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狂言でなにができるでござろうか

和ろうてござるか〜

ご挨拶と申すこともござらぬが
ご縁によって来てくださった方へご案内の記事を描いてみようと思う次第

狂言濃度の極めて高いわたくしの記事や呟きには必ず【狂言】と云うことばが織り込まれてござる
さりながら、そもそも狂言と云うことばに
何かしら引っ掛かりを持たせられねば
ご縁することも少なかろうと存じまする

ようこそ開いてくだされたれ
ありがとうござる

記事は概ね狂言のことば
それもなるべくは狂言の主たる登場人物
太郎冠者の遣うことばを基にしてござるによって
読みにくいと思われる方も
ござろうかと存じまする

さりながら六百年ほども前の
中世とは申せ日本の祖先が遣うていたことばなれば読み慣れてくだされたれば嬉しゅうござる

このブログでは狂言好きのわたくしけんすけ福のかみが
もっとも狂言らしい登場人物“太郎冠者”となって
狂言へとご案内するべく描いてござる
なにとぞ和らいだお心もちにて読うでくださりまりませ
狂言案内草紙「南無三寶」より一部改

狂言と申す芸能には
台詞の劇
わらいの劇
対話の劇
平和な劇
などの側面がござる

わたくしのお稽古している茂山千五郎家ではとりわけ狂言の笑いを“和らい”と表現してござる

こころを和ませる、和らげる和らい
平和で、人と人を調和する和らい
そんな和らいを通して
周りを少しずつでも和らいだ世に
したいと願うておりまする

この狂言noteはけんすけ福のかみが
大蔵流茂山千五郎家 島田洋海社中にて
狂言を学んだことをモトに
実際に狂言を(できれば生で)観て
和らいでもらいたいと願うて描いてござる🖋

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