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旅RUNキュレーションVol.68(4年ぶり開催!第40回富里スイカロードレース大会)

大会名
第40回富里富里スイカロードレース大会
レース種類
10km (このほかに小中学生を対象とした1.5kmの部があります)
開催日
2023年6月18日(日)
開催場所
千葉県富里市
参加費
6,000円

季節は夏に向かっており、マラソンはある種のオフシーズンとも言える今日この頃。
コロナの騒ぎも終わりに向かってきた昨年10月以降、自分は8か月連続でフルマラソンを走ってきたのですが、さすがに夏はフルマラソン休止。熱中症に気をつけながら、無理のない距離を楽しく走りたいものです。

6月といえば、個人的にとてもおすすめの楽しい大会がある。千葉県富里市で開催の富里スイカロードレース大会だ! コロナ騒動を越えて大会自体は4年ぶりの開催。個人的にも何度も出ており、5年ぶり4回目の参戦だ!!

富里スイカロードレースは関東主要部からのアクセスがすごく便利。専用バスを予約しておけば大会直行してくれるし、帰りも送迎してくれる。

朝5時50分に東京駅付近の東京駅鍛冶橋駐車場に集合。東京駅の八重洲口から出てすぐのバス乗り場ではなく、右に少し歩いて7分ほどで到着。

朝5:52に到着した時点で最初に発車するバスには充分乗れ、窓際に座れる感じ。朝6時以降にバスは出発するのだが、満員になるのは少し時間がかかり、結局朝6:09に最初のバスは出発。今回気づいたのだけど、行きのバスは運転手側の席がお勧めだな。運転手側でない方に座ったのだけど太陽がややまぶしかった。

東京民にとって、富里スイカロードレースの移動は直行バスが一番だ。朝早く起きる必要があるわけだが、居眠りしていたら会場到着だ。レンタカーで行ったことも過去にはあるが、直行バスには負ける。結局、現地到着は7:29、所要時間はちょうど1時間20分だった。

到着時に大会の関係者と思われる方々がバスに向かって手を振ってくれた。4年ぶりに開催される富里スイカロードレースということで感慨深い。なんだかグッときた。

久しぶりの富里中学校! そうそう、この感じこの感じ。戻ってきた。僕は同じマラソン大会に複数回出場することは少ない。4回目の参加は地元おかやまマラソンに並ぶ2位タイの記録。すっかり恒例。

スイカの彫刻も久しぶりに見た。芸術だなホント。

参加賞はTシャツ。引換証の裏面には健康チェックシートがあったのだけどうっかり書き忘れ。でも係の人が体調をヒアリングしてくれて○付けしてくれた。ありがたし。

朝8時から開会式。

富里市長の挨拶が元気もあって良かった。「この3年間、準備をしては企画倒れになり、ようやく開催できました!」と。嬉しいねぇ。

あと、大会のゲストはTBSの初田アナウンサー。キー局のベテランアナ、いい声。

8時半からは準備体操もあり。

会場は広いので、5000人の出走者が居ても場所は広い。トイレが少ないかな。男の小便器があるのでこっちは大丈夫なのだけど、女性と男の大はめっちゃ並ぶので大変そう。ファンランナーが多く、女性も相応に出てくる大会なので、もう少し充実するとよいのかなと。

ただ、富里中学校内の仮設トイレが少ないだけで、実はスタート地点に向かう途上に仮設トイレがちょいちょいあるのだよね。これは割と穴場。

手荷物は預かってくれる。大会年によって有料だったり無料だったりするのだけど、今年は無料で預かってもらえた。

朝9時から中学生の1.5kmの部、9時16分から小学生の1.5kmの部。あっという間にゴールに駆け込んでくるね。

そしてメインイベントの10kmの部。出走は朝10時ジャスト。朝9時半頃にスタート地点に向かった。招集は9:45であるものの、9:30くらいからスタート地点の案内係が並ぶ。ファンランの人が多い大会なので50分未満のレーンでもかなり前に並べる感じ。

ところで、今日は暑い!! 自分が参加した過去3回の富里スイカロードレースはすべて雨だったわけだが、今回は好天。こっちのほうがツラいな。
スタート前給水の紙コップをスタートレーンに持ち込んでちびちび飲んだり身体に軽く水をかけたりして直前まで対応。こんなことするのは初めてなのだけど、やれることをやっておく。幸い今日は10kmランなので補給食も持たず、水を使い切った紙コップはくしゃくしゃにしてポケットにしまえば良い。

