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地域移住にモヤモヤしてたんだけど、コーチングで腹落ち、人生が変わった元リクにインタビュー。

コーチ仲間に誘ってもらい。コーチングについて書くアドベントカレンダー24日目を担当します。

同郷金沢出身の元リク・はしけんに「実際コーチングうけてみて、どう?」を振り返りインタビューしました。1年ほど、月1で90分/回のコーチングセッション(面談)をさせてもらってます。はしけんは、WILLと向き合い、腹落ちし、転機になったと言っていました。

クライアントはしけん(左)にコーチけんせい(右)がインタビュー

転職を一度は辞め、悩み、コーチングに出会った。

ーまず、簡単に自己紹介をお願いします。
橋本健太郎といいます。あだ名は「はしけん」です。
高校まで金沢で、京都の大学に進学。卒業後、㈱リクルートスタッフィングという人材派遣会社で6年営業として、東京大阪と都市部でキャリアを積みました。

ですが、大学を卒業したときから「地元に戻りたい」という思いがずっとあって。2年前コーチングに出会い、それがキッカケで金沢に戻ってチャレンジするという選択をとりました。今は、「100年後も家族で暮らしたい地域を作る」というビジョンを掲げる金沢のベンチャー企業㈱こみんぐるという会社で働いています。

㈱こみんぐるで働くはしけん

ーはじめの、コーチングをうけるキッカケは?
きっかけでいうと。実は、転職をしようと内定ももらっていて。内定先では、大阪本社でまず働いて金沢支社にいくプランだったんです。それで、はじめて正式に辞めますって話をしたんですが、部長に「帰りたいなら金沢に直接帰れ!おまえは根拠がない自信がねぇ」といわれ。すごく刺さって。それで会社を辞めることを辞めたんですね。それがすごい悔しくて。

部長の一言で、「自分が何をしたいか」がわからなくなってしまって。元リクルートの人にGOAL-B所属の松田コーチを紹介してもらって。怪しいかもと思いながらも(笑)。すごく自分の中で悩んでる時期だったので、半信半疑でうけてみました。松田コーチと話して、石川県に帰るという選択が明確になったんです。

悩んでいた頃を思い出すはしけん

ーその後、自分(けんせい)とコーチングをするように?
はい。結構ノリもあったんですけど(笑)。石川県に帰るのは決めたけど、いつ行くのか、何をするのか、なにも定まっていなくて。そのときに、けんせいさんと会ったんです。

自分は石川県を代表する人になりたくて。石川県という地域で活躍してる若手といえば、仁志出憲聖という名前が必ずあがる。尊敬できる人であり、師として信頼できるから、コーチとして安心感があった。

けんせいさんがTHE COACH Academyで勉強して、ちょうどクライアント募集していると聞いて、お願いしましたね。

ーわ。そんな褒めてもらって、うれしいです!笑 
あと、コーチングを学ぶことにも興味があって、いろんなコーチング流派をしりたかったのもありますね。

ルーツと感情を受けいれ、自分を肯定できた。

ー印象にのこってることは?
大きかったのは、けんせいさんとのコーチングで、「なんで石川に帰りたいのか?」をテーマに話していたのを覚えていて。ルーツがそこにあるというのに気づきた瞬間がありました。

ルーツっていうのは、親からの影響とか、親が大事にしているもの。それを自分がすごく尊敬していて、形にしようとしている。切っても切り離せない感情だということに気づいた。すごい腹落ちして。こういう思いをもって自分が帰りたいんだと、自分をすごく肯定できた。

あと、ブランディングについて話した内容をメモ書きしてもらった。悩んでいる頭の中が可視化されて。
たぶん、これ、ぼくとけんせいさんしかわからない内容だと思うんですけど(笑)。大事にしていること、人生どうなりたいかをコーチと共有できているということで、より気持ちも高まり、理解もすすんだ。

ーこのメモ、ちょうど10ヶ月前(笑)
ええ!!!めっちゃ前に感じますね!ずっと、昔だとおもったら10ヶ月前かぁ(笑)。

ブランディングをテーマに話したメモの一部

忙しいときこそ、自分や未来をみつめるために。

ーコーチングってどういう使い方してる?
コーチングは、心の奥で思っていたもの、潜在的にモヤモヤしていたものが、実は重要だって気がつかせてくれる。すぐにやろうと転換してくれる。

