見出し画像

旅RUNキュレーションVol.85(New Day, New Tomisato!第41回富里スイカロードレース大会)

大会名
 第41回富里スイカロードレース大会
 https://tomisato-suikaroad.jp/
レース種類
 7km(他に 小・中学生の2kmがあります)
参加費(エントリーフィー)
 6,000円
開催日
 2024年6月16日(日)
開催場所
 千葉県富里市

千葉県富里市で6月開催の富里スイカロードレース!
2年連続で実に5回目の参戦(昨年の参加記録は下記)。

僕が5回以上参加している大会は東京マラソンとおかやまマラソンだけだったのですが、ここに富里スイカロードレースが加わりました。
この大会はこれまで10kmレースが恒例だったのですが今年から距離が短縮されて7kmに。昨年熱中症患者がたくさん出てそのほとんどが8km以降に倒れたとかで、レース自体を7kmに短縮したとか。スイカが名物だからまさか冬に開催するわけにもいかないですし、夏場のレースは運営難しいですよね。

ということでNey Way, New Tomisatoのレースへ!
近年は東京駅からの直行バスで富里市の会場まで行くことが恒例になっています。今年の朝5時台に東京駅八重洲口に到着、そこから少し歩いて東京駅鍛冶橋駐車場に5時52分頃到着。

ちなみに初めて知ったんですが、ここの駐車場は構内撮影禁止らしいです。この時間であれば直行バスの1号車に余裕で乗れます。
昨年比で500円の値上げとなり、参加費用を上回るようになったこの直行バス、だけど良くなったこともあり。相席無しでバスを出発させてくれる。ソロ参加の人は一人で2連席独占。これは嬉しい。隣の席の空いた公共交通機関の座席はビジネスクラスだ。

5時59分にバスのチケットが回収され、朝6時きっかりに僕の乗った直行バス1号車出発。うとうと眠っていても会場付近まで運んでくれる。これが直行バスの良さ。

往路バスは佐倉ICで下道に降りて走り出す。会場最寄りICでは無い関係で、少し時間がかかるものの午前7時21分に会場付近の駐車場に到着。1時間21分の旅路でした。

ここから数分歩いてメイン会場の富里中学校。昨年ぶり。5回目の参加ともなると「今年も富里中に帰ってきたぜ!」感。

出場する7kmレースの号砲は10時ジャストの予定、ということで2時間半以上も時間があるわけで、この時間は会場内をうろうろする時間。毎年恒例のスイカカービングの作品を愛でる。これ、誰が作ってるんだろ。凄すぎ。

今年はどうやらスタート前にもスイカを配っている場所があるそうで賑わってました。このスイカは参加者かどうか関係なく誰でも食べれるとのこと。

近づいてみると「黄色のスイカ、もう最後ですよー」と言われたので、今年の富里スイカのファーストタッチは黄色いスイカ。甘んまい!もうこれだけで満足。

そして参加賞Tシャツ受け取り。今年のTシャツは黄色!今日食べたスイカの色と同じ笑

朝8時頃から開会式。富里スイカの名物とみちゃんたちが出てきて、そして市長兼実行委員長の挨拶。10kmレースを断念して7kmレースに変更したという旨の詫びの言葉からのスタート。いえいえ、開催してくれるだけでありがたいですよ。

市長兼実行委員長ご挨拶

ゲストは日本大学や順天堂大学の選手たちでした。

市長曰く「記録は大学の選手に任せて、みなさんは無理せず走りましょう」と。校舎の横断幕にも「頑張れ ほどほどに」とか書いてある笑

頑張れ ほどほどに

8時半には手荷物預け。まだ出走には2時間くらいあるけど早めに。選手数そのものが多いので早めの時間でも預ける人はそこそこ多い。

袋を受け取って取り決まった場所に残置する方式。この袋が(しっかりした作りで再利用とかもできる品質なのですが)意外と小さいかも。

今回、自分は日帰りレベルの荷物だったので大丈夫だったわけですが、遠征で来ている系の人はツラいかも。富里スイカロードレースの特徴というか、なのだけど、荷物預けの方式は割と毎年違うので(預け賃取られることも過去にはあった)次年度以降参加するときはちゃんと気をつけましょう。

会場付近にはスイカを売りに来ている人たちもいてここでも試食をさせていただけます。富里スイカロードレースの隠れた名物は実はトウモロコシ。今年も試食させていただきました。走った後にゆでトウモロコシ(300円)を買ってかじりたかったのですが、走った後にはゆでトウモロコシなくて悲しい。

午前9時に中学生の2kmの部がスタート。速い人は5分台で爆走してフィニッシュに飛び込んでくる。中学生すげーな。

そしてノロノロと自分が走る準備。スタート前給水は水と麦茶有り。水は手元に持っておきスタート前に身体にかけて冷やす作戦を今年も採る。

ポニー的な馬や、フラダンス的な出し物をみながらスタートゲートへ。

富里中学校内だと混雑しがちなトイレですが、スタートゲート付近にもあるのでこっちが穴場です。早めにスタートゲートに行くのが良いでしょう。

ランナー招集は9:45といわれながらも9時半くらいには到着。もう続々と人が並んでおり、9:45とはなんなのだろうという感じ。自己申告タイム順に並ぶ方式。今日は7km、キロ5分を切る走り方をしたい(つまり7km35分未満で走りたい)と思ったので31ー40分のプラカートの前に並びました。