スタート直前の実況もTBS初田アナ。めっちゃアガるな。さすがベテランアナウンサー。
聞き入っていたら午前10時の号砲! 17秒遅れでスタートレーンを切ることができた。

最初100メートルくらいは詰まった感じになったもののすぐにほぐれて走りやすくなった。

応援も太鼓など、いくつもあって嬉しい。

だけど予想どおり暑い。水はかけていたものの、すぐに体内から暑くなってくる感じ。幸い、10kmの割には給水所が8カ所くらいあるのでこれが救い。都度水をかけながら対応。スポーツドリンクの給水所は少ないけど、どちらかというと身体を冷やす方が大事だ。

無理にスピードを出すのはやめて5kmまででちょうど25分。

そして後半。

この大会のハイライトは8kmを超えたところにあるその名も「給スイカ所」。

走っているときにスイカを配ってくれる。過去の経験で概ね8.6km地点かなと思っていたら、今年は位置取りが変わってて、8.2kmくらいに急にスイカテントが現れた。

走りながらスイカをキャッチするのがこの大会の醍醐味。急にスイカテントが現れたので心の準備ができていなかったものの、係の人から無事キャッチ! スイカの季節が始まったぜーー!

この喜びのすぐあとに来るのが9km地点の急坂。心折れそうになる。

それを超えると、薬局屋さんのアスパラドリンクのコーナー。この場で飲まなきゃ行けないお決まり(瓶を捨てる都合)。タイムも今日は悪いので堂々と止まって飲ませて頂きました。

そしてフィニッシュへ向かう直線へ。

フィニッシュは富里中学校。最後に5人くらい一気に追い抜いて、無事フィニッシュ! 53分もかかってしまったが、無事でよかった。給スイカ所でもらったスイカ、結局最後まで持って走ってしまった。正直、走りながらスイカ食べるの大変なんだよね。なので、少しずつ給水する気持ちでかじりながら走った。

手荷物を受け取って、その辺で着替え。

そしてこの大会最大の楽しみ「スイカサービスコーナー」でのスイカ食べ放題。食べ放題の大会は数あれど、圧倒的な物量で攻めてくるのが富里スイカロード。でかいスイカ半玉分くらい食ったが、まだまだ大量のスイカ。本当は選手限定食べ放題のはずだけど関係なさそうな人(絶対10キロ走らないだろう系雰囲気のおばあちゃんとか)とかが普通に取ってて笑う。おおらか。

ちなみに今回のスイカ提供数は1,540玉らしい。

スイカの皮を捨てるゴミ箱も超でっかい。

あと、これは無料ではないのだけど、富里はトウモロコシもおいしい。毎年、朝取れトウモロコシを売ってるテントがある。フィニッシュ後に食べそびれたが、走る前に試食だけさせてもらった。この甘さ、素敵です。

そして帰路。ふとロードを見ると、とっくに制限時間1時間半を過ぎているのに走っているランナーさんたち。制限時間にまでおおらか。どうやら2時間くらいまでは待ってくれる模様です。

帰りも東京までの直行バス。11:45以降順次バス発車ということで11:47にバスに乗車。だがこのタイミングではまだ5人くらいしか乗っておらず、待つ感じ。結局満員になるまでちょうど30分待った。以前より、この辺の人の集まりが遅くなってる気がする。

12:17にバスは発車。往路便は佐倉ICで降りて下道を走るみたいな感じだったが、復路は酒々井ICで早々と高速道路に乗ってすいすい。出発からわずか1時間後の13:17に東京駅前に到着。

往路は八重洲側から出発するが、復路は丸の内に運んでくれます

ということで4年ぶり開催の富里スイカロードレース大会、堪能しました。ニュースなどを見ると今日の大会で9人の熱中症患者が出てしまったそうですが、皆さんご養生ください。。。

この季節に貴重な大会。富里の皆さん、開催してくれてありがとうございました!

今回の旅RUN費用
総額12,000円
 エントリーフィー
  6,000円
 直行バス往復・東京駅-会場
  6,000円 

日帰りかつ直行バスで気軽に参加できる素晴らしき大会!

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