Webディレクターが半年間プログラミングを勉強してみたけど、全然プログラムを書ける様にならなかった話①

猫も杓子もプログラミング!のこの時代。私も流れに乗って半年間程プログラミングを勉強してみたけど、全然自分でプログラムを書けるようにならなかったよ!という残念なお話し。

これから「よしゃ!プログラミングやっちゃるか!」という人が読んで反面教師的に少しでもに参考になれば幸いです。

Progate CTOの言葉

この記事を書こうと思ったきっかけがこのnoteを読んだから。Progate(オンラインでプログラミングを学習できるサービス)のCTOの方が会社を退任する報告をしている記事なんですが、文章後半「最後に、プログラミング初学者の方、これからチャレンジしたい方に伝えたいこと」の内容がとても自分にとって胸が痛い内容だったので、中途半端な形で終わってしまった自分のプログラミングへのチャレンジについて文章にしてみようと思いました。

私がプログラミングを学ぼうと思った理由

私はもともとアパレル系の仕事などをしていて30才からWeb業界に飛び込んだので、Web業界で一般的なコースである「コーダー、Webデザイナー、エンジニアといった専門職を経験した人がその経験を生かしてWebディレクターになる」というコースを通っていません。Web業界に入った瞬間からWebディレクター。

そんな私なので、Web業界に入ってから暫くびくびくしながら仕事をしていました。「JavaScriptで何ができるのかとか良く分からんし、サーバ周りとかイミフだわ…。」

それでもWebディレクターとしてお客さんからきた質問には答えないといけないし、「今回はこんなシステム構成で、こんなWebアプリケーションを開発します。」なんて話を分かったふりしてしないといけません。

WebディレクターがWebの裏側を理解しないまま案件を進めると、とにかく炎上します。お客さんから「こんな事やりたいんですけど出来ますかね?」と言われたときに、それを実現する為の工程、難易度を想像出来ないんだからそりゃあ事故のもとですよね。調子よく「お任せを!1週間位でできまっせ~!」なんて言ったら最後、エンジニアの方に「2カ月はかかるよ。予算も増額しないと無理だよ。」とかえされて、炎上コースまっしぐらとなります。

そんな「右も左も分からない」形でWeb業界でのキャリアが始まった私は、ずっと「Webの裏側、プログラムやサーバの事をきちんと理解したい。」という思いを抱えながら仕事をしていました。

G's academyは志のある学校

ある程度日常の業務にも慣れ、先輩のアシスタントという立場から一人立ちする事を考えた際に、「やっぱりこのママじゃまずい!きちんと勉強をせねばっ!」という事で、友人が通っていて評判を聞いていたG's academyというプログラミングスクールの週末コースに通う事にしました。実際に通っていたのは2017年8月~2018年2月までの約半年間です。

G's academyについてはググればいろいろな偉大な先輩(学校を卒業して起業した皆さん)の記事や、学校としての特色が分かるので割愛しますが、なるべく簡潔に私が感じた学校の特色を紹介をすると「セカイを変えるGEEKになろう。という理念に対して本気で取り組み、プログラミングを教えてあげる学校ではなく、プログラミングを自ら学んでいく力を身に着けさせる事に重点を置いた学校。」という感じかと思います。

他にこういうプログラミング学校があるのかは知りませんが、G's academyではIQテスト、もしくは企画プレゼンで合格しないと入学出来ないというハードルがあるため、クラスメートになった人たちも有名企業や有名大学出身の方が多く、基本的なスペックが高い方が多かった気がします。

学校に通っている間どれ位勉強していたか?

私が通っていたのは週末コースでしたので、土曜日に14時~18時で授業があり、そこで毎回次の週までにやってくる課題が出ました。課題提出は木曜日の夜中の12時までと決まっているので、土曜日の授業終わりから木曜日の12時まで、仕事以外の時間がひたすら課題に取り組む時間となります。この頃は、ざっくりとですが、平日に4時間程度、休日に10時間程度はプログラミングの勉強にあてていました。勿論、仕事が忙しいタイミングや、どうしても外せない家族との予定などもありましたので、完璧にこのスケジュールをこなしていた訳ではありませんが、自分で振り返っても結構頑張っていたし、社会人が仕事+αで通うスクールに費やす時間としてはなかなかの量かと思います。

でも、今私は全然プログラミングが書けません。

長くなるので次週に続きます。





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