見出し画像

本年は狂言面をも打ち励みょうと存じまする

和ろうてござるか〜

狂言面打ちを始めて一年と八ヵ月
月に二度ばかりでは
思うようには進みませぬ

さりながら
狂言のお稽古がそうであるように
日々少しずつでも手を動かすことを
したらば好うござりましょう

このブログでは狂言好きのわたくしけんすけ福のかみがもっとも狂言らしい登場人物“太郎冠者”となって
狂言へとご案内するべく描いてござる
なにとぞ和らいだお心もちにて読うでくださりまりませ
狂言案内草紙「南無三寶」より一部改

さりながら
面打ちをすることを
毎日の日課にするは少々
難しゅうはござれども
刀を遣い
木を打つ
機を持とうと存じまする

今打っている狂言面“空吹”は
あと数回にて打ち終える見込み
あとは塗りと表面仕上げ
髭を植え毛描きなどでござる

並行して次なる面を打ち始みょうと存じまする

次に打つ面は何にするかは
未定ではござれども
希望としては福の神か武悪か
いずれも自身遣うるを
見込んでのことでござる

その上次の面とは別に
近く面の公募展への出品も
意図して打とうと存ずる

そう思うと
いっそう打つ氣に
心がこもると云うものでござる

この狂言noteはけんすけ福のかみが
大蔵流茂山千五郎家 島田洋海社中にて
狂言を学んだことをモトに
実際に狂言を(できれば生で)観て
和らいでもらいたいと願うて描いてござる🖋

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?