周りの声に必要以上に流されているんじゃないかってとき、忙殺されて考える時間がとれてないとき、未来のことを改めて考えたいなってときに受けたいなと思う。目の前のことばかりになって、何年後先とか、どう生きたいか、って意図的に考えないと、なかなかできない。

本当は、年末のこのタイミングもやりたいタイミングでした(笑)

深層心理にたどりつき、腹落ちする。

ージャーナリング(1人で紙に書き出し)する、飲みに行くではダメ?お金をかけてまで、なぜコーチング?
ジャーナリングと比較すると、腹落ち度がぜんぜん違う!自分に落ちる。ジャーナリングで、はきだすことはできる。でも、頭の整理になるだけで、やっぱ問われないと、深層心理までいけない。深まらない。氷山の一角ですね。

ともだちと話すのは、偶然あたることはあるけど。打席にめっちゃ立たないといけない(笑)。10人以上に会ってこの感覚や気づきに出会えるかどうか。だから、確実に考えたいときは、コーチング。

ーコーチングうけるときに気をつけてることは?
集中できる環境でうけようとは意識している。邪魔がないように。自分自身に入り込めるように。それと、素直にはきだそうとしている。

あとは、うーん、そうですね。変に意識しないことも意識してます。先入観なしに。ざっくり話したいテーマだけもっていく。

氷山の一角から問いでじわりと深めていく。

自分自身の中にある「WILL」に耳をかたむける。

ーこんな人におすすめしたい。
未来のことを考えている人につかってほしい。漠然とした不安が未来にある人。自分が何に不安を感じていて、どういうことをしたいのかでてくるから。

自分の経験で話すと、リクルートってめっちゃWILLを聞かれるんですよね。WILL-CAN-MUSTのWILLを。おまえはどうしたい?と。でも、それを聞くよりコーチングうけたほうが絶対いい(笑)。

あれは究極の問いで、考えるきっかけにはなるけど少々乱暴な問いで、本質を自分では導き出せないこともある。だから、上司に問われても実務的な内容でWILLの話も止まってしまうことがある。自分のWILLを、意思を、もちたい、もたなきゃいけないなと思った人にコーチングを受けてほしい。

リクルートでなくても、上司と1on1面談で評価軸とか、どんなキャリアを歩みたいかとか話をすると思うけど、第三者のコーチにフラットにきいてもらえると、自分の中のWILLに耳をかたむけられる。

ー地域に入りたい人とかは?
それもあります!実はコーチとして1人担当していて、将来地元にもどりたいという人にやっている。

モデルケースが圧倒的に少ないんですよ。都会に働いていて情報を得ることがむずかしい。わからない。しれない。UターンやIターンをしたい人は、モデルケースをさがすより、自分で作っていくほうが腹落ち度が違う。都会にいると否定されると思うし、フラットな視点で相談できるコーチと話すと、素直に生きられるんじゃないかなと。精神的にも安定するので。

「人生の転機」を意図的につくる。

ー最後に一言。
コーチングに出会えたことをすごく感謝していて、振り返ると人生の転機をつくれた。出会えてよかった。

30歳になって、人生の規定路線をかえるという選択をなかなかとれないから、意図的に転機をつくれたのがよかった。けんせいさん、松田さん、2人のコーチに感謝してます。

大事だなぁ。よし、年末コーチングうけよ!お願いします!!(笑)

あとがき

はじめは、アドベントカレンダー企画に手をあげたけど、ちょっと重荷でした(笑)。書くことに苦手意識もあるし、実はこの文章、3000文字書いたところで一度全部消えてしまって投げ出したくもなったんだけど、なんとか書けてよかったです。

1年間はしけんのコーチをさせてもらって、あらためて一緒に振り返って、いろんな変化を伴走させてもらったんだなぁとしみじみ。コーチはセッションでは相手のことを知るための質問は多くはしない。だからこそ、こういう時間もいいなぁと思いました。

よし、次は別のクライアントにもインタビューしてみよう!やります。次は全消ししないように(笑)。

記事をよんでコーチングをうけてみたい!と思った方は、1月中旬から2枠空きがでます。twitterのDMなどで詳細を気軽にお問い合わせください。それでは、最後までありがとうございました。

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