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日本人の9割は行かない?!ボルネオ島の王国・ブルネイへ


こんにちは。灼熱のマニラで汗を流しながら、記事を更新している。実は最近、マニラの某企業に転職し、早くも後悔している今日この頃である。

バギオを離れ、暑くて人が多くて喧騒なマニラでの新しい生活はなかなか過酷で、仕事も自分に全く合っていない・・。そんな日々を過ごしていたら、体調を崩して会社を休んだ。

ベットでゴロゴロしていても、何も始まらないということで、去年の旅行の記事でも書くとしよう・・となったわけだ。


皆さんは『ブルネイ王国』という国をご存知だろうか?


東南アジアでタイ、フィリピン、マレーシアなんかは誰でも知っているだろうが、このブルネイという国は3人に1人は絶対に知らない・・気がする。

ブルネイはフィリピンの南に位置する島、ボルネオ島にある小さな王国。国土は小さいが、豊富な石油資源で国は潤い、東南アジアのお金持ち国家なんだとか。


マイナーな国が大好きな自分にとって、このブルネイはとても魅力的な国であり、なんとフィリピンから格安航空が飛んでいるのだ!

早速セブパシフィックのホームページから首都、バンダルスリブガワンまでのチケットを購入。日本円で往復2万くらいだった。

バギオから空港があるマニラへ


バギオからバスで4時間程、マニラに到着した。ここから空港へ向かい、セブパシフィックに搭乗する。マニラのニノイアキノ国際空港へは、タイのバンコクみたいなモノレールなどがない。よってタクシーで行くことになるわけだが・・タクシーはGrabなどを使わない限り8割はボッタクリだと思った方が良い。


ブルネイへ到着!
ブルネイドルに換金


飛行機に搭乗して2時間ほどで、ブルネイ王国に到着した。なんと日本からも直行便があるみたいだが、6時間程度かかるみたいだ・・東南アジアに住む特権はこういうところにある。

そして入国後、税関を通るのだが・・ここブルネイを訪れる際は注意しなくてはならないことが。

ブルネイはタバコ、酒の持ち込みが厳しく制限されているのだ。

ブルネイは厳格なイスラム教の国で、国内で酒、タバコを販売されていない。勿論、酒を飲むバーやクラブなどのライトライフ系の店も皆無。そして観光客にも、酒タバコ類の持ち込みは厳しく制限されている。

なんと、飛行機で仲良くなったフィリピン人の方が、荷物に制限以上のタバコを隠し、持ち込もうとしたことで警察沙汰になっていた・・。

彼曰く、ブルネイのタクシーはめちゃんこ高いから、割り勘で街まで行こう、という話だったのだが、彼が警察に尋問されることになり、空港から出てこなくなってしまった。彼には申し訳ないが、ひと足先に街まで出ることにした。

SIMカードを購入


とりあえずSIMカードを購入したのだが、これが日本円で1500円程度する。先ほどのタクシーが高い、という話もそうだが、ブルネイの物価はシンガポールと同じくらいのなのだとか・・。

東南アジア=物価が日本より安いと思い込んでいる人々がここに来たら、腰を抜かすことだろう。まぁ、今円安が進みすぎて、フィリピンも安いとあまり感じないけど。

そしてタクシー乗り場に行ったのだが、タクシーっぽい車はなく、全てバンのような車だった。

驚くのがその料金。空港で軽く話した気さくなブルネイ人のセキュリティガードに聞いたら、なんと中心街まで、日本円で一万円ほどするとか・・。
高すぎるやろ!!!日本のタクシーより高いで!

空港から市街地へは、昼間はバスが出ているが、夜は基本的にタクシー、または歩きしか手段がない。ちなみに今回のフライトは夜だった・・。予約したゲストが夜中は閉まっているため、今回はタクシーを渋々選択した。

で、ドライバーに声をかけたのだが、意外にも一万円の半分以下の4千円ほどで乗れた。気さくな警備のにいちゃん、おどかさんでくれよ・・。

タクシーの車窓から。イスラム教国に来たと実感!
人が本当にいない


タクシーを乗ること20分程度。渋滞もなく、割とあっけなくゲストハウス近くに到着した。

タクシーの車窓から、街を眺めたが厳格なイスラム教の国だけあって夜はバーなどの施設が一切なく、人もまばらである。街は東南アジア諸国と比較してもかなり清潔で、混沌とした雰囲気が全くない。

建物も高層ビルなどはなく、モスクや住宅街がポツポツと。なんか、少しマルタ島に雰囲気が似てるような・・?マルタ郊外の田舎の雰囲気によく似ている。

ゲストハウスは中心街近くにあるが、人はほぼ出歩いてないのと、車の台数も少なかった。ただ、お金持ち国家だけあって、明らかな高級車が走っていた。あ、車全く知らないから、あくまで憶測ね。

道路にガムやらなんやら落ちてない、野良犬ゼロ


夜がこれではやることもないので、とりあえずゲストハウスにチェックイン。優しそうなマレーシア人のおばちゃんが迎えてくれた。ゲストハウス下には、フライドチキンライス?のようなものが売られていて、味はなかなか美味しかった。値段は300円ほど。飯に関しては、選べば日本より安いかもしれない。

とにかく、ここは東南アジアか?と思うほど、熱気や混沌を感じない。清潔で、野良犬、野良猫をみかけない。マニラと真逆じゃないか。2時間飛行機で飛んだだけで、世界観は時に大きく変化する。

とりあえず、今日はゆっくり寝て、明日から未知の国、ブルネイを探索していくとするか。

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