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【航空輸送 Part②】3種類の航空貨物輸送契約と航空運賃について🧑‍✈️:貿易実務検定C級対策 No.37

本日は航空輸送における
「輸送契約と運賃」について
一緒に学習していきます✨

航空貨物輸送契約の形式は
①直接貨物輸送契約
②混載貨物輸送契約
③チャーター輸送契約

という3つがあります。

そして、航空運賃についても
通常の場合と、混載貨物輸送契約の
場合とで若干異なる点がありますので
しっかりインプットしていきましょう💛

貿易実務のエキスパートを目指したい🔥

私が挑戦する貿易実務検定®
貿易に関連する自分の実務能力・知識が
どの程度のレベルにあるのかを客観的に
測り証明することができる検定です。

実際に、商社・メーカー等においては
勤務年数ごとに貿易実務検定の各級合格が
必須となっている企業もあるそうですね👀

貿易に携わる企業への勤務・転職・就職等を
お考えの方、インターネットによる個人輸入を
行う方や国際舞台で活躍を目指す方にとっても
「貿易実務検定®」は幅広く活用できますので
活躍のチャンスが広がるのではないでしょうか?

きっと私たちの生活に密接な「貿易」実務に
対する知識を身につけることで
これからの人生における選択肢も増え
もっと有意義なものになることでしょう


私も2024年4月から商社へ勤務する予定ですので
キャリアの中で、貿易実務のエキスパートを
目指していきたいです!

そして、私の将来的な理想像である
「世界と日本を繋ぐ架け橋のような人財」を
体現できるように努力していきたい
と思います🌏

まずは、初級レベルの該当するC級の取得
目標に、コツコツと勉強して参ります🔥

最終的には、B級、そしてA級の取得を目標に
英語学習も含めて取り組んでいきます!

※なお、本稿はあくまで試験対策の内容です。
したがって、実際のケースとは異なる場合や
簡略化した点が若干ありますが、その点に
関しましてはご了承ください🙏

これからnoteでアウトプットするなかで
皆さまに「貿易実務」の魅力を
お伝えできたら幸いです!
ぜひ、最後までご愛読ください📚

前回のお復習い💖

航空貨物輸送契約について

航空貨物輸送契約には、以下の3つです。
①直接貨物輸送契約
②混載貨物輸送契約
③チャーター輸送契約

航空輸送でも利用航空運送事業者が
(自らは輸送手段を持たない混載業者)
輸送人として認められており
航空貨物契約輸送の多くは
利用航空運送事業者による②の方式
混載貨物輸送契約によるもの
です👍

それでは、以下に3つの輸送契約
について要点を整理します!

①直接貨物輸送契約

これは、荷主が航空貨物代理店を通して
または航空運送事業者(航空会社)と
直接契約し、空港から空港までの契約です。
※実際にはほぼ代理店経由での契約👀

航空貨物代理店は航空会社との
代理店契約に基づき、集荷や
運送の引受け、運送状の発行をします。

なお、代理店はIATAの代理店資格を取得
していますので、IATA加入の航空会社であれば
全て代理店として業務を行うことができます👍

このため、直接貨物輸送の契約は
航空会社の運送約款、規則
運賃率などによって締結されます🤝

②混載貨物輸送契約

利用航空運送(混載貨物輸送)とは
航空機を持たない輸送人である
利用航空運送事業者が

運送人の立場で、複数の荷主から
小口の貨物を預かって、収集した
小口貨物を一口の大口貨物にまとめ

今後はその大口貨物の荷主として
重量が大きくなるに従って
運賃率が安くなる「重量逓減制」等
利用して輸送してもらう形態です。

したがって、利用航空運送事業者は
小口の貨物を持ち込む荷主に対して
仕向地までの独自のタリフ(運賃表)を持ち
そのタリフの運賃と航空会社のタリフの
運賃の差がメインの事業収入となります💴

これらの利用運送事業者は
契約に基づいて独自の運送約款を持ち
その約款と運賃率などをベースに
荷主との間で運送契約が締結されます👍

③チャーター輸送契約

チャーター(不定期)航空輸送とは
海上輸送における不定期船(Tramper)の
用船契約と同じような内容です!

つまり、荷主と航空会社との間で
運送期間や日時を指定し
各航空会社が独自に設定した運賃で
航空機の全スペースを借り切る契約です。

航空運賃の仕組み💺

通常の航空輸送は、定期船と同じくひとつの
路線に対してIATAに加盟している各航空会社が
共通に定めた運賃
に基づいています。

この際、運賃率や運送約款は
IATAが定め、関係国政府の許可を受けた
空港から空港までとなります👀

これに対して、利用航空運送事業者による
混載貨物輸送の運賃率は、IATA運賃率の
一般貨物に対する重量逓減制やコンテナ利用割引制度などを活用して、個々の利用航空運送事業者が特定仕向地向けに設定したものです!

いずれの運賃も国際航空貨物輸送運賃は
原則として「出発国の通貨建て」
になっていることを覚えておきましょう👍

本日の解説はここまでとします!

次回は、航空輸送において
最も重要な単元である
「航空貨物輸送状:AWB」
について一緒に学習しましょう💛

なお、本投稿シリーズ作成における
参考資料は、以下の通りです。

英語の学習にも繋がりますので
勉強するモチベーションが
より一層高まりますね✨       

おすすめマガジンのご紹介🔔

今後、さらにコンテンツを
拡充できるように努めて参りますので
何卒よろしくお願い申し上げます📚

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