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中小企業は海外進出する必要があるのか~進出すべき理由~

1.自己紹介

株式会社ケンドマネジメントです。
2006年から海外進出を目指す中小企業さまのサポートをしています。
発展途上国・新興国を得意としており、中でもベトナム、インドネシア、ミャンマーは、自分たち自身の海外事業も実践してきています。
これまで私たちが経験してきた成功談、失敗談、ありがちリスク、ニッチ市場情報など、海外進出で役立ちそうな情報をNoteを通じて発信していきます。

余談ですが、ケンドマネジメントの名前の由来について。
「ケンド」は「捲土重来」という言葉から頂きました。

けんど-ちょうらい【捲土重来】
一度敗れたものが、再び勢力をもりかえして攻めてくること。一度失敗したものが非常な意気込みでやり直すこと。

海外進出という新しい市場を目指す時、失敗や間違いもあります。
ですが、そこで諦めずに何度も挑戦することで、しっかりとした礎を築いた海外事業が造り上げられるのだと思います。そんな思いを持って、皆さまに役立つ情報提供をしてまいります。

2.YouTubeチャンネルについて

ケンドマネジメントでは、NoteだけではなくYouTubeで動画配信をしています。活字で読むより動画でサクッと知りたい方は、是非、ケンドチャンネルをご活用ください。
基本的に、Note記事とYouTube動画の内容は連動していく予定です。
https://www.youtube.com/channel/UCf8l9BSpTLLd3leDFyPrdCA/videos

3.中小企業が海外進出すべき理由

「海外進出すべき理由」
これには、はっきりと3つの理由を挙げることができます。

理由①:日本市場の縮小
メディアで報道されている通り、少子高齢化により日本の人口はどんどん減少しています。2019年時点では1.2億人だったのが、2030年には1.1億人、2050年には9500万人にまで減少すると言われています。
市場規模は人口規模とイコールであるため、規模の縮小に歯止めがかかりません。これに加えて、1990年代からのデフレ傾向により、購買力がどんどん低下してきています。当然、日本市場の規模の縮小はこのまま継続することが予想されます。

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理由②:海外市場の拡大
日本とは真逆で、世界の人口は増加傾向にあります。2019年には77億人だった人口が、2030年には85億人、2050年には97億人まで達すると言われています。市場規模の拡大は人口規模の拡大とイコールですから、日本企業がアクセスできる市場はどんどん大きくなっていると言えます。

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理由③:貿易自由化・規制緩和の流れ
これが、海外進出すべき最も大きい理由です。
貿易自由化が促進され、各国の規制が緩和されることで、世界市場へアクセスできるハードルが大きく下がってきています。
例えば、日本も加盟しているTPP11(環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定)の発効により、将来的には加盟国全体で全ての関税が撤廃されることになります。
貿易を受け入れる国々でも、外国の資本を取り込むために、外資規制の緩和、優遇措置などが始まっています。例えば、ある国では、投資をした国で5年間は法人税が免除される、といった措置が行われています。
世界中で、自由貿易が加速する動きが始まっています。

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現在、コロナ禍で海外事業は停滞しています。
それでも「モノの流れ」は止まっていません。また、昨今のIT技術の向上により、オンラインでのコミュニケーションツールが飛躍的に改善しました。JETROのような政府機関でも、オンライン商談を推進しています。
アフターコロナでは、これまで抑圧されていた状態から解放されるため、早いスピードで海外ビジネスは広がっていきます。停滞している今から、その対策を取り始めることが非常に重要だと思います。

ご参考までに本内容の動画版をご紹介します☟

次回は、海外進出のメリットとデメリットについて説明します。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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