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「健康リテラシー講座」受講後まとめ

7月25日に「健康づくり推進者のための『健康リテラシー講座』を受講しましたので、気になったところや興味深かったところをまとめました。

1,健康リテラシー講座

「健康リテラシーの支え方」
  横山 啓太郎 氏
  東京慈恵会医科大学 大学院 健康科学教授

①感想

おおむね自分が普段から考えていることとほとんど同じことをお話しされているな、と思いながら拝聴しました。

(私も慈恵医大で働いていたことがあるからだろうか?慈恵の看護理念が好きで就職しました)

正直本当にその通り、だと思うし、実際私がPodcastやブログなどで伝えていることです。

ただ私は病院が好きではないから(元看護師なのに)、なるべく通わずに済むように健康でいられるよう、今後も努力をしたい(フィットネスクラブには通いたい)、というのはありますが、何かあったらすぐ治療を受けるのも大事だなと改めて思えました。

また、最後の方で先生は「七つの習慣のB項目(緊急でなく重要な事)が財産」とおっしゃっていたのですが、皆さんは七つの習慣という本を読んだことがありますか?

読んだことがない方は一読をお勧めします。(より分かりやすくなったしたものや漫画版もあります)

【第三の習慣:重要事項を優先する(最優先事項を優先する)
緊急度ではなく重要度を優先する】より


A項目(=第一領域)とは緊急かつ重要な事(=消費:要は今やらなくてはいけないこと、締切の迫った仕事など)

B項目(=第二領域)とは緊急ではないが重要な事(=投資:すぐに役立つわけではないが、今からやれば将来役に立つこと。健康づくり、自己投資、より良い人間関係づくりなど)

C項目(=第三領域)とは緊急だが重要ではないこと(=浪費:どうでもいい会議など)

D項目(=第四領域)とは緊急でもないし重要でもないこと(=空費:どうでもいい遊び、役に立たないこと)

Franklin planner 
https://www.franklinplanner.jp/c_fpl/selfstudy/ss-17.html

B項目は金融投資と一緒で、今すぐにリターンがあるわけではありません。

しかし、(利益が出ればだが)複利で返ってくるものですし、投資の複利の効果は大きいですよね。

同様に、人生にも「投資」することで将来何倍にもなって自分に返ってくるものだと思います。

そういうことを大事にした方がいいとおっしゃっていましたが、私もその通りだと思います。

そしてそれは健康づくりに対してだけでなないですよね。

自分のやりがいや生きがいを作ることでもあります。

そして最終的には結局生きがいがあることで「これを一生続けるためには健康でいたい」と思えるようになります。

その為には自分と向き合う時間を作ることも「投資」となります。

自分の人生を考える時間は大事な「投資」の時間です。(どうでもいい事考えたらだめだよ)

長期的な視野で人生をみること
長期的な視点で物事を考えること

これが私たちの健康を生涯にわたって作り、その健康という土台を元に私たちの望む人生を形作っていきます。

ということで、講演の内容は下記です。

②クイズ

Q1.便潜血陽性で大腸がんの割合はどれ?
①20% ②10% ③3% 
A.③3%

Q2.0歳の赤ちゃんが癌にならなければ寿命は何歳延びる?
①3年 ②9年 ③15年
A.①3年

Q3.40代男性で糖尿病が強く疑われる人のうち、きちんと治療を受けている人の割合はどれ?
①70% ②50% ③30%
A.②50%

Q4.1970年に心臓カテーテルで救命された率と現在の救命率はどのくらい違うか?
①ほとんど変わらない ②4倍 ③10倍
A.②4倍 

Q5.心筋梗塞で亡くなった方のうち病院に行く前に亡くなる方の割合はどれ?
①5% ②10% ③40% 
A.③40%

Q6.80歳で認知症の方の割合はどれ?
①50% ②30% ③15% 
A.③15%

③クイズより

・何かあっても受診しないから亡くなる
・医者と世の中の人たちの健康に対する価値観が大きく違う

【感想】
思った回答と違ったものはなかったですか?
私はありました。
便潜血でも大腸がんではない可能性の方が高いなら、さっさと病院行った方がいいですよね。
データがすべてではありませんが、このような客観的なデータは私たちが「怖いから病院に行きたくない」という気持ちを変えてくれ、身体的な不快感や精神的な恐怖感から早く解放してくれるものだと思いました。

④寿命について

ピンコロで逝けるのは20人に1人
・最も寿命に影響を与えるのは「人とのつながり」という研究結果がある。

⑤認知症について

・認知症になりたくない、という人多いが、40歳の時運動不足の人20年後の脳の萎縮が強くなるという研究ある
毛細血管が認知症にも影響する
・毛細血管を増やすのは運動。運動しなければならない。

⑥医療について

・「病気のことを考える」のと「健康のことを考える」のは実は違う
違う。
・医者は検査データを見るだけではだめ
・EBM(EBMとは「Evidence-Based Medicine」の略称で、「根拠に基づく医療」)はマーカー医療(平均点と比べる為の情報)
・メタボ健診や特定保健指導の1年後効果はほとんどなかった
・つまり平均値と比べるのが意味がない
・論文は製薬会社が多額のお金をかけている作成しているもの
・健康診断でパーフェクトの人でも脳出血を起こす→冬に神社に行ってもらったら血圧227に上がった→この人には「寒いところに行くな、ダウンきて行け」などと言うことが本当の医療ではないか?
・EBM研究は間違っているかもしれない

つまり・・・
●人によって個体差がある
●定点データがすべての状況を指示しているわけではない
●情報は刻々変わる、軸自体も変わったりする

ということは、健康づくりに大事なことは
①健康リテラシーを上げるために生体の仕組みを知る
②情報を自分から取りに行く
③自分で考える力を持つこと

2,健康経営無料相談やってます

BodyVoice株式会社では健康経営の初回無料相談を実施しています。

ご相談日程が決まりましたら、下記ヒアリングシートをお送りします。(複数ページあります)

必要事項をご記入の上、面談時にお持ちください。

当日こちらのシートを用いて、直接聞き取りさせていただくことも可能です。

東京の事業者様の場合は、オンライン・オフラインどちらでも可能です。

東京以外の都道府県のお客様はオフライン(zoom)が中心となりますが、近隣の方はご相談ください。

3,お問い合わせ

BodyVoice株式会社
代表取締役 
健康経営エキスパートアドバイザー
五十嵐めぐみ
東京都目黒区鷹番3-11-16
ルミエ学芸大学205
HP:https://www.bodyvoice-japan.com/
mail:kenkou@bodyvoice-japan.com



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