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問題39 梯子から落ちた 36 歳男性が腰痛と右脚痛を訴えています。右外果と右足の小指の外側にしびれがあるそうです。 体幹を左に傾ける姿勢をすると、痛みが治まるそうです。 症例の病歴に記載された皮膚文節(デルマトーム)疼痛パターンに対応する運動レベルを、 最も効果的に調べる検査は次のどれですか?


  1. 膝の伸展に抵抗をかける

  2. かかと歩き

  3. アキレス腱反射

  4. 膝蓋腱反射


1.膝の伸展に抵抗をかける


大腿四頭筋の検査と考えると支配神経は、L2〜L3になる


2.かかと歩きは何のための検査


かかと立ちできない・やかかと歩きができない場合、できても左右差がある場合、L5神経(第5腰神経)問題です。


3.アキレス腱反射は、何のための検査


下腿三頭筋反射テストとも呼ばれ,仙髄(S1,S2)の神経根障害を検査するテストです。 足のアキレス腱をゴムハンマーで打診することによって生じる反射を確認します。 正常な場合は,足が底屈(足首の関節を伸ばしてつま先立ちになるような状態)します。

4.膝蓋腱反射


大腿四頭筋反射テストとも呼ばれ,腰髄(L2,L3,L4)の神経根障害を検査するテストです。

答えは、デルマトームを考えると3になります。

あなたはこの問題、解けましたか?

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