どちらかというとファンランの要素が強いこの大会、こんなに前に並ぶ人は少なくて結構前に行くことができました。
9:45には人がみっちみち。

市長の挨拶を聞いて、いざ10時に7kmレースの号砲&花火! 僕は14秒遅れでスタートゲートを切った。スタート時の天候は曇り。朝の雨で湿度は高いものの、気温はそこまで高くなく、6月にしては良い感じ。

結構前に並んだわけですが、ランナー渋滞で最初ちょっと詰まる。遅いのに前の方に陣取る勢が少なからず居るのがこの大会。最初から歩いている人とか複数人居た。さすがに歩くんならもう少し後ろに並べば良いのに。

やがてランナー渋滞もほぐれて走りやすくなる。給水所が多いのはグッド。1km手前とかから給水所あったね。でも、なんども取りまくると遅くなるのでスルー。要所で取って身体に水をかけて喉を潤す。それで充分。

1km地点通過。残り6kmで終わり。
序盤の太鼓の応援。これも毎年恒例。

3kmくらいからがこれまで知らないコース。

そして4kmあたりでけっこう急な下り&登り。新緑の景色がすごく良いけど、下りは雨で滑りそうだし、登りはキツい。富里スイカロードレースは最後の登り坂がキツいイメージだったわけですが、新コースはおそらく4km付近の登りのほうがキツいです。

5km地点で小学校の横断幕。いいねいいね。これまでの10kmレースだと後5kmもあるという地点だったわけですが、今年は7kmレースなので後2kmで終わるという喜び。

そして富里スイカロードレース大会最大の名物、給スイカ所。これまでは8キロ過ぎにあったわけですが、新コースでは約5.2km地点に待ち構える。(位置取りとしては去年と一緒の場所)。

大量のスイカが待ち構えるエイドでスイカをしっかり受け取りました。その場で食べる方が多い中、スイカを持ったままフィニッシュまで走るのが自分の嗜み。沿道から「あの人スイカ持って走ってるー」と馬鹿にされるところまでがセットなのですが、今年は自分の前を走るランナーさんの一人が両手にスイカ持って走ってたからなのが、あまり言われなかったぜ笑

最後までこのスイカを持って走る!

給スイカ所からフィニッシュまではこれまでと同じコース。これまで9km地点で苦しめてきた最後の登り坂は6km地点で登場。

そしてその後に配られるアスパラドリンク私設エイドも健在。今年はできるだけ良いタイムがほしかったのでアスパラドリンクはスルーしました。

アスパラドリンク!

そして最後の直線を爆走して富里中学校のフィニッシュへ。

最後の力を振り絞って、手に持ったスイカを天に掲げて、フィニッシュ!

無事完走できました! 曇り空とはいえ、やっぱりね、この季節は走り出すと身体に熱が溜まる。やはり夏のランはツラい。コース上、2人くらい倒れてました。それでもギリでキロ5分未満のタイムで走れました。

最近はもうずっとフルマラソン専門ランナーになってたので、今日のノルマは7kmで終わりかと思うと堪らん! ここ最近、フルマラソンばかり走ってきた僕にとっては実に10ヶ月ぶりの短いレース。7kmでおしまいなんて、今日はなんて幸せなのだ。

走り終えてとりあえず荷物をピックアップして着替えへ。

屋外の涼しいところで着替えるものの汗ダラッダラ。今日は自宅から当日参戦だったのでタオルを冷凍して持ってきたのですが、それをもってしてもなかなか火照りが止まらない。暑い時期のランはツラいぜ。ついこないだ寒い寒いびわ湖マラソン走ったばかりだったんだけどな。季節の巡りは早い。

そして本日最後のメインイベント! スイカサービスコーナーへ突撃。ひといっぱい。事実上食べ放題のスイカ!堪らん。1回にデカく切られたスイカ2切れ渡される。たまに3切れ渡されることもある。この圧倒的なスイカの物量に感じる安心感。今年のスイカを一気にここで食べた気分。

恒例のでっかいゴミ箱

やはり、今年も良い大会でした。富里の皆さん毎年ありがとうございました。もう来るなといわれても、また来ます!
帰路も直行バス。11時40分以降に集合してくださいと言われたものの、11時30分頃にバス停留所へ。すぐに乗せてもらうことができたし、バスの中はエアコン効いてて天国。

自分の乗った1号車は11時46分に出発。帰り便も2席独占でゆったり。窓から外を見ると成田駅行きのシャトルバスを使う人の長蛇の列。やっぱり、お金を払う価値があるよ、このバスは。

東京駅戻りの便は酒々井ICから高速道路に乗るので、往路よりも早いです。

出発からジャスト1時間、12時46分に到着しました。去年までは丸の内側に到着していた覚えなんですが、今年は八重洲口側に戻りました。泊を伴う旅RUNを毎度やってるので、日帰りはラク! ほんと気軽で素敵。

今回の旅RUN費用
総額12,500円
 エントリーフィー
  6,000円
 直行バス往復・東京駅-会場
  6,500円 

2017年は5,000円だった往復直行バス。2023年は6,000円、そして今年は6,500円と着々と値上げを重ねております。でも便利さには変えられないし、今年は一層快適な運行になったので満足!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?