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昔の失敗を思い出して”あーっ”となるやつあれ、名前ありましたっけ?

昔の失敗を思い出して”あーっ”となるやつあれ、名前ありましたっけ?

あったような、なかったような。

多分あったような気がします。完全に忘れましたけど。

今でも、ふとしたときに”あーっ”となることがあるんですよね。他のひともありますよね?

小学生のころ...天井裏で...

何かちょっとエッチな感じですけど、全然そんなエピソードじゃないです。

小学6年のころ仲の良かったY君としょっちゅうつるんで遊んでいました。特に笑いのツボが同じだったので、よくしょーもないことをしていました。

ぼくと違って頭の良かったY君は仲間だけが分かる暗号でひみつのやり取りをしよう!と急にいいだし、両手を器用につかって50音を表現する方法を発明しました。

しかし、手を使うので遠くからだと分かりづらいのと、何より難しすぎて理解することができずその暗号は一瞬にしてボツになりました。(笑)

教室にパソコンがやってきたときも、どうやってこれを使っておもしろいことをしようか。とY君と競うように遊んでいました。

そこで考えたのが、休み時間ごとに順番にパソコンを使って、どっちがおもしろいデスクトップ画像にするのかを競うゲーム。

Y君がどんな画像にしたかは忘れてしまいましたが、ぼくが海外のウエイトリフティング選手の画像に設定し、圧勝したのを覚えています。

「お前らはパソコンの使い方を間違ってる」と担任の先生にも笑いながら注意されました。

こんな感じでいつもくだらないことをして競い合っていたY君の家に遊びに行ったのは、ある雨の日の放課後でした。

確かテレビゲームをする約束だったと思います。

しかし、家に着くなりY君が「秘密基地みせてやる」といい、ぼくを屋根裏まで招待しました。

そこはけっこうな高さがあり、また小学生でもかなり狭いと感じる空間でした。ただそこは大人が知らないひみつの場所でした。

屋根裏とはいうものの、大きな柱以外は全部いわゆる屋根なので、ちょっと足を踏み外せば、バキッと壊れてしまうような場所です。

Y君は慣れているせいか、器用に柱を渡って移動していたが、正直不安でした。

で、なんとか屋根裏まであがったはいいものの、最後の一歩、変な態勢で登ってしまた影響で、足がつってしまったのです。

「痛い!!」

と思わず、柱以外の部分に足を着地させてしまいました。

すると、「バキっ!」と音がしたと同時に屋根が壊れ、20センチの正方形くらいの穴を開けてしまいました。

また運が悪いことのその屋根はつい1週間前にY君が壊した部分を修理したばかりだったのです。

「すみませんでした!」

と、Y君の家のひとに謝罪をし、「いいよ、いいよ。Y君がこんなところに連れてきたこと自体間違っているから。」とは言ってくれたものの、申し訳ない気持ちをなぜかずっと引きずっている30歳。

で、たまに”あーっ”てなる。


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