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マルタと沖縄は似ている


はい、こんばんは!


今回は・・・マルタと沖縄がすごく似ている件について綴っていく。


マルタ留学にきて、ずっと思っていることなのだが、マルタと沖縄は本当に似ている。


私自身沖縄が地元ではなく、大学に通っていただけの身の上だが、マルタで『あ、沖縄っぽい』と感じるシーンは多い。


そこで今回は、沖縄とマルタの似ている点を紹介していく!


似ている点その① 豊かな海と温暖な気候


ご存知の通り、沖縄は日本でも有数のリゾート地で、美しい海と温暖な気候が特徴の島だ。沖縄旅行で海に行かん輩は多分いない。


マルタも地中海の温暖な気候と、沖縄に匹敵するような豊かな海が広がっている。上の写真はマルタの海だ。写真からでもその美しさが伝わってくる。


また、沖縄とマルタの魚は味が淡白で、脂のノリが少なめだ。これは温暖な海の魚に見られる特徴で、私自身も魚を食べて実感した。


こんな感じでまず、島の環境自体はものすごく似通っている。唯一、違うと感じるところは湿気である。マルタはとにかく空気が乾燥していて、朝起きると喉がパサパサしている。それに比べて、沖縄は高温多湿で梅雨時期はカビに悩まされる。


もしかしたら、沖縄にある程度住んでいた人はマルタのこの環境にあまり新鮮味を感じないかもしれない。


私自身、沖縄で美しい海をずっと眺めていたわけだし、シュノーケルも学校帰りにトライできる環境にいた。だから正直、マルタの海に対してめちゃくちゃ感動した!と言うことはなかった。


ただし、マルタには沖縄とは違った、独特の地中海の景色や、マルタ特有の海鮮料理が楽しめる。だから沖縄に住んでいてもマルタは十分楽しめる、ご安心を。


似ている点その② のんびり気質


沖縄にはウチナータイムという時間感覚があるが、マルタもそれに似た時間感覚がある。



バスは定時で来ないし、全体的にのんびりした雰囲気が漂っている。


私のポリシーとして、~の地域の人はこうだ!という決めつけはあまり好きではない。しかし、全体的な傾向として、沖縄とマルタはのんびりしていてどこか似ているのだ。


こちらの写真は首都のバレッタ。
沖縄のアメリカンヴィレッジに雰囲気が似ていると思うのは私だけか?


似ている点その③ 島の経済事情



沖縄の経済の主体は観光業や米軍基地、いわゆる第三次産業でまわっている。マルタもヨーロッパのリゾート地として、観光業が主体となっているのだ。


つまり、二つの島は観光業という共通の産業で発展してきている。さらに、沖縄もマルタも他の土地からの物資の輸入に依存している。例えば、沖縄は日本本土からの食品や物資に頼っている部分がある。マルタも同じく、イタリアなどの周辺国から多く物資が入ってきている。


今のコロナ禍は二つの島に大きな打撃を与えている。特に、沖縄は今感染者が急増し、またもや観光業に悪影響を及ぼしている。一方でマルタはワクチン接種が進み、状況は落ち着いてきている。ただし、他国への渡航、入国は厳しい制限がかけられているそうだが。


いかがだっただろうか?

簡単に二つの島の共通点をまとめてみた。
こんな感じで共通点が多い二つの島だが、決定的に違う点が一つある。


それは、独立国であるか、否か


マルタは国家として独立しているが、沖縄は日本の一都道府県だ。沖縄もかつては琉球王国として繁栄したが、現在は日本の都道府県に組み込まれている。


私自身、革新派の人間ではないが、マルタに来てみると沖縄の独立も決して不可能ではないと感じた。まぁ、私自身沖縄独立という話題には興味がないので、実際独立に賛成するわけでもない。ただし、沖縄には産業がないから独立は絶対不可能!!という意見は必ずしも正しくないのかもしれない。


マルタにいる間に色々なことを吸収して、沖縄に戻ったとき、その経験を生かしていきたいと思う。沖縄に似ているマルタには、沖縄をより良くしていくことのヒントが隠されているはずだ。


私は沖縄であれこれするつもりはないが、沖縄をより良くしたい、客観的に見つめてみたい!という方には是非マルタに来てこれからの沖縄を考えていってほしい。 


ではまた次回!!




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