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次世代の子供たちが社会に与える価値

地域のテニス普及の一環としてスタートしているテニス型授業「テニピン」

テニピンとは?
https://fukyu.jta-tennis.or.jp/teniping/about.html

石川県内灘町という日本海に面した綺麗な街で内灘町スポーツ推進委員会、内灘町教育委員会、スポーツ普及のプラッツうちなだの皆様のサポートでテニス普及イベントが実現できました。

指導者がテニス(テニピン)を教える。というのはごく普通なことです。

今回は運営しているテニスを通じての次世代育成、CLUE Academy of Tennisの選手たちに「仕事」をしてもらいました。

仕事なので、当然報酬が発生します。

選手たちは基本普段から与えてもらうことが日常です。(学校での学び、家族からのサポート、アカデミーでの練習など)

では、人に何か(価値)を与えることで報酬を得る。つまり仕事を体験してもらうものでした。

今回体験してもらうスポーツマネジメントの仕事の醍醐味は「知性」「アイデア」「戦略」「人脈」などをサービスとしており、知的産業の領域にあたります。

つまり、見えない価値、サービスを提供して対価をもらうビジネスなのです。

もっと言い換えると、目に見えるモノを売るというより、目に見えないモノを売る。と言うべきでしょうか。

選手たちが価値として提供できること
- 時間(を提供)
- テニスの知識(を提供)
- テニスの経験(を提供)
- 人としての徳(を提供)
- その他選手各々がもつ個性、強み(を提供)

子供だからと言って、仕事はまだ早いなんてことはありません。
今ある能力で仕事なんていくらでもできる。そう理解しておくべきです。

そして、今回のような普及活動は大人が目の色変えて普及を訴えたり、奔走するより、子供が楽しく活動している姿をみるのが一番効果があると感じたことです。

つまり、

子供にしか与えれない価値が社会には存在する。

これは子供達が仕事する姿をみて学びました。

また、時代は変わり、見えていた未来がより不明確に、社会の業務形態もどんどん変わり始めています。組織より、個の時代がやってきたのではないかと感じています。YoutuberやSNSなど、デジタルマーケティングを利用してビジネスをする人材、組織の名前より、個の名前の方が有名になるというのは、個の時代の象徴でしょう。

組織から決められた時間を仕事をして安定した給与をもらうというのは今までの時代では通用しましたが、おそらくそのような形態も変わるものだと予想しています。

また、肩書きの権力というのもおそらくそこまで意味を成さないでしょう。〇〇理事長、〇〇代表などの組織のトップはおろか、それよりも、あなたは何ができるの?という能力を試されることに比重があると言いたいです。

国家も、政治も、文化も、経済もすべて形あるものは必ず変わるということ。

経済格差がどんどん広がる近い将来。

間違いなく、言われたことだけを忠実に取り組む人材は生き残れないでしょう。

良いか悪いかではなく、まずはやってみる。
否定からではなく、まずはやってみる。

興味をもってやってみないとわからないことの方が多いのだと思っています。

というより、やらないと悔いが残りませんか?

当たり前とされているものを疑うことから始まり、常に自分の能力を磨くことが将来、どんな形の社会であっても胸を張って生きていけるのだと信じています。



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