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【次の週末こそ生まれかわる!】と決意した方へ〜計画された不確実性への備え〜

連休が終わり十分リフレッシュできたでしょうか?連休はいっぱい遊んだので、

次の週末は、自分のための時間を取ろう。
次の連休こそは、内省しよう。
次の連休こそは、絶対に将来を考え直そう。

私たちはこうした決断を何度もします。残念ながら、あまりうまく行きません。なぜなら、変わることは決断しながら、何になるかはわからないという不確実性を受け入れる準備が不足しているからです。本などを読んで何かを学んでも、それは予定調和であることが多いです。なぜなら、欲しい情報を取りに行くからですね。

そうこう考えているうちに、月日は流れ、何年も過ぎたという人がどれほど多いことでしょう。これは、ある種の「不都合な真実」なのですが、利口な人とは現状設定した目標に自己を最適化できるため、そうした人ほど「自己変容」=予期しない自分になることは苦手であり、結果的に外部環境の変化には弱くなります。変化が激しくなるほど、エリートの脆弱性が指摘されるのはそのためですね。自己の周囲を超えた環境変化へのレジリエンス力が低いのです。むしろ一部既得権もあるため、抵抗勢力になる要素をうちに抱えています。

「変化する」とは、これまでの思考の延長線上にはないことなので、具体的にどのように変わるかはわからないのです。そしてそれで良いのです。

「自分で自分を生む」

これは、それほど容易なことではありません。蝶になる青虫には織り込まれたことであっても、人間が自分を産み直すのは容易ではありません。なんらかのきっかけが必要でしょう。また、青虫は決して蝶がどんなものなのか予想できません。もし、皆さんが、それほど大きな変化をしようと思うなら、人の力を借りることを、恐れなくて良いと思います。元々、私たちは自分の力で生きていると勝手な誤解をしているだけで、何人たりとも自分の力で生きておらず、この地球という系全体に活かされています。

また、人間にとって幸運な機会というのも、必ず、なんらかの形で他者からもたらされます(天から降っては来ません)ときに、それは予期しない形で。そのとき、チャンスに対して自己が開いているかどうかがポイントです。チャンスは、今までの戦略の延長にないことも多く、そうしたセレンディピティは、予期しない時と場所で起こります。そうしたセレンディピティ意図的に起こすため、科学者は散歩をしたり、お風呂にゆっくり入ったりします。そのための環境設計ですね。

人類が地球上で最も発展したのは、最も牙が鋭いからでも、最も筋力が発達したからでもありません。言語を使い物語を共有し、協働できるからです。他者と共存するのが大切なのは、互いに影響し合い、ポテンシャルを最大化するためです。そうした、ギフトのような助けは、意図せざるところからもたらされる。だから、祝福といいます。

私たちが本当に求めているものは、富でも物質でもありません。私たち求めているのは安心です。なぜなら、生活の動機が「不安と恐れの解消」だからです。私たちが本当に求めているのは、海外旅行でも、別荘でもありません。私たちが本当に求めているものは、魂を揺るがすような体験です。そして、心から「自分らしい」体験を、人生という旅を通じてしたいと思っています。

人は、一瞬で変わることはできるのですが、それには、ある種の学びや、そうした心理的安全な場は必須です。会社も家庭もそういう場ではありません。自分の話を聞いてくれる場を持っている人は多くありません。ならば、意図的に3rd Placeとして、「計画された不確実性」をもたらす場が必要となるでしょう。


WaLaの哲学では、こうした「計画された不確実性」を意図的に人生にもたらしたい人のために、内省の型と、体験、それを可能とする心理的安全な場を設計しております。

今年もあと3ヶ月!2020年を、「コロナ禍をきっかけに社会が変わった年」とするのか、「コロナ禍をきっかけに自分が変わった年」とするのかは私たち一人ひとりの決断にかかってます。

10月開講のクラスに向けた説明会は、いよいよ今回が最後の1回となりました。2020年実施の「WaLaの哲学」もこの10月開講がラストです。この機会を活かして欲しい、と思います。

WaLaの哲学 説明会【無料】

9/25(金)19:30~ @zoom

▼詳細・お申し込みはこちらから
https://wala.jp/

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