイチャーマラソン）に初挑戦しましたので、記録として残しておきます。皆様のご参考になれば幸いです。
（公式HP/多摩川ネイチャーマラソン）
https://earthrunclub.net/competition/20240414_tamagawa_nature_09/
(1)エントリーのきっかけ
ランニングを始めたきっかけがTJAR（総距離415km・累積標高27,000mの過酷な山岳レース）のドキュメンタリーを見たことで、いつかはウルトラマラソン・トレイルレースに参加してみたいと思っていました。前泊無しで参加できる関東エリアのレースとして柴又100kを予定していましたが、今年度は中止とのことで多摩川ネイチャーマラソンにエントリー。100kmのスタート時間（6:00）に間に合うか不安だったので80kmにしました。
(2)普段の練習
平日1回走り、土日にロング走（20km以上）で月間200km程度のトレーニングをしています。フルマラソンPBは3時間23分。
(3)装備/持ち物
・シューズ：ASICS GT2000
・バック：SALOMON Active Skin8
・ドリンク：スーパーメダリスト9000×2
・ジェル1：アミノバイタルアミノショット×4
・ジェル2：ANDO（有塩）×4
・ジェル3：ピットインエナジー×3
・塩飴：inタブレット塩分プラス×5
・御守り：コムレケアゼリー×2
・ウェア：Tシャツ、アームスリーブ、キャップ、サングラス、ハーフタイツ、短パン
(4)ルール・エイド
80kmは7:00スタート。多摩川沿いを福生市辺りまで行き、折り返すコース。スタート時に配布されるリストバンドを10km毎にあるチェックポイント兼エイドで読み取り、途中経過はネットで確認可能。推奨コースから多少外れてもチェックポイントを通過すれば問題無いルール。
エイドは10km毎、水・スポーツドリンク・バナナ・塩飴など。50km地点のみ塩おにぎり支給。水・スポーツドリンクは持参のフラスクに入れてくれる。エイドの補給食は少ない印象で、ある程度の持参が必要でした。
リタイアはエイドにて自己申告。自身でスタート地点まで戻る必要があります（一部エイドでは最寄駅までの送迎ありとの情報あり）
(5)レースプラン
30kmまで@5:30ペース、その後は徐々にペースを落として8時間（80km）を目標としました。
(6)リザルト
当日は快晴で最高気温24℃と暑い天候。40kmまで順調に@5:30ペースを刻み、40km以降は減速、72km地点で膝関節痛が酷くなり残りはほぼ歩きました。80kmは男女29名エントリーで完走12名と完走率約41%。100kmの完走率も同程度でした。8時間44分で総合7位（男子6位）
（ペース）
〜40km 3:41:26 @5:32
50km 1:03:28 @6:21
60km 1:08:48 @6:53
70km 1:10:52 @7:05
80km 1:40:01 @10:00
Total 8:44:37 @6:33
(7)所見/感想
・レース前日体調を崩すも当日の朝には平熱に戻り、何とかスタートラインに立てました。これに伴い目標を完走に下方修正しました。
・午後から暑くなることは分かっていたので@5:30ペースで40kmまで行けたのはよかったです。午前中は比較的日陰もあり体力消耗は少なかったと思います。日焼け消耗対策のアームスリーブも結果的によかったと考えています。
・エイドで休むと走り出しにエネルギーを要することから、なるべく止まらないように心掛けました。
・すれ違うランナーとの声掛けや、分かりにくい分岐点などでのランナー同士の会話が心地良かったです。
・事前配布の地図以外にコース案内はほぼ無く、分かりにくい所が何箇所かありましたが、オリエンテーリングのようで楽しめました。
・50kmエイドで配布された塩おにぎりは、食欲無かったものの、ほぼ噛まずにスポーツドリンクで流し込みました。胃腸は最後まで大丈夫でした。
・70kmエイドからの走り出しで右膝の関節痛が酷く、走ることはできたものの、今後のトレーニングやレースを楽しむことを優先して歩くことを選択。歩くと景色を楽しむ余裕ができてよかったです。
・ちょうど桜が散る時期であったため、桜並木のエリアは特に印象的でした。
・午後は予想通り暑く、かぶり水が一番のリフレッシュになりました。途中のトイレなどでも顔を洗って気分転換しました。
・フルマラソンで苦しめられる足攣りは一度もありませんでした。予防としてコムレケアゼリーを飲みましたが、そもそも筋肉の損傷はフルマラソンの方が酷い印象です。
・最後歩いたこともあり、ゴール後の特別な感動はありませんでした。歩ける状態だったのでサクッと着替えて帰宅しました。メダルと完走証、Tシャツ・タオルが参加賞でした。
・100kmは厳しかったかもしれませんが、ペースがゆっくりな分、案外走れるなという印象です。体へのダメージもフルマラソンより少ない感じでした。
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