睡眠を見直す
つい最近こんな本を読んだ。
睡眠の常識を覆すようなとてもおもしろい本だった。
以前から睡眠時間を減らすことができると、もっといろんなことに時間が使えるのにな...と思っていたぼくにとってはタイムリーだった。
睡眠時間はひとによって異なり、ロングスリーパーもいればショートスリーパーもいる。しかしこれは遺伝で決まっているのだろう。と思っていた。
しかし、本を読んでみるとそれは違うらしく、著者はもともとロングスリーパーだったが、訓練を重ねることによりショートスリーパーに変化したらしい。訓練ってなんだろう。
睡眠時間は遺伝ではなくコントロールできるらしいのだ。
著者は今では1日45分しか睡眠をとらないんだとか。45分はさすがに短すぎじゃないかなって思ったけど、すごい。
で、この本に書いてあったことをひとつ実践してみることにした。
睡眠を小分けにとって、トータルの睡眠時間を減らす。というのをやってみた。
睡眠時間を一度にまとめてとるのは基本的に人間だけらしい。(ペットは別)なぜかというと、外敵から命を狙われる心配がほとんどないから。
よくよく考えてみるとサバンナに生息しているシマウマが一度に6時間も7時間も寝るのは考えられない。すぐ近くにライオンやハイエナがいるかもしれないと考えると、そんなにゆっくりしてられないですよね。
そんなシマウマたちは、1日かけて睡眠を小分けにしてトータルで3時間とか4時間とかとる。
著者が推奨しているのは、この野生動物と同じ睡眠方法。
また睡眠時間と寝不足に相関関係はないらしく、睡眠時間が短いからといって寝不足にはならないと主張している。(詳細については本を読んでみてください。)
睡眠時間が短くて眠たいと感じるのは、睡眠時間が短いと眠たくなるという思い込みがあるかららしい。これは実験でも検証されており、とても興味深い説だった。
実践結果をさきに結果からいうと、失敗だった。失敗というか小分けに睡眠をとっても眠気が収まらなかった。
5時:起床
8時:仮眠(15分)
9時~12時:仕事
12時半~仮眠(20分)
13時~19時:仕事
21時半~仮眠(30分)
22時~読書
23時~仮眠(30分)
23時半~熟睡
朝、昼、夜と仮眠をとって、夜の睡眠時間を減らそうと思ったが結果的に眠気がとれなかった。
朝と昼に仮眠をとるのはすごくよかった。頭がすっきりするし、仕事にスッと集中することができた。問題は夜。
21時半からとった睡眠は眠ることができず、30分横になっただけ。ちょっと身体が楽になった気はした。その後の読書はまあまあ、集中できた。
1時間くらい読書したところで、猛烈に眠気に襲われたので23時からまた仮眠をとることに。ここではしっかり眠れたのだけれど、全然すっきりしない。むしろもっと寝たいという欲求が出てきてそれに勝つことができなかった。
多分、睡眠が習慣化されているから遅い時間の睡眠は逆効果なんだろうな。
このあたりはもう少し試行錯誤してみたいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?