台湾最後の秘境!?台湾先住民の集落へ突撃してきた(後編3)
こんばんは、ケンシロウです。
さてさて、やってまいりました。台湾先住民編の続きっす。自分でも今回は長編過ぎて、書くのが正直くっそだるい(あ、今の内緒)。しかも明日はテスト。まぁカンニングしてもばれないらしいので今回は甘えさせていただきますと。では、本編行ってまいりましょうか。
前回のことをおさらいすると、タイヤル族の集落、松鶴部落へ到着した俺たちは、案内してくれたおっちゃんに中でお茶を飲んでいかないか?と誘われた。という場面で終わったはず。
で、おっちゃんが「少し待ってくれ。」とお上手な日本語で言ってきたのでその間に付近を散策。にしても、日本語がかなり上手だった。
付近を散策。
これがタイヤル族の衣装か?
これは、、、弓の練習場?いまだに狩猟が行われているのだろうか?
これは、、、台所?昭和の土間のようなものかもしれない。いずれにせよ現代の日本ではあまり見られなくなったよな。(あまりどころかほぼないだろ(笑))
謎のオブジェ。そして・・・・
いや、なんでここでお前らがでてくんだよ(笑)。このケンシロウ、先住民の集落でまさか君らを見るとは夢にも思ってなかったよ。でも、ポケモンが知られているってことは、タイヤル族っていうのは現代に溶け込んでいるのだろうか?しっかしピチューとププリンのイラストに違和感しかない。てかププリン色違いの珍バージョンじゃねーか(笑)。
・・暫くしておっちゃんが戻ってきた。俺らを呼んでるので行ってみることにした。
おっちゃん 「日本の・・どこから来たの?」「大学生?」・・
とかそんな雑談がしばらく続いた。おっちゃんが出してくれた台湾のお茶がとにかく身に染みる。日本茶にはない味わいだ。ウーロン茶もどき?って感じかも。
で、俺らはおっちゃんにタイヤル族の事について聞いてみた。ここからが本題だ。
・・・すると話してくれた。
タイヤル族というのはどうも、先住民伝統の暮らしを守っているわけではないらしい。タイヤル族としての民族は実在するが、それらは時代の波にもまれ、台湾の現代社会へ飲み込まれているというわけだ。
この村はタイヤル族の伝統を守るために、タイヤル族の祭り、食事、文化を伝承するある意味テーマパーク、というわけだ。
おっちゃんはタイヤル族に詳しい専門家がいるというので、電話をつなげてもらった。その方は関西の有名大学の某教授である。
やはり、その方に聞いてもタイヤル族は現代社会に溶け込んでいるのだとか。まだ伝統的な生活を守っている人はいないんですか?と聞いたが、現在ではいらっしゃらないそうだ。
・・・んーーーなんとも言えない複雑な気分だ(笑)。確かに近代化は必要ではあるが、伝統が生かされていないのは少し残念だったかも。
暫く談笑して俺らはタイヤル族の村を後にすることにした。
部屋に飾ってた弓矢。
おっちゃんと記念にパシャリ。あ、俺撮り忘れた。
ありがとうおっちゃん、また行くな。そん時は呑もう!
タイヤル族の集落を後にして、、とても貴重な経験をしたと率直に思った。台湾は漢民族だけの社会ではなく、先住民も活躍している多民族社会ということが分かった。先住民は現代の波にもまれても、こうしてひっそりとした山奥で自分たちの伝統文化を生かしていた。なんかうるっとくるやろ(笑)。台湾にはまだまだ沢山の先住民たちがいる。俺はその方々にぜひ会ってみたい。よし、台湾の先住民にこれから会いまくろう!そして日本人が知らない台湾をこれからも発信していく決意だ。
タイヤル族の繁栄を祈って、俺たちはこの村に別れを告げた。
完
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