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【過去問演習 Part8🌈】覚える内容にもきっちり優先順位を付けて、取り組みたい💚:乙種第4類危険物取扱者試験対策 No.75


前回の復習はこちらから👍

2024年7月10日、乙種第4類の試験に
無事合格することができました。

これから危険物乙種第4類を受験されようと
する方へ有意義な投稿になれば幸いです💛

第4類危険物の区分🌟

第4類危険物の概要は、以下の通りです。
これは、最優先で暗記すべき事項です。

なお、以下にまとめる表において
上にある油類のほうが危険性が高い
(下にある油類のほうが危険性が低い)
という認識でお読みいただけると幸いです!
※危険等級と指定数量もセットで覚えましょう!

筆者作成:第4類危険物の概要

消火設備は絶対にマスターしたい🔥

第1種:屋外/屋内消火栓設備
第2種:スプリンクラー設備
第3種:泡/水蒸気/ハロゲン化物/粉末
   不活性ガス消火設備
第4種:大型の消化器
第5種:小型の消化器、膨張ひる医石
    水バケツ、乾燥砂

第4類の危険物の火災に対して
棒状の水消化器は不適切🔖


【理由】
第4類の危険物の多くは、水よりも軽く
かつ、不水溶性の性質が多い。
このため、水をかけるとその表面に
油膜として広がり、燃焼範囲も広くなる

危険物は、指定数量の10倍を
1所要単位とすること

重要:消火設備の適応表

市町村長等による「措置命令」

①危険物の貯蔵・取扱基準遵守命令
②危険物施設の基準適合命令
※修理、改造または移転の命令

③危険物保安統括管理者または
 危険物保安監督者の解任命令

予防規程変更命令:火災予防のため

危険物施設の応急措置命令

⑥移動タンク貯蔵所の応急措置命令

使用停止命令🚫

①貯蔵取扱基準遵守命令違反

②未選任等
・危険物保安統括管理者の未選任
・危険物保安監督者の未選任

※保安という業務管理をさせていない場合も含む

③解任命令違反
・業務を行わせることが、公共の安全の維持
もしくは災害の発生の防止に支障を
及ぼすおそれがあると認められたとき

【過去問例】組み合わせパターン

1.製造所等の位置、構造及び設備が技術上の基準に違反しているとき
⇒製造所等の修理、改造または移転命令

2.製造所等における危険物の貯蔵又は取扱いの方法が、危険物の貯蔵、取扱いの技術上の基準に違反しているとき
⇒危険物の貯蔵、取扱基準遵守命令

3.製造所等において、危険物の流出その他の事故が発生したときに、所有者等が応急措置を講じていないとき
⇒危険物施設の応急措置命令

4.公共の安全の維持又は災害発生の防止のため、緊急の必要があるとき
⇒製造所等の一時使用停止命令又は使用制限命令
※「緊急使用停止命令」に該当

5.危険物保安監督者が、その業務を行っているとき
⇒危険物の取扱作業の保安に関する講習の受講命令

引火点について🔥

引火点とは、火を可燃物に近づけることにより
可燃物が燃え出す最低温度のことです📝

ジエチルエーテル:-45℃ (高:危険)
ガソリン:-40℃以下
メチルアルコール:11℃
灯油:40℃
重油:60℃
ギヤ―油:220℃
アマニ油:222℃       (低)

このように、引火点が-40℃以下のガソリンは
常温(20℃)で火を近づければ、簡単に引火して
しまうため、取り扱いには要注意ですね🔖

火災・消化・予防

火災:火による災害
消火:火を消すこと
予防:悪い事態が発生しないように備えること

総じて、取り扱う危険物の「性状」に適した
「消火」と「予防」が必要となるのです👍

例えば、ガソリンは非水溶性かつ水よりも
比重が小さいため、水による消火はNGです🔖

第4類危険物に共通する特性と関連事項🌟

今回は、第4類危険物に共通する特性と
関連事項について一緒に学習していきましょう。

なお、これらは大まかな傾向であり
該当しない危険物があることには注意です📝

可燃性蒸気が引火する

第4類危険物は、全て引火性の液体であり
液面から引火性蒸気が発生します💭
この可燃性蒸気の温度が燃焼範囲内の状態で
あれば、引火源が与えられることにより
危険物が引火してしまうことになるのです。

