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信じ抜くチカラ

「自分を信じる」というのは簡単なことではないですが、強い想いはとても大切だとつくづく感じます。

可能性を信じることから全ては始まるので、願えば叶うわけではないでしょうが、信じることは現実を動かすチカラがあるのだと思っています。

想念が現実を動かす。

理屈ではなく、根拠のない自信。

次世代の子供達とテニスを通じて触れ合っていて感じることは、理屈で物事を考えしまうがゆえ、能力を簡単に割り出してしまう傾向性があります。

その言葉からはどこかで自分の可能性を諦めているようにも聞こえます。

必ずできる。やればできる。必ず成功する。

そんな根拠のない自信が必要なのです。

子供が未来の成功を信じていること。
親が子供の未来が成功すると信じ抜いていること。
指導者が子供(選手)の成功を信じていること。

競技のレベルも高くなればなるにつれ、不安な日々が増し、能力を疑うこともあるでしょう。
笑顔の裏では常に不安と戦い、冷静になっているのはトップアスリートの共通点です。

そんな時は指導者がリーダーシップを発揮し、徹底的に選手の可能性を信じ、導いてあげること。そして、親は子供に「大丈夫」のたった一言で勇気が湧くこともあります。

信じるチカラを養うのは、

周囲の意見にいちいち流されない。
しがらみにとらわれない。
前例はただの前例で成功につながるとは限らない。

そんなところが鍵になるかもしれません。

スポーツにおける勝敗の先にある価値とは、こういった些細な取り組みから始まるものであり、人を育てるというのは技術や理屈、方法論だけを学ぶのではないということ。

どの環境であろうと、どの分野であろうと、必ずできるという信じる抜くチカラが大切であり、人を育てる「心の力」とはそういう目に見えない価値ではないでしょうか。

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