インドでロックダウンが実施されてから2週間が経過。なんとか元気に生きています。
インド全土でロックダウンが実施されてから2週間ほどが経った。まず驚いたのはロックダウン実施の発表が3月24日の夜で、実施開始が数時間後の25日0時からという驚異的な早さだ。日本ではまずあり得ないだろう。もちろんインドでも混乱はあっただろうが、政府や警察には逆らえないのでみんな従うしかないという状況だった。
私が留学しているデプン大僧院でも3月25日から法要などの集会は全てなくなり、食堂もお店もカフェも全て閉鎖されている。ただお寺の食事配給だけは停止していないのでみんな食には困っていないようだ。お寺の食事をとりに行かずに自分たちで作っている人たちも多い。私が住んでいる家でも野菜を大量に買って自分たちで作っている。
ロックダウンの実施により活動が制限されてはいるものの、幸い生活には困っていないし、私にとってそんなに大きな変化はない。変わったことと言えば、法要等がなくなって先生がずっと家にいらっしゃるので、スパルタ授業が休みになることがなくなったばかりか、授業時間が増えて毎日大変ということくらいかな。私は出来の悪い学生なのでよく怒られているが、ここに学びにきているのでこう言っていられるうちが幸せなのだろう。帰国を余儀なくされる留学生も多いし、日本では授業が始まらないところも多いのだから。
またロックダウン中は外を歩けない。とはいうものの道路に出なければいいかなという感じで、休みの日は草むらをかき分けながら気分転換に散歩したりしている。
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