可燃性蒸気は空気よりも重い

第4類危険物から発生する可燃性蒸気は
蒸気比重が1より大きいため、空気より重く
低所にとどまるという特徴があります📝

静電気をためやすい

水に溶けにくい第4類危険物は
不良導体(絶縁体)であることが多いです。

電流が流れにくい不良導体(絶縁体)は静電気
を発生しやすく、静電気をためやすいのです💡

発火点が200℃以上の危険物が多い

第4類危険物の発火点は、200℃以上
であるものが多いことが特徴になります🔥
例外)特殊引火物:二硫化炭素(90℃)

無色または無色透明のものが多い

第4類危険物の色は、無色または
無色透明であるものが多いです。
なお、判別のために着色料を添加
することで対応している場合もあります。


危険物に関する諸法令🌟

本日のアウトプットはここまでとします!

社会人生活も始まり、大学生の頃と
比べて、相対的に可処分時間も少ないですが
毎日30分でも継続できるように精進します!

資格勉強という手段を有効活用したい💖

私の趣味の1つである「資格勉強」という
手段を活用して、これから本格的に突入する
社会人生活をより良い時間にしていきたいです🌈

大切なことは「目的」と「手段」を明確に
区別して、取り組むことであると思います。
要するに、試験に合格し、資格を取得することが
目的ではない
ということです。

資格勉強という手段を講じて、仕事に繋がる
学習を効率良く進めていくことが本望です!

私がこれから学習していく危険物取扱者乙4
危険物取扱者試験のなかでも需要が高い資格
であると言われることが多いです。
なぜならば、危険物取扱者乙4は、さまざまな
職種や職場で需要が高く、転職や就職の
際に有利に働きやすい資格であるからです👍

なお【乙種第4類危険物取扱者試験対策】
向けの投稿を作成する上で、以下の3点には
あらかじめご了承いただけますと幸いです。

①会社の守秘義務を徹底して遵守すること
②参考資料の適切な引用を心がけること
③収益化をせず、趣味として継続すること

毎日コツコツと、計画的に勉強を進めていき
なるべく早く受験&合格を目指します🔥
今後も、私と一緒に乙種第4類試験対策
を進めていくことにしましょう💖

第4類危険物取扱者試験の試験科目📚

危険物乙4の試験科目は、以下にまとめた
「危険物に関する法令」
「基礎的な物理学及び基礎的な化学」
「危険物の性質並びにその火災予防及び
消火の方法」
の3つとなっています🔖

そして、この試験時間は2時間であり
問題構成は、法令についての出題が15問
それ以外の2つ(化学基礎、危険物の性質等)が
各10問の計35問出題される試験となります。

そして、5つの選択肢の中から解答を1つ選ぶ
マークシート
での回答になっているのです!

乙4の合格ライン

合格するためには、科目ごとに
60%以上の正答率が必要
となります👀
つまり、1科目でも60%に達しなければ
試験に合格できないことになります。

<試験構成と最低ライン>
法令:9/15問
化学基礎:6/10問
性質・消火:6/10問

合格率からみる難易度

試験実施状況(3月) - 一般財団法人
消防試験研究センター
によれば
危険物乙4の合格率はおよそ30~40%です👀

これは、難関として知られてい
る危険物甲種とほぼ同等の合格率なのです💦

その一方で、乙1~3類、5類、6類の合格率が
60%台くらいですので、この数字をみても
乙4の合格率が低いことがわかります。
なかなかチャレンジングな試験ですね👀

本投稿作成における参考資料

元素周期表

これらの資料をベースに、今後も乙種第4類
危険物取扱者試験
対策を進めてまいります!

おすすめマガジンのご紹介🔔

今後、さらにコンテンツを
拡充できるように努めて参りますので
何卒よろしくお願い申し上げます📚

最後までご覧いただきありがとうございました🌈

まだまだ浅学非才な私ですが
noteという最高の環境を活用して
日々、成長できるように精進します🔥

アウトプット前提のインプットを体現する
ことができるのは、本当に有意義であると
思いますし、成長の記録としても残るので
非常にやりがいを感じています。

社会人になってもnoteはなるべく
継続していきたいことではありますが
あくまで趣味としての取組みになりますので
優先順位を大切にして活動していきます!

お気軽にコメント、スキ&記事の共有
そして私のアカウントをフォローして
いただけると大変嬉しく思います✨

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